今日の後場は一度先物が底を打ってからの反発は凄いものがありました。
その勢いで今年IPOした銘柄群が軒並みストップ高まで吹っ飛んでおります。
筆者は、このところ新興市場銘柄には多少の距離を置いておりますので、それらの動きには追随出来ませんでした。少し前なら喜び勇んで買っていたことでしょう。
少々強がりなことを言いましたが、新興市場の魅力はこのような突然群がってのストップ高まで持って行かれる快感です。これをひとたび味わってしまうと、もう1部市場のかったるい動きには満足できなくなります。そして、つい上げにかかると追随買いする習慣がついてしまっているという訳ですね。
これからの相場は、波乱に富んだ相場になると思います。上げ一辺倒の相場はあり得ません。そうなると下げても上げても勝つための手法を磨き上げねばならないと思っております。それほど今回の問題は深刻です。
さて、新興市場の喧噪は横目で睨んでおいて、明日の注目銘柄ですが、その前に市況を確認しておきます。
その新興市場のマザーズ指数のOSCは何と+10%の38%に跳ね上がりました。業績の悪い銘柄まで物色されたのですからさもありなんです。ヘラクレス指数のOSCも+6%の42%です。これも結構戻しております。
日経平均は+5%の43%です。頭打ちになる50%まではまだ余裕です。
気になるNYダウですが、実は昨日OSCを51%にまで跳ね上げております。8月8日の53%以来の高い数字です。7月20日までは60%から70%台の高い数字は当たり前でした。チョイとリバウンドし過ぎの面があります。今晩もしくは明日は一旦調整含みの動きになるのではないかと想定しております。
1.3809バリオセキュアネットワークス
新興市場で好業績ながら、17日の安値を超えていないのがこの株。OSCも22日に25%で底打っての、今日は+6%の31%です。出来高少なく放置されている株か。
2.2914日本たばこ産業
もう1日だけ注目。今日は上げかけては押し戻されといった状況でした。しかし、OSCは+1%の34%と押し戻しております。これが今日の地合なのか売り圧力のかわしなのか、明日はその結果が出るでしょう。M&Aの成果が出るまでは業績悪化懸念から売り圧力がかかっているのかも知れません。要するに下で拾うことですね。
3.4849エン・ジャパン
偏屈もののこの株を明日は注目。7月23日に360Kの最低値をマークしてからは、この株復調中なのですが、上げのエネルギーがぱっとしません。17日の下げもたったの9Kです。だから今日で3日連続下げているのでしょう。こういう孤高の株というのも市場には必要です。出遅れ銘柄として物色されれば明日一泡吹かせるかも知れません。
4.5727東邦チタニウム
これは一発、前日のOSCから2%上げて39%と上げ時になっていることからの注目です。直近の例では8月2日がそうでした。翌日はGUして始まりそこからは5100円まで付けております。その再来がなるかどうか。
5.6871日本マイクロニクス
どうしても立ち上がらなかったこの株も、最後はさすがに+100円終了です。これで投げが止まったのであれば、明日は本領発揮かも知れません。最後の駄目押しの押し目狙い。
【売り注目銘柄】
1.9433KDDI
OSCがこのところの最高値の56%にまで上昇しております。ここから更に上げれば上げるほど売りチャンスが増えるのではないかと思います。あの17日にも逆行高をした疲れがそろそろ現れるかも知れません。
2.8411みずほファイナンシャルグループ
これもOSCが50%に達しての6月中旬と8月16日以来の高値圏。17日の36%からの乖離も83K程もあります。
3.7751キヤノン
これもOSCで51%は7月24日以来の高さ。今期下方修正した輸出企業がこのまま7000円回復に向けて順調な上昇を続けるとは、チョイと思えません。
4.3382セブン&アイ・ホールディングス
極めて地味な内需株。OSCを6月15日以来の55%にまでいつの間にか上げております。下げる時もこのようでしょう。デイトレーダーにとっては、まさに悪魔のような退屈を誘う銘柄です。セブンとアイをくっつけたわざとらしさに、筆者などまず敬遠です。3250円あたりに届いたら売りか。
5.6952カシオ
先日売り注目銘柄にして大きく外れました。しかし、もうそろそろでしょう。OSCは57%です。8月10日の62%が春以来の最高値。一応1800円の大台に届いてから失速か。
6.4293セプテーニ
8月16日のOSC61%まで後2%で到達。144Kあたりまで届けば、そこからは調整に入るかと。地合にあまり関係なく値動きが循環する面白い株です。
以上です。持ち越しは5479日本金属工業の売りのみ。
その勢いで今年IPOした銘柄群が軒並みストップ高まで吹っ飛んでおります。
筆者は、このところ新興市場銘柄には多少の距離を置いておりますので、それらの動きには追随出来ませんでした。少し前なら喜び勇んで買っていたことでしょう。
少々強がりなことを言いましたが、新興市場の魅力はこのような突然群がってのストップ高まで持って行かれる快感です。これをひとたび味わってしまうと、もう1部市場のかったるい動きには満足できなくなります。そして、つい上げにかかると追随買いする習慣がついてしまっているという訳ですね。
これからの相場は、波乱に富んだ相場になると思います。上げ一辺倒の相場はあり得ません。そうなると下げても上げても勝つための手法を磨き上げねばならないと思っております。それほど今回の問題は深刻です。
さて、新興市場の喧噪は横目で睨んでおいて、明日の注目銘柄ですが、その前に市況を確認しておきます。
その新興市場のマザーズ指数のOSCは何と+10%の38%に跳ね上がりました。業績の悪い銘柄まで物色されたのですからさもありなんです。ヘラクレス指数のOSCも+6%の42%です。これも結構戻しております。
日経平均は+5%の43%です。頭打ちになる50%まではまだ余裕です。
気になるNYダウですが、実は昨日OSCを51%にまで跳ね上げております。8月8日の53%以来の高い数字です。7月20日までは60%から70%台の高い数字は当たり前でした。チョイとリバウンドし過ぎの面があります。今晩もしくは明日は一旦調整含みの動きになるのではないかと想定しております。
1.3809バリオセキュアネットワークス
新興市場で好業績ながら、17日の安値を超えていないのがこの株。OSCも22日に25%で底打っての、今日は+6%の31%です。出来高少なく放置されている株か。
2.2914日本たばこ産業
もう1日だけ注目。今日は上げかけては押し戻されといった状況でした。しかし、OSCは+1%の34%と押し戻しております。これが今日の地合なのか売り圧力のかわしなのか、明日はその結果が出るでしょう。M&Aの成果が出るまでは業績悪化懸念から売り圧力がかかっているのかも知れません。要するに下で拾うことですね。
3.4849エン・ジャパン
偏屈もののこの株を明日は注目。7月23日に360Kの最低値をマークしてからは、この株復調中なのですが、上げのエネルギーがぱっとしません。17日の下げもたったの9Kです。だから今日で3日連続下げているのでしょう。こういう孤高の株というのも市場には必要です。出遅れ銘柄として物色されれば明日一泡吹かせるかも知れません。
4.5727東邦チタニウム
これは一発、前日のOSCから2%上げて39%と上げ時になっていることからの注目です。直近の例では8月2日がそうでした。翌日はGUして始まりそこからは5100円まで付けております。その再来がなるかどうか。
5.6871日本マイクロニクス
どうしても立ち上がらなかったこの株も、最後はさすがに+100円終了です。これで投げが止まったのであれば、明日は本領発揮かも知れません。最後の駄目押しの押し目狙い。
【売り注目銘柄】
1.9433KDDI
OSCがこのところの最高値の56%にまで上昇しております。ここから更に上げれば上げるほど売りチャンスが増えるのではないかと思います。あの17日にも逆行高をした疲れがそろそろ現れるかも知れません。
2.8411みずほファイナンシャルグループ
これもOSCが50%に達しての6月中旬と8月16日以来の高値圏。17日の36%からの乖離も83K程もあります。
3.7751キヤノン
これもOSCで51%は7月24日以来の高さ。今期下方修正した輸出企業がこのまま7000円回復に向けて順調な上昇を続けるとは、チョイと思えません。
4.3382セブン&アイ・ホールディングス
極めて地味な内需株。OSCを6月15日以来の55%にまでいつの間にか上げております。下げる時もこのようでしょう。デイトレーダーにとっては、まさに悪魔のような退屈を誘う銘柄です。セブンとアイをくっつけたわざとらしさに、筆者などまず敬遠です。3250円あたりに届いたら売りか。
5.6952カシオ
先日売り注目銘柄にして大きく外れました。しかし、もうそろそろでしょう。OSCは57%です。8月10日の62%が春以来の最高値。一応1800円の大台に届いてから失速か。
6.4293セプテーニ
8月16日のOSC61%まで後2%で到達。144Kあたりまで届けば、そこからは調整に入るかと。地合にあまり関係なく値動きが循環する面白い株です。
以上です。持ち越しは5479日本金属工業の売りのみ。