株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(1.24.06)

2006-01-23 15:56:11 | 明日のモニタリング銘柄
前場に挙げた36銘柄のうち、今日の引けまでにその勢いを保っている銘柄をスクリーニングしました。

条件は、今日の寄りより高く、前日(1月20日)の安値より高く終わっているかどうかという簡単なものです。

1.8936リプラス
 さすがに引けにかけてゼロまで落とされました。良く踏ん張った方でしょう。

2.2458フルキャストテクノロジー
 この株大健闘でした。これでOSCも+1%です。PERがまだ44倍程度なのが評価されているのかどうか?不明です。

3.4238ミライアル
 元来半導体の世界的な好況に支えられて株価がじり高を辿っていた銘柄です。OSCが70%と1%ですがコンバージェンスして終わっております。PER43倍は高いようですが、シリコンウェハーの容器でダントツの技術を擁することが、こういう場では効きます。

4.8939大和システム
 この株、業態転換中とやらのPER18倍の会社です。今日はしぶとく残りました。今回の下落相場でもボラリティがもっとも安定していたようです。

5.2314レントラックジャパン
 CCCへ合流していずれ上場廃止になる株ですが、その動きを先取りしていた関係からか、さすがに1000円を切ると反転しました。

6.7458第一興商
 業界で強固な地盤を築いている会社は強いですね。OSCも67%と1%コンバージェンスです。PER34倍とほどほど。

7.4709インフォメーションデベロップメント
 地味さが幸いしたか?PERは19倍のソフト会社なので、これ以上下げようがなかったのかも知れません。

8.2772ゲンキー
 このPER18倍のドラッグストアーは、今日も元気でした。低迷期が長かったので、そこからの上昇イナーシャはそう簡単には崩れなかったようです。

9.5967前田金属
 好業績での見直し買いが入って523円まで付けましたが、今回の下落相場でもちゃっかりと高値更新です。OSCが62%と-10%ダイバージェンスしており、明日の前場は注目。PER16倍はこれから評価されるでしょう。

10.1839真柄建設
 仕手株でしょう。後場の乱高下は激しすぎてとてもついて行けませんでした。デイトレを楽しむ方向け。上に行きすぎているのでとてもお勧め出来ません。

11.9321アイ・ロジスティクス
 伊藤忠直系の地味な物流中堅会社です。PER23倍での見直し買いが進行中。今日はこれでOSCが+3%の54%とコンバージェンスしております。
 
12.6423アビリット
 PER8倍が支えているのでしょう。パチンコ業界は博打産業であり、このような博打相場には意外と相性がよいのかも知れません。

13.8698MBH
 しぶとく寄りから+1Kで終わりました。今回の騒動の一翼を担っていることが業績面から逆評価されているのかどうか?それとも、その咎はいずれ現れるのか? PER32倍はイートレの83倍と比べれば、今回の騒動にかかわらず妥当かも知れません。

14.4787日本コンピュータグラフィックス
 この旧仕手株、OSCが24%でダイバージェンスし奮闘しております。PER176倍も何のその、仕手株にとっては今回のような嵐の海で漂流することは慣れております。日頃からの度胸と経験が生きているということでしょうか。

15.1604国際石油開発
 昨日、高値更新で一皮むけたその勢いは簡単には剥がれません。今日も軽微なマイナスに留めております。PER19倍の石油株。

16.6379新興プランテック
 この会社も昨年からの登り竜です。少々の嵐にはへこたれない地力がついてきているようです。

17.5541大平洋金属
 OSCが53%でコンバージェンスしております。ステンレスの原料相場に支えられているのでしょう。そこでの儲けは、ライブドアなどの比ではありません。

18.5423東京製鐵
 往年の人気はなくなっておりますが、よく見ると株価は実に落ち着いております。急激な業績の伸びが期待できないものの、絶対的な利益水準は相当なものがあり、ちょっとやそっとでは崩れないのでしょう。

前場終了段階から半減しました。今日の後場の下げがきつかった証拠です。先週の安値を下まわっている銘柄も多いので、少なくとも明日の前場までは、この強烈な嵐が続くものと思われます。

筆者は、今日も港の安全な場所に避難しており、危険を冒してまで沖合に漁には出ておりません。下手に出ると船酔いするばかりか転覆する危険すらありますので、家に引きこもって外の様子を窺うに限ります。それにしても、売買が成立していると言うことは、こういう日でも買う人がいるということに、ある種の驚嘆を禁じ得ません。
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第三波の襲来でしょうか

2006-01-23 11:42:14 | 株に出会う
予想通りの地合の悪さですが、その中でも健闘していると思われる銘柄をチェックしてみました。基準は簡単です。寄り付きより高く前場が終わっており、前日(20日)の安値よりも高く終わっている銘柄です。

・8701イートレード
・2413ソネットM3
・4809パラカ
・8703カブドットコム
・8936リプラス
・6263プロデュース
・2458フルキャストテクノロジー
・5456朝日工業
・3331雑貨屋ブルドック
・4238ミライアル
・2437シンワアートオークション
・8939大和システム
・2314レントラックジャパン
・6667シコー技研
・3710ジョルダン
・4838スペースシャワーネットワーク
・6708エプソントヨコム
・5697前田金属
・9938住金物産
・1839真柄建設
・9321アイ・ロジスティクス
・6423アビリット
・4321ケネディクス
・8902パシフィックマネジメント
・8698MBH
・3722日本ベリサイン
・2384SBS
・4787日本コンピュータグラフィックス
・3436SUMCO
・8907フージャースコーポレーション
・4312サイバネットシステム
・6379新興プランテック
・5001新日本石油
・5541大平洋金属
・6440JUKI
・5423東京製鐵

以上、36銘柄です。登録総数が274銘柄ですので、約13%の銘柄しか健闘していないこととなります。当然のように筆者は、このような相場では底値を狙う勇気もなく、取引ゼロで静観しております。

さて、後場はどうなりますか? 以上の銘柄から動意づくものでもあれば買って見たいと思いますが、すぐに梯子を外されるのもいやなので躊躇するところです。

持ち株は17日の後場の下げで4847インテリジェントウェーブだけ逃げ遅れ-22Kと火傷を負いましたが、以降はその他の銘柄で計+105Kとなっており、普段どおりの成績となっているのが救いでしょうか。

注意:売買損益は、このブログではその銘柄の1売買単位で計算しております。資金の多い人も少ない人も平等に見て頂くためです。
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