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チャートの真実

2009-10-22 11:14:48 | 株に出会う
先日、近くのホームセンターに、昼休みに主として飲むビール(といっても、発泡酒などが中心)を買うために立ち寄りました。色々と、新製品を試したあげく、結局は、サッポロビールの「麦とホップ」が良かろうと心に決めて売り場に馳せ参じました。

ところが、その「麦とホップ」の隣に、キリンの聞いたことがない銘柄が置いてあるではありませんか。その名も、「ホップの真実」。ついつい、ゴア元副大統領の「不都合な真実」を連想しました。このビールは、きっとノーベル賞ものの味に違いないと。

翌日、はやる気持ちを抑えてぐい~と、その真実を飲み干しました。何てことはありません。「麦とホップ」にしときゃ良かったと後悔する始末。

しかし、キリンも商売がうまいね。サッポロの類似名のビールの横にわざわざ置いて、筆者のような自称エセ環境派の心をしっかりと捉えるとは。

この話を書いたのは、持ち越しの8410セブン銀行のことを考えていた時です。この株、チャカチャカとチャートがうるさくて、もう途中でかったるくなって+700円で切りましたが、そのあたりは、ちょうど「チャートの真実」にあたるポイントでした。

たまたま、いつもは見ていない分足の一目均衡表を見てみると、きちんとその下げ局面では、いわゆる雲がサポートしておりました。そこに2-3度タッチしてからは、もう雲の上を地合の下落に関係なくすいすいと上げて行くではありませんか。

筆者の修行不足でした。この株は、目先の動きに心を奪われると、それこそ不都合な真実に直面することになります。大部分の人間は、ほとほとこの株の動きに嫌気が指します。そこが、しかしながら、その筋の方々の狙い目なのです。

静かに静かに、仕込み玉をため込んでいきます。凡人が気がつけば、高値を更新中。相当な修行者がこの株を牛耳っているに違いありません。

筆者のような精神修養が足らない人間が近づくべき株ではありませんでした。

と言うわけで、前場は不本意なトレードに終わりましたが、一目均衡表という新たな武器を手にしましたので、後場はその有効性を検証したいと、懲りなくも思っております。はい。。

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