株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(9.9.09)

2009-09-08 21:20:29 | 明日のモニタリング銘柄
明日は9が3つ連なる10年に1回の日。アジア市場は堅調に終了し、ダウの先物は9500ドル台へと乗せております。

日経225平均は25日移動平均線まで後一歩。先物はイーブニング・セッションで一足先に到達しております。

買いサイン銘柄数も、昨日までは閑古鳥がなくほど数が少なかったのですが、今日は厳しい方の条件を満たす銘柄数が36となっております。

新興市場とTOPIXコア30銘柄がゼロで不調です。中小型株に物色の矛先が向かっているようです。

明日も中小型株物色が続くとは限りません。ほぼ日替わりで循環物色されるのが常です。

そうしたことも念頭に置きながら、少々出遅れている銘柄を中心に明日のモニタリング銘柄です。

1.4044セントラル硝子
 みずほが2段階引き上げる前の水準まで、出来高を伴い調整。

2.7966リンテック
 押されすぎからの強烈な切り返しの流れが続くか?

3.4617中国塗料
 やっと出遅れから脱出か?

4.2175エス・エム・エス
 今日はまた激しく売られたようです。415Kまで落とされております。

5.9603エイチ・アイ・エス
 押されすぎもOSCは+2%の40%とコンバージェンス。

6.6779日本電波工業
 とんでもないところまで押されました。1881円の今日の安値が抵抗線になるか?

7.2802味の素
 これはOSCを5%も下げて32%ですので、完全逆張り。

以上です。
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明暗別れるも、いずれ一蓮托生か?

2009-09-08 11:18:17 | 株に出会う
しかし、今日は特に材料もなく、仕手株系が暗躍するのではとの密かな期待を抱いておりましたが、3107ダイワボウの402円までの押し目で何故突っ込めなかったのか?

これが株の難しさですね。後から見ると、先物が大きく切り返すそのタイミングで一斉に買いが入っておりました。少なくともダイワボウは405円を4-5回突かれて耐えておりました。

ここで買いに入って、もし400円割れになるならそこで撤退と、何故割り切れなかったのか?

寄り付き前の外人勢は金額、数量共に売り越しでした。ところが先物が+50円始まり。10320円までは先物は落とされましたが、そこで踏ん張ったと見るや、4100戸田工業も含め仕手株系の逆襲が始まっておりました。

この一瞬の場の雰囲気の変化を察知できなければ、今日の前場での勝利はありませんでしたね。

そのダイワボウにも、1度だけ押し目のチャンスがありました。10時前までに一度だけ5本線が破られ422円まで一気に売り方が攻勢をかけた時です。

上がり馬の5本線割れは、ある種の分水嶺ですので、ここから注意深く、落ちるのか切り返すのかを判断する必要がありましたが、ここでも、座して見るだけでした。どうしても、この仕手株の一気の成り売り攻勢の継続のイメージがまぶたに焼き付いているためですね。

これが最後のチャンスで、後は先物のじり安で、それぞれ仕手株系もジリジリと押されております。この曖昧なタイミングでの売買は禁物です。

結果、前場段階では寄り前の外人売り越しの通りに、円高を伴いながら、各主力市場ともにOSCを2%きちんと落としております。

モニタリング銘柄のうち、逆張り銘柄と書いたものは、軒並みダウンを喫しております。完全に明暗が分けれました。

1つだけダイワボウ以外に見逃したのは、4574大幸薬品でした。この株、OSCを大きく下げながら押されていたので、切り返しても大したことはないと判断し、監視を外していました。しかし、昨日の安値を防御してからは、意地の切り返しがあったようです。しかし、前場終了段階でOSCはまだ-12%の46%です。明日は少なくともまだ見切り売り攻勢で下がる余地がありますので、手をつけるとしても今日だけにしておいた方が良さそうです。

後場はこのまま沈み込むのか、あるいはじり高となるのかは、為替、中国市場、そして先物の10300円割れから、10270円をも割れる値動きとなるのかどうかにかかっているかと思います。
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市場概況(9.7.09)

2009-09-08 06:15:34 | 市場概況
9月7日(月)の市場概況です。 赤字部は8日朝の更新

◆日経先物:10310円(+120円)OSC43%(+2%)9月4日の41%から切り返しに転じたか? 指数値倍率:96(-2)
◆日経平均:10321円(+134円)OC45%(+5%)9月4日の40%から切り返しに転じたか?
日経平均指数値倍率:97(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:944.6(+8.86)OSC44%(+2%)9月4日の42%から切り返しに転じたか?
◆マザーズ指数:439.62(-5.1)OSC40%(-3%)8月26日の58%から下落中。
◆ヘラクレス指数:633.63(+2.42)OSC53%(同値)8月26日の66%から下落調整中。
◆ドル・円:93.06円(15銭円高)OSC44%(+2%)9月2日の36%から円安へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.30875%(前日比-0.00563%)9月7日現在。さらに金利低下中。
◆米10年債利回り:3.445%(+0.095%)-9月4日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10330円(大証終値比+20円
◆シカゴ日経先物:休場。
◆NYダウ:休場。

後場も一時は10330円まで先物が抜け出しにかかりましたが、その後は売りに押されて、結局ヨコヨコパターンでの終了でした。

引けにかけては、利確の逃げ足も速く、そこであえて拾わなくても、明日の情勢を見ながらの参戦でもOKと判断し、持ち越しはなしでした。

買うなら、今日悪かった内需株の押し目をと睨んでおりました。今日の前場の安いところで買った人の利確の流れが、明日の全般は、今日後場に上昇した株には見られるのではないかと思っております。

と言う具合で、相場はごく短期勝負のトレーダー同士の食い合いの様相を呈してきております。あまり、この高値圏で、しかも政治的にも、経済的にも不安定な時期に、持ち越しはしない方針です。

-------8日朝のコメント-------

欧州市場は、+1.5-1.7%の上昇。NY市場は休場ですが、米株価先物は60ドル程度上げております。

ドル安が進んでいるため、ドル・円も93円近辺で停滞。

IMFがGDPの伸び率予想を4日に修正しております。(左が09年、右が10年)

・世界全体:-1.4%→-1.3%、+2.5%→+2.9%
・アメリカ:-2.6%→-2.9%、+0.8%→+1.2%
・ユーロ圏:-4.8%→-4.2%、-0.3%→+-ゼロ%
・ドイツ :-6.2%→-5.3%、-0.6%→-0.1%
・イギリス:-4.2%→-4.5%、+0.2%→+0.7%
・日本  :-6.0%→-5.4%、+1.7%のまま

アメリカとイギリスの09年については下方修正ですが、来年は日本以外は上方修正しております。

まあ、来年はこのまま首尾良く回復していけば、ドイツ以外はプラスへと戻すというシナリオですが、アメリカとイギリスという、今回の金融恐慌でもっとも痛手を受けた国が、今年後半にかけては失速するという予想に注目。

特に、イギリスはゼロ金利にまですべきという論調も出てきており、金融の深い闇からはい出るのに苦労しているようです。

ここから単純に言えるのは、まだ金融危機は終息していないこと、第2の波乱をIMFの09年の後半にかけてのGDPの下方修正が示唆していることです。逆にいうと、今アメリカの金融株が不調なのは、この見通しにも関係しておりますので、これからのテーマはやはり金融を巡る様々なニュースということになりますね。

金融の痛手がもっとも少ないと言われている日本が、09年は先進国では最低の伸びにもかかわらず、10年度の回復力においては、1.7%と先進国でも突出しております。

これは、世界全体のGDPの伸びの恩恵を、輸出中心のしかもハイテク・資本財中心の輸出で稼ぐ日本がもっとも先進国では受けると見てのことだと思います。

従って、中国などの新興国の動向によっては、日本がもっとも大きな影響を受ける立場にもあります。

とりあえずは、今年後半にかけて、各国の政府特需の効果が薄れる中で、新たな金融の火種が大きく燃えさかることなく、そのまま何とか新興国をドライバーとしての世界経済の成長を取り戻すことが出来るかどうか、そうした段階に今年後半に差し掛かろうとしております。

今日は、生真面目な経済ジャーナリスト張りのコメントに堕してしまいました。アメリカが休みだとネタがないね。。。
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