株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(9.16.09)

2009-09-15 21:01:56 | 明日のモニタリング銘柄
今日は今年2番目ぐらいの薄商いだったようです。板を見ている限り、ひっきりなしに点滅しており、そうは感じなかったのですが、それは、点滅する銘柄にしか興味を示さない筆者の特徴かも知れません。夜のネオンサインに引き寄せられる蛾や蝶のようにね。ところでふと疑問に思ったのですが、蛾と蝶の違いとは一体何でしょうね?

ざっとグーグルの検索で5分ほど調べてみましたが、これといった決め手はないようです。主に昼間活躍するのが蝶で、夜に動き回るのが蛾だそうですが、これとて、「夜の蝶」もネオン街には沢山いることだし、フランス語では蛾も蝶もPapillonと呼ぶそうだし、要するにイメージの問題でしょう。蝶は色気があるのに対して、蛾はキモイと言った程度のね。

株には、どうやら蝶がお似合いのようです。別に色気があるという訳ではなく、「株と蝶」=兜町の当て字からですね。

ここまで読んで下さった方、申し訳ありませんでした。2度とない貴重な人生なのに、無駄な時間を使わせてしまいました。

さて、明日9月16日のモニタリング銘柄です。(少し罪滅ぼしをせねば。。。)

1.8403住友信託銀行
 501円を二度付けて念を押しておりますが、OSCが52%と高いことが気がかり。

2.7966リンテック
 今日もどちらかというと不発。1747円と安値を更新してしまったためです。但しOSCは43%でわずかにコンバージェンス。RSIはたったの18%でVR改も16%から切り上げてまだ28%です。

3.5726大阪チタニウム製造
 今日は2760円まで押されてからの2835円までの切り返しで健闘。この流れを評価して。

4.7762シチズンホールディングス
 これもなかなか癖のある値動きをしますので、飛びつき買いは御法度。OSCは39%で崖っぷちに追い込まれております。谷底へ転落したら、つらいけど見放すこと。

5.4574大幸薬品
 昨日OSCが38%へと到達。今日は大きく下げるも+2%の40%とコンバージェンス。明日もう一度4000円割れからの反発狙い。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出る杭は打たれる

2009-09-15 11:25:20 | 株に出会う
リーマンショック以後、日本株を売り越してきた外人勢の、その売り分の買い戻しがほぼ終わり、今は中立の状態との記事が日経に載っておりました。

もう1つ、裁定買いの残高も今年の3月10日頃にボトムを付け、それ以降上昇をつづけておりましたが、どうやら、8月末から9月初旬にかけてピークアウトした様子です。9月14日のデータは顕著に減っております。

そうなると、今の相場はNY市場などが反発したところを好機と見て、これまでの買い玉を利確で売る絶好のタイミングでもあり、それを日経先物主導でチョイと売り崩せばよい訳ですが、前場は10時前後に206枚と213枚の大口の買いがあった後は、10時半頃に333枚と500枚の大口の売りが炸裂。

まさに、10時前後にチョイと出た杭をしこたま打ち崩した感じで終了しております。

ドル・円は91円前後をフラフラしておりますので、為替の影響は今や軽微なものとなっております。中立のポジションから、どちらかというと売りの方へとスタンスを持ち始めた海外勢の仕掛けに、我ら弱小のトレーダーは右往左往しております。

日経平均は12円ほどのプラスを保っておりますが、OSCは2%落として50%です。やはり9月11日の59%からはピークを打ったのが明白となりましたね。

昨日、出来高を伴いながらOSCを35%にまで落としていた8804東京建物のリバウンドを狙うべく待ち受けておりましたが、この大爆弾の炸裂の前には、前線の兵士の士気も萎えに萎え続けているようです。

そんな中、7221トヨタ車体や4023クレハがやけに調子が良く見えるのは、既にここまでで結構な調整を喰らっていたため、今更狼狽売りをする人口が少なくなっているものと見受けます。

業績の下方修正以上に一旦下げすぎた9603エイチ・アイ・エスも同様ですね。

持ち越しの1721コムシスホールディングスは、結構強く始まったのですが、やはりこの大爆弾に影響を受けております。1015円で一旦撤退。トヨタ車体が前場の終盤に1726円出来そうになっておりますが、後場はこのあたりの押し目狙いを考えたいと思っております。

しかし、どちらかというと売り目線で後場は臨んだ方が良いのかも知れません。先物が10140円の抵抗線を勢いよく破るようだと、これは1万円が限りなく近くなりそうですので、そこは注意。今のところは為替が頑張ってサポートしてくれているようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(9.14.09)

2009-09-15 06:11:22 | 市場概況
週が開けて何やら不穏な空気が漂う9月14日(月)の市場概況です。 赤字部は15日朝の更新

◆日経先物:10180円(-220円)OSC48%(-4%)9月4日の41%からに収斂中。直近安値割り込む。 指数値倍率:98(+2)
◆日経平均:10202円(-242円)OC52%(-7%)9月4日の40%からまだ切り返し中。
日経平均指数値倍率:98(+2)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:934.05(-16)OSC51%(-4%)9月4日の42%に収斂中。直近の安値を下回る。
◆マザーズ指数:461.72(-1.47)OSC59%(同値)9月7日の40%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:631.8(-8.71)OSC55%(-7%)9月4日の53%からギリギリ切り返し中。
◆ドル・円:90.92円(28銭円安)OSC44%(+1%)9月2日の36%から乖離拡がる。一旦底打ったか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.295%(前日比-0.004%)9月14日現在。再度下落中。
◆米10年債利回り:3.426%(+0.07%)-9月14日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10160円(大証終値比-20円)
◆シカゴ日経先物:10255円(円建て、大証終値比+75円)更新
◆NYダウ:9627ドル(+21ドル)OSC73%(+6%)9月2日の44%から切り返し中。更新

後場は先物がほぼヨコヨコの展開でしたが、売り疲れの様子がありありでした。1つ明らかな失敗トレードをしてしまいました。4205ゼオンの見せ板に、例によってひっかかってしまったのです。朝方のこの地合でのこの株の切り返し力が印象付けられておりましたが、後場は明らかに利確を図る方が弄ぶ値動きでした。25本線が明らかに割れておりましたので、潔く-3円で撤退。買った後に調べてみて、これは嵌ったと思うのですから、ど素人のトレードそのままでした。

後は、昼休みに抽出していた3941レンゴーの上げには乗れず。この株、原油安&円高で有名な銘柄。そりゃ、製紙の燃料と輸入に頼るパルプが安くつくので、こういう日に上げないと何時上げるのかといった感じですね。

ご覧のように、各市場ともにOSCを落としております。マザーズもわずか0.1%の下落です。

しかし、リスクはありますが、こうして大きく下落した時こそ買い時となりますので、いくつかの監視銘柄のうち、はっきりと切り返し気配を示していた1721コムシスホールディングスを引け際に998円で買いました。

ちなみに250銘柄中、買いサイン点灯銘柄6つのうちの1つ。明日切り返すとは限りませんが、一応の筆者がずっと見ている買い条件をもっともよく満たしております。撤退ラインは今日の安値です。

-------15日朝のコメント-------

欧州株は日本株ほどだらしなくはなく、ほぼ前日同値付近で終了し、ダウは終盤にかけてプラス圏に浮上。こちらはOSCのコンバージェンス通りの結果となっております。シカゴCMEは円安もあり円建てでも75円上げておりますので、今日の日本市場はチョイプラ転からまさかマイナス圏にすぐに落ちることはないでしょう。

米長期金利はわずか上げているとは言え、株価の高値圏と金利の底値圏は、アメリカ政府にとっては大変居心地のよい状態でしょう。これを受けて、リーマン破綻1周年でのウォール街での演説で、オバマ大統領は、経済に吹き荒れた嵐は終息しつつあると確信。納税者は救済策への投資で17%のリターンを得たと、強調しております。

日本はりそな銀行など、まだ公的資金を返していないところもあるようですが、一体、いくらのリターンを得たのだろうか?こういう数字をきちんと折に触れ公表する点は是非見習って欲しいものです。カテゴリーとしては政府保証債務45兆6766億円の1部を構成しているようですが、これは前期末からまだ2474億円増えております。しかし、明細がない。

週末に突如アメリカが、中国製のタイヤにセーフガード(緊急輸入制限)を発動することを発表しております。3年間にわたり最高35%の関税をかけ、アメリカのタイヤメーカーを保護する処置ですが、当然ながら中国は強く反発し、対抗処置を講ずることを示唆しております。これが米国債の購入に絡む話となればことは厄介ですので、それもあって株が下げている時でも長期金利が少々上昇しております。当然、グッドイヤーは8%程度の大幅高。

ダウのテクニカルなポジションですが、OSCを6%も上げて73%まで上昇しております。7月21日に80%まで付けた時は、その後11日も70%を保つという異例の動きを示しておりましたが、今回はその時のデータが除外されているにもかかわらず、OSCを70%台へと乗せております。逆にいうと、その時の好調なデータを反映した上でも、OSCを44%にまで落としていた9月2日の44%という数字が、弱すぎたその修正過程に現在はあるように見えます。

いずれにしても9650ドルを大きく突破しない限り、このラインが上値抵抗線として意識されて、自然下降状態に入る可能性がありますので、ここ2-3日の動きには注意が必要です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする