株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(9.30.09)

2009-09-29 19:53:05 | 明日のモニタリング銘柄
明日、9月30日(水)のモニタリング銘柄です。

1.4091大陽日酸
 まだ落ちる余地はありますが、1041円あたりの安値が防御できるなら。

2.6310井関農機
 伸び悩むも、OSCは+3%の42%で+1円は伸び頃。

3.6366千代田化工建設
 昨日681円まで落ちてからの反転継続に期待。

4.8905イオンモール
 相変わらず不安定で不可思議な値動きですが、今日の後場後半は更生の兆しあり。

5.5707東邦亜鉛
 亜鉛市況が少々足踏み状態であることを反映して急激な調整がありましたが、今日は一服。乖離幅が17円もありVR改が急落していることも魅力。

6.8732マネーパートナーズ
 結構押されておりますので、出会い頭の事故には注意。OSCは28%→29%とささやかなる切り返し気配。

以上です。

明日は、少しエントリーの仕方を変えてみます。今の相場は世知辛く、上値ブレークで入ったつもりが、そこが天井だったりします。また、一旦上値を攻略した後に下で拾う戦法は、いわば落ちるナイフを掴むことになりがちです。

そこで、底値切り返しからVWAPまでの上昇に乗り、そこで反落するようなら降り、もしVWAPを超えるようならそのままホールドというやり方を中心にしてみます。人より少し先んじるやり方という訳ですね。

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捉えどころがない動き

2009-09-29 11:25:54 | 株に出会う
それにしても日本株の弱さ。シカゴの先物が10200円を超えて終わっており、ドル・円も一時は90円を回復しているのに、市場は一向に上に向かう気配はありません。

先物も昨日と同じような展開です。違うのはスタート地点だけ。参加者がきっと限られているのでしょう。今はまだ買う時期ではないと見ている人が大勢いるのか、それとも、少し戻したところをこの際利益確定だか何だかで売っているのがいるのか?

そうなると、その日の相場の流れを見てうまく立ち回るしかありませんが、これが何年やっても難解技です。

前場の10時頃だったか、一度は1800円まで届いた9697カプコンを1792円での指し値で約定しました。もう少し下の25本移動平均線で待つべきか思いましたが、一度は上に抜けての押し目ですので、程なく戻すだろうと思ったものの、その後の見せ板跋扈のヨコヨコ展開にはほとほと嫌気がさしました。

同じ時期に注目していた6779日本電波工業はその後は30円ばかりも上昇する始末。

何が間違ったのか、この際検証してみました。

すると明らかにカプコンの反発狙いは駄目でしたね。OSCのここ10日ばかりの流れを見れば明らかです。カプコンは日本電波と同じ崖っぷちでしたが、昨日は8%も落として、今日の1800円までの上昇からは売り圧力に晒されておりました。前場終了段階ではOSCも37%となり最低値を更新です。

一方の日本電波工業は、9月17日に31%の底値をつけ、昨日はそこまでは押されておりましたが、今日の膠着相場でもじりじりとOSCを伸ばし続け、ここ10日ほどでは最高の前日比+9%の40%にまで前場では浮上しております。

何事も、イナーシャ(慣性)が働きますので、今日の日本電波はこの反発の慣性が+9%のOSCで持って力強く働いていることになります。

カプコンは水面の上に出ようとしたところをぽかりと誰かにたたかれ続け、再度水面下へと潜り直している体たらくです。

また、4100戸田工業など、一度は752円まで駆け上がったものの、大口の買いがそのままぱくりと食われるなど最悪の状態から再度の浮上です。大口の買いは決して引っ込まなかったのでカプコンとは違って本気だったのですが、その大きな玉まで、から売りができないこの株において食われるとなれば、今日は最悪の日だと思ってしまうのもやむを得ません。しかし、それでは勝てないことが明らかになったのが、前場の戸田工業という訳でしたね。

この株、機械的に昨日安値近辺で指していれば、ひょっとすると716円で拾えていたかもしれません。そして、25日の高値の753円を後場には超えるかどうかだけ判断して売ればよいのです。

人間の心理状態を空っぽにしないと、こうした相場でコンスタントには勝てないことが改めて身に沁みましたが、さて、この空っぽ(いわば空-くう)の状態にするには、どうすればよいのか、この娑婆の汚れをとことん身につけた筆者には全くわかりません。

いっそのこと、荒修行で名高い永平寺にでも1年間ほど修行に出た方が良さそうですが、このお寺、午前3時から1日が始まるようです。とてもこの老骨が持ちそうもありませんです。はい。。。
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市場概況(9.28.09)

2009-09-29 06:51:45 | 市場概況
日経1万円割れを引けで何とか回避した9月28日(月)の市場概況です。 赤字部は29日朝の更新

◆日経先物:10030円(-280円)OSC42%(-4%)9月4日の41%に収斂中。崖っぷちに立つ。まだ落ちていない。 指数値倍率:99(+3)
◆日経平均:10010円(-256円)OC44%(-1%)9月4日の40%に収斂中。こちらはまだ転落までは余裕あり。
日経平均指数値倍率:100(+2)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:902.84(-20)OSC40%(-1%)こちらは底抜け継続中。
◆マザーズ指数:444.09(-16.46)OSC44%(-8%)9月7日の40%に収斂中。まだ底は抜けていない。
◆ヘラクレス指数:594.82(-11.8)OSC35%(-2%)9月11日の62%から下落中。
◆ドル・円:89.59円(1銭円安)OSC50%(+5%)25日の45%からひと時のリバウンドか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.2825%(前日比+-0%)9月28日現在。再度金利低下継続中。
◆米10年債利回り:3.285%(-0.039%)-28日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10040円(大証終値比+10円)
◆シカゴ日経先物:10205円(円建て、大証終値比+175円)更新
◆NYダウ:9789ドル(+124ドル)OSC50%(+6%)25日の44%から切り返しに転じたか。更新

後場は、先物がほとんど値動きなくヨコヨコで終始しましたが、これはドル円が安定していたことが大きかったと思います。さすがにポンドなど売られすぎですね。

各市場は、明日以降にさらに下落を強まるのかどうか?今晩は特段の経済指標の発表はありません。やはり為替が落ち着くのかどうか、原油などの商品市場へと向かっていた金がどう動くのかによって決まると思います。

持ち越しはなしです。この段階での売り持ち越しは些かリスキーですね。そうそう坂道を転がるようには相場は落ちていかないものです。特に平時は。

今晩の銘柄検討では、少なくともテクニカルには魅力あるものが数多くでてきそうですが、それも、明日、もう一度押されてからのリバウンド期待となります。

例の無線LANのトラブルは、まだXPマシンの方は完全ではなく、場中にリセットをかけること数度。途中でトラックポインターがフリーズするし、電波は切れたりつながったりです。切れたからといって、下手に設定をいじり回すとろくなことはありませんね。今も、意味不明のウィルスチェックの時のような切れ目ない音がハードディスクからずっとしております。

これでは電源を落とそうにも落とせない感じ。イーサネット直結のデスクトップが一番安定しておりますね。家人のMeマシンなどそのうちプレミアムでもつかないかと期待しております。

-------赤字部は29日朝のコメント-------

欧州株がかなり戻した流れから、NYダウは自律反発の動き。OSCは前日44%にまで調整されておりましたが、これは9月2日と同じ水準。崖下に落ち込むなくきれいに反発。いわゆるショートカバーという買いが主流です。市場はM&Aが活発化するのではとの思惑で理由付けされているようです。(実際に何件かの案件が出ております。)

なお、モルガンスタンレーが今後1年から1年半にクレジット損失が縮小する可能性を示し、銀行セクターが上昇して、これが相場を牽引したようです。あくまでもクレジット損失に限っての話です。商業用不動産や住宅のオプションARMなどの損失がはるかに巨額です。

ドル・円もテクニカルには買われすぎの補正がなされて89円台半ばあたりで安定。先日からガイトナー長官、今日もトリシェECB総裁が、「強いドルは米国の国益だ」と援護射撃。瞬間的にドルが急伸するも、これは瞬間湯沸かし器のようなもの。為替が落ち着いた動きをしているときは、こうした首脳の発言はありません。

9月のダラス連銀製造業活動指数が中立点のゼロに2007年10月以来もっとも近づき、-6.4となっております。その構成項目の中で注目される「雇用指数」は、-8.1ですが、8月の-15.7から大きく改善。

ドイツの消費者物価指数が事前予想を大きく下回って、前年比-0.3%(予想は-0.1%)と結構デフレ気味です。

イランがミサイルを試射したとかで原油は少し戻しました。米国債の利回りも若干低下しており、まずまずの相場ではないかと。

これで、今日の日経が寄り天で伸びないなら、これは日本固有の事情が絡んでいることになりそうです。

VIX指数は、OSCで44%という昨日と同じ数字をつけた翌日あたりには29ポイントまで上昇しておりましたが、昨日は24.88ポイントまで下落し、50日移動平均線を割り込んでの落ち着いた動きです。
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