アメリカの相場が急上昇のようですので、明日の日経はまた上げるかと思います。こちらは新興市場中心に、これまで通りに淡々とテクニカル分析に基づき明日の注目銘柄を抽出するのみです。
1.3758アエリア ○
子会社ゲームポットの時価総額が大きくなったことで結構上げましたが、その手法自体への批判もあり、その後調整を余儀なくされました。しかし、テクニカルにはOSCが+7%の38%へと急反発し、指数値も11月30日段階と同値であり、1月5日を底にしての反発が見られます。乖離幅も-10Kと良好、RSIも36%でこれは反転しておりません。過去10%台までの下落はありますが、一旦この水準からの反発の可能性が大でしょう。
2.4974タカラバイオ △
この株のホルダーの方々は値動きにイライラしていることでしょう。これがMSCB銘柄の特徴なのです。下げ圧力があるにもかかわらず、期待買いが入るため株価が煮え切らない動きとなってしまうという特有の現象です。競馬で言うと年に1回見せる最後方からの一気のまくりを得意とする気まぐれなじゃじゃ馬に似ております。こうした馬に魅せられた博打打ちは、いつもオケラ街道から帰る以外にありません。ところが、今回ちょっと注目したのは、OSCが+5%の31%とコンバージェンスし抜け出る気配があることです。少々の出来高を伴っての-1Kの下げですので、微弱なサインではありますが、上放れの可能性もあります。そろそろ筋の方がMSCBの転換後の益出しのための動きをなさる時期かも知れません。そこで明日は筆者もちょっと高見の観覧席から、この罪作りなじゃじゃ馬株を眺めて見ることとします。迂闊に1レースからいきなり馬券を張らないようにだけお気を付け下さい。
3.3331雑貨屋ブルドック ▲
この株も地味ながら何処までも伸びていっております。そう思って理由を詮索したら、12月22日にメリルリンチが買い推奨したのが追い風になっているようです。目標価格6500円だそうですので、そろそろ警戒が必要ですが、出来高も少なく過熱感はないようです。そして、OSCも+4%の50%と穏便な上昇で更に上を目指すポジションです。以前にもこのブログで取り上げたことがありますので、ブログ内検索で会社内容はご確認下さい。筆者には全く縁がなく論評のしようもない業態です。
4.2371カカクコム ▲
この会社、MSCBは発行しないと取締役会で決議するという真面目な一面が多分評価されているのでしょう。ジリジリと株価は上昇しております。6日はOSCが+1%の49%となりまた更に上を窺う位置まで来ました。高値圏でありかつPERはすでに164倍ですので、少々の利食いには合うかと思いますが、場さえよければ指数値は12月26日と27日の中間まで落ちていますので、再度、30日に付けた604Kという高値を目指す動きがあるかと思います。この価格比較サイトの元祖の明日にご注目下さい。
5.4313IXI △ (下落注意)
これは純粋にテクニカルな側面からの注目銘柄です。OSCがこの株としては珍しく49%まで落ちました。もう少し明日は調整が入るかと思います。その後は、調整完了待ちからの買いが入ることが期待できそうです。その意味では、830Kを巡る攻防からの反発狙いです。もし寄りで反発期待先取りから高めに始まってしまったら、辛抱強く830Kあたりで待ち受けて下さい。親の4741IRIは何とも伸び悩んでおりますが、この「優良子会社」を何故かIRIは買収したのです。何故一本立ちでいる技術があるのに買収に応じたのか、これが筆者の疑問です。来期の売上倍増、利益倍増のいわばカラクリをいずれ解いておく必要がありそうです。大証が上場廃止基準に該当するかどうかを調査するため監理ポストに割り当てていること、また半期報告書の適正性に関して、わざわざ東証に確認書を提出していること、など少々きな臭い動きがあります。このようなことから、長期に保有するのではなく短期利鞘狙いに徹するのがよいでしょう。
6.4743IT4 ▲
この株、予想通りに6日は急な反騰からの調整日となりました。ここでOSCがコンバージェンスするかどうかが、その後の株価動向に影響を与えるのですが、一応+1%の42%とコンバージェンスしました。まだ予断を許しませんが、反発態勢は出来ていると見た方が良さそうです。目安は揉み合いからの1236円越えです。この会社はIXIのような変な動きは一切ない真面目なIT会社です。このところの予期せぬセキュリティ関連物色循環に株価が乱暴な動きを見せているだけです。
7.4794デザインエクスチェンジ △
こうした赤字見通しながら時折急反発する下落基調の株で利益を挙げるのも、相場環境が悪化したときに必要とされるテクニックを磨くには絶好の機会であります。その意味で筆者は、この低位で膠着状態にあるこの株に明日は注目してみたいと思います。なぜならOSCが+9%の47%と急伸していながら、前日比イーブンで終わっているからです。このところずっと、30-40%台をこの株行き来しており、47%というのは11月18日以来です。12月20日に一度46%をマークし、その後21日、22日とこの株としては最近のクライマックスをつけております。但し、RSIはその時が38%で、今回は50%です。オシュレーターによる予測が勝るか、それともRSI値に影響されるか、ここ2日ほどは値動きを注目したいと思います。
8.4771F&M △
分割後の売り一巡から、OSCは38%まで落ちましたが、ダイバージェンスを果たしております。乖離幅がこの値段にしては-10Kもあることは珍しいことです。既に分割後の新株も売却可能となっているので、それに伴う現象かどうかも見極める意味で注目です。財務面ではAAの評価ながら、PERは既に137倍です。生保のおばちゃん向けのサービスや記帳代行の商売にしては買われすぎかと思います。あくまでテクニカル面、そして分割子株環流面からの興味での注目銘柄です。
9.2420CHINTAI △
この株も面白くない株に成り下がりました。あのワクワクするような躍動感ある値動きが影を潜めております。しかし、昨年暮れにかけては出来高が増えております。新年の出来高は低調ですが、OSCが+4%の49%と盛り返して来ました。指数値も27日段階と同じです。一息入れての25日線の112Kあたりの奪還がなるか、明日は久方ぶりに注目してみたいと思います。
10.6675田村大興HDS ▲
東証1部からはこのIP電話関連銘柄を注目します。明日は937円の安値を下まわるかどうかを見て、そこからの945円越えあるいは950円戻しを確認しての参戦となります。乖離幅-13円、RSIは28%、12月19日以来の指数値の低さ、といったあたりがテクニカルに注目する所以です。
11.1720東急建設 ▲
もう打ち止めにしようかと思いましたが、この株、OSCが1月4日の27%を底にしてじり高の29%と低位に留まっております。出来高も増えております。12月21日に突如暴発しましたが、その余韻を引きずっているだけなのか、それとも第二弾の仕手戦にむけての不気味な胎動なのか、いずれにしても明日は注目です。
【順張り銘柄】
・3760ケイブ
昨年8月10日の958Kが見えてきました。OSCも48Kも上げて+2%の52%です。一本調子で来すぎておりますので、寄りでの利確の動きに注意しつつ、出来高を伴っての上げに追随がよいでしょう。PERは56倍です。携帯コンテンツ関連での「出遅れ銘柄」との再認識がされたのかも知れません。
・3762テクマトリックス
引き続き注目銘柄です。OSCも+2%の52%と理想的な上げ状況です。RSIは77%で12月20日ほどの過熱感はありません。
・3734MPテクノロジーズ
これも引き続きの注目銘柄です。OSCが+2%の51%と順調な反転を示しました。これで出来高を伴えば再度大幅な上昇が見られるかも知れません。
・4849エン・ジャパン
この株、まだ強い騰勢を保っております。OSCも+2%の47%と再度の上げ勢いのポジションです。4日の819K越えがあるかどうかご注目下さい。高値圏だけに場全体の勢いに影響され急落もありえますので注意。
以上です。もう少し銘柄を厳選しようかと思いましたが、書いてしまったものを削除するまでもないので、結構な数になってしまいました。何らかのトレードの参考になれば幸いです。それでは明日、いや明後日のご健闘をお祈りしております。
1.3758アエリア ○
子会社ゲームポットの時価総額が大きくなったことで結構上げましたが、その手法自体への批判もあり、その後調整を余儀なくされました。しかし、テクニカルにはOSCが+7%の38%へと急反発し、指数値も11月30日段階と同値であり、1月5日を底にしての反発が見られます。乖離幅も-10Kと良好、RSIも36%でこれは反転しておりません。過去10%台までの下落はありますが、一旦この水準からの反発の可能性が大でしょう。
2.4974タカラバイオ △
この株のホルダーの方々は値動きにイライラしていることでしょう。これがMSCB銘柄の特徴なのです。下げ圧力があるにもかかわらず、期待買いが入るため株価が煮え切らない動きとなってしまうという特有の現象です。競馬で言うと年に1回見せる最後方からの一気のまくりを得意とする気まぐれなじゃじゃ馬に似ております。こうした馬に魅せられた博打打ちは、いつもオケラ街道から帰る以外にありません。ところが、今回ちょっと注目したのは、OSCが+5%の31%とコンバージェンスし抜け出る気配があることです。少々の出来高を伴っての-1Kの下げですので、微弱なサインではありますが、上放れの可能性もあります。そろそろ筋の方がMSCBの転換後の益出しのための動きをなさる時期かも知れません。そこで明日は筆者もちょっと高見の観覧席から、この罪作りなじゃじゃ馬株を眺めて見ることとします。迂闊に1レースからいきなり馬券を張らないようにだけお気を付け下さい。
3.3331雑貨屋ブルドック ▲
この株も地味ながら何処までも伸びていっております。そう思って理由を詮索したら、12月22日にメリルリンチが買い推奨したのが追い風になっているようです。目標価格6500円だそうですので、そろそろ警戒が必要ですが、出来高も少なく過熱感はないようです。そして、OSCも+4%の50%と穏便な上昇で更に上を目指すポジションです。以前にもこのブログで取り上げたことがありますので、ブログ内検索で会社内容はご確認下さい。筆者には全く縁がなく論評のしようもない業態です。
4.2371カカクコム ▲
この会社、MSCBは発行しないと取締役会で決議するという真面目な一面が多分評価されているのでしょう。ジリジリと株価は上昇しております。6日はOSCが+1%の49%となりまた更に上を窺う位置まで来ました。高値圏でありかつPERはすでに164倍ですので、少々の利食いには合うかと思いますが、場さえよければ指数値は12月26日と27日の中間まで落ちていますので、再度、30日に付けた604Kという高値を目指す動きがあるかと思います。この価格比較サイトの元祖の明日にご注目下さい。
5.4313IXI △ (下落注意)
これは純粋にテクニカルな側面からの注目銘柄です。OSCがこの株としては珍しく49%まで落ちました。もう少し明日は調整が入るかと思います。その後は、調整完了待ちからの買いが入ることが期待できそうです。その意味では、830Kを巡る攻防からの反発狙いです。もし寄りで反発期待先取りから高めに始まってしまったら、辛抱強く830Kあたりで待ち受けて下さい。親の4741IRIは何とも伸び悩んでおりますが、この「優良子会社」を何故かIRIは買収したのです。何故一本立ちでいる技術があるのに買収に応じたのか、これが筆者の疑問です。来期の売上倍増、利益倍増のいわばカラクリをいずれ解いておく必要がありそうです。大証が上場廃止基準に該当するかどうかを調査するため監理ポストに割り当てていること、また半期報告書の適正性に関して、わざわざ東証に確認書を提出していること、など少々きな臭い動きがあります。このようなことから、長期に保有するのではなく短期利鞘狙いに徹するのがよいでしょう。
6.4743IT4 ▲
この株、予想通りに6日は急な反騰からの調整日となりました。ここでOSCがコンバージェンスするかどうかが、その後の株価動向に影響を与えるのですが、一応+1%の42%とコンバージェンスしました。まだ予断を許しませんが、反発態勢は出来ていると見た方が良さそうです。目安は揉み合いからの1236円越えです。この会社はIXIのような変な動きは一切ない真面目なIT会社です。このところの予期せぬセキュリティ関連物色循環に株価が乱暴な動きを見せているだけです。
7.4794デザインエクスチェンジ △
こうした赤字見通しながら時折急反発する下落基調の株で利益を挙げるのも、相場環境が悪化したときに必要とされるテクニックを磨くには絶好の機会であります。その意味で筆者は、この低位で膠着状態にあるこの株に明日は注目してみたいと思います。なぜならOSCが+9%の47%と急伸していながら、前日比イーブンで終わっているからです。このところずっと、30-40%台をこの株行き来しており、47%というのは11月18日以来です。12月20日に一度46%をマークし、その後21日、22日とこの株としては最近のクライマックスをつけております。但し、RSIはその時が38%で、今回は50%です。オシュレーターによる予測が勝るか、それともRSI値に影響されるか、ここ2日ほどは値動きを注目したいと思います。
8.4771F&M △
分割後の売り一巡から、OSCは38%まで落ちましたが、ダイバージェンスを果たしております。乖離幅がこの値段にしては-10Kもあることは珍しいことです。既に分割後の新株も売却可能となっているので、それに伴う現象かどうかも見極める意味で注目です。財務面ではAAの評価ながら、PERは既に137倍です。生保のおばちゃん向けのサービスや記帳代行の商売にしては買われすぎかと思います。あくまでテクニカル面、そして分割子株環流面からの興味での注目銘柄です。
9.2420CHINTAI △
この株も面白くない株に成り下がりました。あのワクワクするような躍動感ある値動きが影を潜めております。しかし、昨年暮れにかけては出来高が増えております。新年の出来高は低調ですが、OSCが+4%の49%と盛り返して来ました。指数値も27日段階と同じです。一息入れての25日線の112Kあたりの奪還がなるか、明日は久方ぶりに注目してみたいと思います。
10.6675田村大興HDS ▲
東証1部からはこのIP電話関連銘柄を注目します。明日は937円の安値を下まわるかどうかを見て、そこからの945円越えあるいは950円戻しを確認しての参戦となります。乖離幅-13円、RSIは28%、12月19日以来の指数値の低さ、といったあたりがテクニカルに注目する所以です。
11.1720東急建設 ▲
もう打ち止めにしようかと思いましたが、この株、OSCが1月4日の27%を底にしてじり高の29%と低位に留まっております。出来高も増えております。12月21日に突如暴発しましたが、その余韻を引きずっているだけなのか、それとも第二弾の仕手戦にむけての不気味な胎動なのか、いずれにしても明日は注目です。
【順張り銘柄】
・3760ケイブ
昨年8月10日の958Kが見えてきました。OSCも48Kも上げて+2%の52%です。一本調子で来すぎておりますので、寄りでの利確の動きに注意しつつ、出来高を伴っての上げに追随がよいでしょう。PERは56倍です。携帯コンテンツ関連での「出遅れ銘柄」との再認識がされたのかも知れません。
・3762テクマトリックス
引き続き注目銘柄です。OSCも+2%の52%と理想的な上げ状況です。RSIは77%で12月20日ほどの過熱感はありません。
・3734MPテクノロジーズ
これも引き続きの注目銘柄です。OSCが+2%の51%と順調な反転を示しました。これで出来高を伴えば再度大幅な上昇が見られるかも知れません。
・4849エン・ジャパン
この株、まだ強い騰勢を保っております。OSCも+2%の47%と再度の上げ勢いのポジションです。4日の819K越えがあるかどうかご注目下さい。高値圏だけに場全体の勢いに影響され急落もありえますので注意。
以上です。もう少し銘柄を厳選しようかと思いましたが、書いてしまったものを削除するまでもないので、結構な数になってしまいました。何らかのトレードの参考になれば幸いです。それでは明日、いや明後日のご健闘をお祈りしております。