株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(9.25.09)

2009-09-24 19:34:46 | 明日のモニタリング銘柄
明日、9月25日(金)のモニタリング銘柄です。

1.8591オリックス
 明日高く始まるとやりずらい。まだ乖離幅は130円ほどあり。

2.5726大阪チタニウム製造
 今日の2665円からの切り返しで良い形に。

3.2681ゲオ
 今日に引き続いての続伸を期待してゲオ。やっとOSCは+2%の46%に。

4.8804東京建物
 不振の不動産銘柄からはこれを。468円を下から勢いよく抜く時に。

5.9793ダイセキ
 何があったのか?ダイセキ。崖っぷちまで追いやられております。明日1838円まで陥落すれば、後は結構急な下落が待ち受けております。

6.3843フリービット
 ようやく底を打った感がありますが、果たして明日はどうか?9月7日に1Qで40%減の決算となり、これまでの期待が剥離しているだけにあまり強気にはなれませんが。

7.3360グリーンホスピタルサプライ
 やっと出来高も落ち着いてきましたが、それにしても野村の目標価格10万円で、上へ下への大騒ぎでした。OSCは+1%の40%と手頃な位置取りに。

以上です。
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後を追っかける悲しい性

2009-09-24 11:20:59 | 株に出会う
先日ご紹介したゲーリー・ベッカーの選択的ペア理論によると、美女と美男が結びついた後は、醜いとは言わないまでも、容姿やお金に恵まれない男女同士が結婚する方向へと社会が追いやられる傾向を示しますが、株の世界に置いては、一夫一婦制度が遵守されていないため、ついつい、未開社会さながらの多重婚状態を醸し出すようです。

つまり、美しくお金持ちの女性に沢山の男が群がるという現象です。幸か不幸か、株式市場では、相手の容貌を垣間見ることは出来ません。見えるのは板に張られたお金のみですが、美女でお金持ちと見込んでも、なるべく安く手に入れたいのが人情らしく、最初は皆さん、控えめに下で金額を提示したりしておりますね。

しかし、世の中には「出し抜き」という技を得意にしている面々が沢山いて、いきなり高い値段で時に美女をかっさらうようです。そうなると、じっとしていられないのが、人間の悲しい性です。こんな値段で抱え込むと後でひどい目に遭うかも知れないと思いながらも、ついつい手を出してしまうようです。

この誘惑に打ち勝つためには、いささか世間での経験が必要です。そうですね。筆者のように悪女とずっと付き合ってきた経験とか、何度も美女の鼻っ柱の強さに挫折を重ねたことがあるとか。こういう苦い経験が人間の肥やしになるのは古今東西変わりません。

今日は、アメリカがあのような後味の悪い終わり方をしておりますので、日本市場も最初は騙しの上げがあったとしても、その後は例によって、冷たく突き放されるのではないかと誰しもが思っていたに違いありません。

これが罠でした。ある種のトリックでした。

前場は実に強い相場展開です。東証1部の値上がり銘柄は何と75%にも達する勢いです。しかし、これでもTOPIXのOSCは前日比-1%の48%です。日経平均も前日同値の50%です。必ずしも強い訳ではありません。

客観的に見ると欧米市場に比べての日本市場のこのところの停滞ぶりは際立っております。少しバランスをとるために日本株を買おうという勢力が、今のところは勝っているようです。

前場は、過去の悪女経験が災いして、いくつかの銘柄に指し値を入れるも、横からかっさらう面々が跋扈する今日の相場では置いてきぼりでした。後に残されている銘柄から、出来るだけ美女をお安く後場は手に入れたいと思っておりますが、何しろ、板だけでは美女かどうかが分からず苦慮しております。

金額の文字の色を「ゴールド」色に変えるとか何とか、東証には善処して貰いたいものです。しかし、それじゃあ、また誰かに出し抜かれるか、さもなくば、金粉を塗りたくったような山姥を掴んでしまい、結局は生き血を吸われてしまうのか???
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海外市場概況(9.23.09)

2009-09-24 05:33:48 | 市場概況
9月23日(水)の海外市場概況です。

◆ドル・円:91.32円(20銭円安)OSC51%(+-0%)91円を挟んで行ったり来たり。円安へのわずかな兆候。
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.285%(前日比-0.00063%)9月23日現在。再度下落中に転じる。
◆米10年債利回り:3.424%(-0.028%)-9月23日終値。
◆シカゴ日経先物:10330円(円建て、18日大証終値比-10円
◆NYダウ:9749ドル(-81ドル)OSC58%(-13%)9月21日の65%から自然リバウンドも、引けに大きく下げて9月16日からの下降トレンドへ。

FOMCでダウは9900ドルを達成するも、モーゲージ債や政府機関債の増額買い取りもなく、出口政策がいずれ実行されるとの思惑から、一旦売っておこうとの雰囲気が大勢を占め、引けにかけて大きく反落。原油在庫の急増から、原油価格は急落しエネルギーや素材などのセクターが投げ売り状態へ。

株式市場は資金じゃぶじゃぶ状態を望みますから、これは当然の反応ですね。

しかし、FRBの総資産は2兆1443億ドルで、既にGDPの15%に達しており、モーゲージ債が30.3%、政府機関債が5.8%、国債等が35%などとなっております。前年比ではモーゲージ債と国債などが30%を超える増え方です。

特にモーゲージ債は住宅ローン金利を低く抑えるのには有効でした。今回の出口政策への不安はとりもなおさず、ICUから患者が出て、果たして何も付けずに世間を歩けるのかどうか?という不安のようです。

しかし、いつまでも人口的な延命装置を付けておくわけにもいかず、一旦は外して貰いましょうということになっているようです。

ところで、AIGの債務に対する政府の保証がとれるとのことですが、FRBの資産構成ではAIG関連では394億2800万ドルですが、これは1年前に比べて減っているどころか逆に2億2900万ドル増えております。これは如何に?まさか、政府に支払う保証料まで融資して貰ったのではあるまいね???
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