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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.6.07)

2007-08-05 09:45:09 | 明日のモニタリング銘柄
NYダウの更なる急落で、単純にチャートの底値水準を適用して、次の底値はダウで13000ドル割れ回避(5月1日の13041ドル)、日経平均で16500円割れ回避(3月5日の16533円)がなるか、という点に焦点が当たってきました。

日経平均は、まずは2日につけた2番底の16653円まで落ちてから、リバウンドするのではないでしょうか。いきなりシカゴCMEの終値に鞘寄せする形で寄るなら、寄り底の可能性もありますが、先物の特売りでいきなりそこまで押されるなら、オーバーシュートが相場の習性ですので、16600円あたりまでは持って行かれるかも知れません。

さて、そこからのリバウンド狙いとしての明日の注目銘柄です。

1.2158UBIC 
 1日の安値の14600円近辺まで押されれば、このところの騰勢からいって反転するか?1日は寄りから高値を付けた後、引けに安値引けとなり、翌日に反転は持ち越されております。これも参考に。

2.3853インフォテリア
 これも新興市場では珍しい安定した上昇株。UBICと同じ軌跡を1日は辿っております。両者に共通するのは前日にテクニカルに好サインが出ていたことです。但し、7月31日はNYダウがたいして下落しておりませんでした。今回に近いのは7月27日のケースです。そうなると寄り値から1000円ほど下がって、3000円ほど戻した、そのパターンに準拠するのではないでしょうか。

3.8591オリックス
 寄り付きから2000円ほど下がったところの2日の安値の26640円近辺でウロウロしているなら拾う手です。9日に1Q決算。金融関連の一角ですが、このところ押されすぎてからの反発局面でまた出会い頭の事故に遭いそう。IRIを買ってからろくな事がありません。ミソを付けたのでしょう。

4.4503アステラス製薬
 業績好調で上げにかかっております。金曜日も指し値が届かず。明日は27日の要領で始まるなら、200円安まで行けば寄り底です。となると目安は5000円割れの4970円という2日の安値まで押された時が買いとなります。

5.5631日本製鋼所
 この株のOSCが30%台に落ちるのは珍しいので、テクニカルには下落サインですが、あえて取り上げます。25MAからの乖離も94%です。明日は6月28日の安値の1778円を目安に下げ止まるか注目。そこを突破して更にズルズルと下げるようなら、これは1700円台前半まで持って行かれることになりますが、そこまで売り込まれることはないでしょう。

6.1983東芝プラントシステム
 本来なら明日は再度上げにかかるタイミングでしたが、NYダウの大幅下落で押し目待ちの方々が増えているかと。そうなると2日の安値の1081円あたりがまず第一関門。もしそこを破られるなら次の関門は1000円ですが、これも日本製鋼所の1700円台前半と同じく明日はそこまでは行かないと見ております。こちらの方がテクニカルには反発体勢にあり。

7.4340シンプレクス・テクノロジー
 大和総研がレーティングを引き上げたお陰で、再度の40K割れは回避できそうです。決算も順調。新興市場銘柄と同一扱いされて来たのが、そもそもの誤りでした。明日は40K割れからの反発は必至かと。一応38350円を意識。40500円あたりまで降りてきての反発もあるかも知れません。

8.3402東レ
 久々に取り上げますが、明日が四半期決算です。チョイと間が悪いですね。ずばり895円あたりからの反発狙いですが、決算があまりよくないようだと、そこからのリバウンドが空振りに終わることもあり得ますが、先日の生化学工業のようなこともあります。この優良株については予想通りの決算ではないかと思っております。

9.5659日本精線
 ステンレス線二次加工のトップ企業で7月末に前年比70%増の利益をたたき出しております。ここは800円台の前半までの押し目を拾う手。同様に先日注目銘柄にした5479日金工も、545円の安値あたりまで来れば拾う手かと。

以上です。こうやって列記すると、明日も儲けのチャンスが見えてきて、「欲深い心」が鎌首をもたげてくるのが不思議といえば不思議です。結局裏切られるケースが多いのですが。
 
コメント
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