明日のモニタリング銘柄（７．１３．１１）

明日、７月１３日（水）のモニタリング銘柄です。

日経平均も随分ここ２日で下げましたが、まだ２５日移動平均線の２％上方に位置しております。しかし、下落トレンドであることは明らか。６月２３日のＯＳＣ５０％、終値９５９７円が、まだ支持線としては機能しております。しかし、１０ＤＬＭＡである９９３５円は、今日の段階で破られております。通常は、この段階が売りをかけるセオリーの１つ。

と言うことで、予想はしても地合に押されることもあることを念頭に置きながらの、明日のモニタリング銘柄です。

１．９４３３ＫＤＤＩ（引き続き、切り返しタイミングを見計らって）
２．３７８９ソネットエンタテインメント（ＲＳＩ３０％は狙い頃か？）
３．３６２２ネットイヤー（ＯＳＣ１９％は滅多にない値。徹底的に売られましたが。）
４．６９８１村田製作所（切り返しの気配はあるが。）
５．５３３３日本碍子（これもＯＳＣは底値に到達。ＲＳＩも３０％と絶好。）
６．７７３１ニコン（ＲＳＩ２７％は３月１８日以来。）
７．６６６５エルピーダメモリ（公募でここまで落とされたが７５９円が割れねば）

以上です。

市場概況（７．１１．１１）

７月１１日（月）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。下に１１日の海外市況

◆日経先物：１００８０円（－８０円）ＯＳＣ６２％（－６％）７月８日のＯＳＣ６８％、終値１０１６０円から下落に転じる。ＲＳＩは８４％（－７％）
◆日経平均：１００７０円（－６８円）ＯＳＣ６０％（－４％）７月７日のＯＳＣ７１％、終値１００８３円から下落に転じる。ＲＳＩは７９％（－８％）
◆ＴＯＰＩＸ：８７０（－４）ＯＳＣ６３％（－４％）７月７日のＯＳＣ７４％、終値８７０ポイントから下落に転じる。ＲＳＩは８０％（－５％）
◆マザーズ指数：４８４（＋６）ＯＳＣ７５％（＋２％）６月２７日のＯＳＣ３７％、終値４４５ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは７９％（＋－０％）

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：１４４．９７％（＋６．０％）－７月１１日現在。
　マザーズ：１０１．５８％（＋３．８％）－７月１１日現在。

◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率５７％（－１６％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率１０％（＋２％）

今日の相場は前場終了までにピークを付け、後場は寄りつきの状態を目指して落下するという、いわば行ってこいの相場でした。
エントリーをしてもこういう相場は大きくは勝てません。新興市場に絞って行くべきでしたが、それもままならず。結局は後場はノートレードです。持ち越しもありません。主力市場は当面の調整色が強まっております。

【以下は１１日の海外市況】

◆ドル・円：８０．２７円（－３３銭）ＯＳＣ４７％（－４％）６月２８日のＯＳＣ６８％、終値８１．１３円からまだ円高に切り返し中。ＲＳＩは５１％（－４％）
◆ユーロ・ドル：１．４０３ドル（－０．０２３ドル）ＯＳＣ４４％（－８％）７月４日のＯＳＣ６７％、終値１．４５４ドルからユーロ安継続中。ＲＳＩは３４％（－１４％）
◆ＵＳドルインデックス：７６．７３（＋１．５５）５０ＭＡ（７４．７６）を一気に抜き２００ＭＡ（７７．０１）に接近。
◆米１０年債利回り：２．９４％（－０．０９％）２００ＭＡ（３．１６％）を再度下回る。（１１日現在）
◆米３ヶ月国債：０．０３％（＋－０．０％）対１０年債スプレッド：２．９１％（－０．０９）３％切ると要注意。（１１日現在）
◆ＮＹダウ：１２５０６ドル（－１５１ドル）ＯＳ６４％（－９％）ＲＳＩは６５％（－１０％）７月７日のＯＳＣ７６％、終値１２７１９ドルから下落中。
◆Ｎａｓｄａｑ：２８０３（－５７）ＯＳＣ６７％（－１１％）ＲＳＩは７１％（－１２％）７月７日のＯＳＣ８０％から下落中。
◆上海総合：２８０２（＋５）ＯＳＣ６７％（＋－０％）ＲＳＩは７９％（－１％）６月２２日のＯＳＣ４７％、終値２６４９から切り返し中。
◆ＶＩＸ指数：１８．３９（＋２．４４）２００ＭＡ（１８．５２）を一時突き抜ける大幅上昇。
◆ＷＴＩ原油先物：９５．５９ドル（－３．５１ドル）２００ＭＡ（９４．０２ドル）に接近中。
◆ＣＲＢ指数：３４１（－３）５０ＭＡ（３４３）にタッチして下落中。
◆ＮＹ金：１５５０ドル（＋８ドル）５０ＭＡ（１５２１ドル）を回復して上昇中。
◆バルチックドライ指数：１４４９（－４）５０ＭＡ（１３９６）を抜き去るも、その少し上で停滞中。
◆セミコンダクターインデックス：４０７（－７）２００ＭＡ（４１５）と５０ＭＡのライン上に拮抗中。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：９９３０円（－１５０円）

ヘッジファンドなどのターゲットは、ギリシャ、ポルトガルの次はスペイン経由でイタリアへ。確かに７月に入ってからはイタリア債はかなり上昇しておりました。この長引く欧州債務問題に加えて、アメリカの債務上限引き上げ問題（借金上限を更に上げること）も再浮上。にもかかわらず、米国債が上昇（２．９２３％に金利低下）するのは、何とも皮肉なこと。

ユーロは激しく下落。クロス円も軒並み円高に。原油は景気後退観測からは当然冴えず、ＣＲＢ指数はグランビルの法則通りの反落基調に。金だけは上昇。

注目すべきはＵＳドルインデックスが大幅に上昇していることです。ユーロの下落という要素がありますが、海外資金をアメリカが引き揚げる動きが加速するなら、現地通貨が売られドルが買われてドルインデックスが上昇します。

ＶＩＸ指数も大幅上昇。来年６月限はなんと２２．９ポイントにまで上昇。

今後株式市場を引き上げる要因としては、企業の２Ｑ決算しかありませんが、先頭バッターのアルコアは、市場予想をわずかに下回る１株あたりの利益を発表。これでは気勢が上がりません。

ところで、あのマードックのニューズ・コーポレーション傘下の英タブロイド紙が、ブラウン前首相も盗聴していたことが明らかになっております。ウォールストリート・ジャーナルも傘下に持ちますが、この格調高かった新聞も営利主義的に変更し、かつての掘り下げた記事が影を潜めておりますが、どうやら、このマードック的なものがこの世界のいわば「癌」のような存在に思えてなりません。

7月11日(月)のつぶやき

11:02 from web
前場終了段階の１０ＤＨＭＡ超の銘柄数％は６３％（－１０％）、１０ＤＬＭＡ未満の銘柄数％は９％（＋１％）です。騰落レシオが日経平均で１４０％近くにも行っており、些か押されておりますが、海外市場が悪かった割には健闘か。特に新興市場に資金が回っているようです。
11:17 from web
ＩＰＯしたばかりの３６５２ＤＭＰと６６２６ＳＥＭＩＴＥＣは今日明暗を分ける。ＤＭＰはＳ１（上値抵抗）の３５００円超えがなく、止む得ず３３８０円で売り。対するＳＥＭＩＴＥＣは３４００円（Ｒ１）超えで上空浮遊状態。この差は、ＤＭＡが金曜日にＯＳＣを４０％も伸ばした反動か。
15:49 from goo
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