株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

6月28日前場の売買

2005-06-28 11:32:41 | 株に出会う
今日の前場も前日同様、値動きが少なく面白くない相場が続いている。その中で、前場はOSCがダイバージェンスした6423アビリットを4110円で買った。ちょっと早かったようで前場にようやくゼロまで戻した。この状態でOSCが前日比+2%となっているので、上げ基調にはあるのだろう。

気になる4290プレステージは、寄りこそ319Kまで上げたのでこれはと思ったが、その後は尻すぼみとなり前場314Kのわずか+1Kで引けている。OSCがこれでも前日比-11%と大きく落ちているので、今日はいわゆる寄り天状態の下落日かもしれない。前日高値の316Kも逡巡した後破られており、残念ながら一旦撤退しなければならない。

もう一つ9424日本通信だが、前場一気に182Kまで落ちた。そこからは反転し、前場段階でOSCが逆に+2%上昇している。これは、182K(OSCは-4%)からの切り返しのエネルギーがそうさせているようである。そのダイバージェンスの分岐点を調べてみたら185Kだった。RSIは182Kでもコンバージェンスは起こしていない。

その他の注目銘柄では、2722アイケイは出来高少なく本日は今のところ死んでいる。2766風力発電はまだプラス圏でおとなしい。強いのは4314ダヴィンチ。前場下げそうだったが踏みとどまり、324Kの-1Kなのに、OSCは前日と変わらず。まだまだ下落基調ではなく上昇気流を目指しているのが、超短期の傾向としては見えるようだ。

今日なぜ上がったかよく分からなかったのが、8704トレーダーズ証券。6月15日以降、前日安値を必ず上回って上昇していたが、21日には指数が14日よりも下がっていた。ここでの調整を経て、昨日まで、OSCが41%から49%まで上昇していた。これが一因(特に昨日の+5%のダイバージェンス)としか思えない。前場終了時のOSCは-14%の下落を示しているので、これから買っても利益はとれないことを示している。なのに、妻が前場に278Kと273Kで買ってしまった。これからの下落が絶対なら早く売れと言うところだが、これだけは絶対はないので静観している。どうせ家計からは全く外れたお金で楽しんでいるのだからとやかく言っても始まらない。

もう1つ、ノーマークだったのが4327SHL。間欠的に吹き上がる温泉のような銘柄であるが、今日の上げが見抜けなかった。ここで反省すると、この銘柄前回噴いたのは6月22日で29Kも上げている。この前日のOSCは37%、指数488000、RSIは50だった。(新興市場のボラリティの高い銘柄はOSCが30台なら買いである。)22日、23日にOSCが一挙に56%から61%まで上昇した後、24日は57%まで落ちたが、昨日は-9Kの下落にもかかわらず、OSCは57%のままだった。そして、RSIも49から54へとコンバージェンスを起こしていたのである。指数は508000と20日以来で最も低かった。こうした買いエネルギーがたまっていたのを見落としていたのだった。今日のOSCはこれだけ上げても既に、前日比-4%の53なのでこのままだと明日の下落は必至であろう。
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明日の注目銘柄(6.28.05)

2005-06-27 17:43:40 | 明日のモニタリング銘柄
今日は、一年を通じても最も退屈な一日だった。何しろ、約定の玉はしかと確認できなかったが、金曜日に459Kで確かに買えていた7717Vテク。朝、売り玉を見たがみつからなかった。知らないうちにどういう訳か1000円高で売られていた。手数料を勘案しても損はないものも、どうも證券会社の誤注文だったらしい。こんなことは初めて。

それであやが付いたのか、今日買った4797ICFは早めに損切り、273Kで買った新華ファイナンスも引けに271Kを付けたのでやむなく損切り。6726OHTだけは引けに高値を付け、持ち越しているが、それだけの取引だった。

今日からOSC(Ultimate Oscillator)の運用を実験しているが、何となく飲み込めてきた。明日、OSCを試すのが、持株の4290プレステージ。本日、3%のダイバージェンスで終わっている。(安値は-1Kだが、OSCが+3%と逆転していること)乖離幅-2K。指数はここのところで最低水準。かつ、RSIが本日下げても21と金曜日と変わらず。これだけ条件が揃って、明日318Kを抜いて328Kに近づくかどうか注目したい。但し、既にOSCが51%。60%近辺が新興市場での頭打ちの平均のようなので、上値はそれ程望めないかも知れない。

今日は、OSCのダイバージェンスを示現したもので、特に30%以下の銘柄をピックアップしてみたい。(IPOは除く)

1.2446ゼンケンオール

 新規IPOなので採用するテクニカル指標は乖離幅-11Kのみとなる。今日プラ転もしており、明日押されても593Kを割らなければ買い出動もよいと思う。

2.9424日本通信

 OSCダイバーゼンスを+4%示現。乖離幅+2Kだが指数、RSIともにまずまずの水準。189K前後から200Kあたりまで反騰するかどうか注目したい。

3.6726OHT

 持ち越し株であるが、OSC+2%ダイバージェンス。乖離幅-2K。指数は6月15日、20日あたりの水準まで落ちている。RSIも6月としては2番目に低い。208Kを抜き去り214Kあたりまで伸びることを期待して注目。

4.2722アイケイ

 OSCが何と26%まで下がった。乖離幅は+12Kだが、指数は大きく下落し、データを取り出した2月初旬からでは最低水準まで、RSIはまだ40なのだが、OSCと指数が勝れば、明日上昇する筈。このようなケースは初めてであり、凶と出るか吉と出るかは定かではないが、テクニカル要素のどれが勝つかには大いに興味があるため、とにかく注視。

5.6423アビリット

 上げそうで上げないアビリット。明日に限ってはOSCのダイバージェンスが+6%。乖離+20円。指数も底に近い。よって、上げと見るがどうだろうか。但し、上げるとしても4200円位までが上限。

6.4295フェイス

 持株だが、OSCダイバーゼンスが+4%。乖離は-1K。指数も16日以下となっている。少なくとも290K、できれば295Kあたりまでの反転を期待して注目。

7.8798アドバンストクリエイト

 高値圏だが、OSCダイバーゼンス+2%、-1Kの乖離。指数は高めだが、RSIもコンバージェンスしている。一気に340K台の高値に伸びるかも知れない、との見方から注目。

8.4314ダヴィンチ

 8798と同様だが、OSCダイバーゼンス+5%を示現。RSIもコンバージェンスしている。オーナーはいつ売ろうかと待ちかまえていると思うが、テクニカルに見る限り、5月高値の340Kを窺う勢いと言える。明日この通りに動くかどうか注目したい。

9.4743IT4

 OSCがダイバーゼンスを示現してまだ23%。乖離ゼロ、RSIもコンバージェンスしている。出来高少ないが10日くらい持つつもりで買うのも面白い。

10.2766日本風力開発

 OSCが新興には珍しい24%まで落ちた。乖離幅、指数とももう一押しがないと買いではないが、OSCの下落が明日どうでるかを注目したい。もし反発するなら、220Kあたりまでの下落を見定めての買いとなる。

11.2420賃貸住宅ニュース

 20日に子株環流なので、まだ売り圧力があるかもしれないが、乖離、指数条件ともよく、OSCも本日マイナスなのに、そのまま42%を保持。分割時140K~150Kあたりだったので、ネクストジャパンのような利確の動きが出ることはないだろう。そろそろ反騰開始するかも知れない。
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27日の前場の取引

2005-06-27 11:42:13 | 株に出会う
朝の動きを見て、4797ICFを348Kで買い。その後の不穏な動きに346Kで売り。売り板の引っ込めにはめられた感じ。早めに撤退して正解。OSC(究極のオシュレーター)がダイバージェンスしていたのでちなみに買ったが、40%台では有効にはならないようだ。30%前後で見ると、新興市場では買い条件に結構当てはまることが確認出来たのは収穫。

その他、前場は9399新華ファイナンス273Kで買った。指数、乖離条件が良く、OSCも一応ダイバージェンスしているので、場の動きを見ながら買った。また、6726OHTを205Kで試し買い。208Kを超えなくても、指数、乖離条件ともよいので反撥を期待。

場全体としては、結構OSCも上がっているので、更に上値を終えないで下落を開始している銘柄が多いようだ。そのなかで、OSCが先週は30%台をキープしていた2351アドミラルと4815JDCが上げている。こうした動きを察知できるのが、OSCの威力だと痛感した次第。これは使えそうである。

後場が終われば、再度注目銘柄をOSC%も織り交ぜながら検討したいと思う。
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究極のオシュレーターを追加

2005-06-26 22:46:15 | 株に出会う
これまで主に相場の買いエネルギーの蓄積状態と、それが解き放たれる時期の特定を何とかものにできないかと苦心してきたが、ラリーウィリアムズの本の原点に返って、究極のオシュレーターの算出数式がたまたまネットで見つかったので、それを今のエクセルに組み込んで検証してみた。

ウィリアムズは、究極のオシュレーター値が、買いならば30%以下で、売りならば50%以上でのダイバージェンシー(価格が下がっているのに、オシュレーター値が上がること、またはその逆)が起きたものでないと有効ではないといっている。実際に新興市場の変動幅の大きな数十銘柄で検証してみたところ、多少の幅を持って運用できることを確認できた。この値の凄いところは、ウィリアムズも言っているように、明日の動きが(テクニカル分析値として)1日前に読めることである。

この新たな値(OSC値という)と、これまでの私独自(?)の乖離幅(マイナスほど買い条件)と、OSCの算定の元となる真の安値、真の高値から算出した実変動幅を利用した累計指標値、それとウィリアムズも評価しているRSI(コンバージェンスも含む)を組み合わせることで、より買い時の精度が高まり、かつ、売り時の判断についても特にOSCのダイバージェンシーを参考にすることで、ある程度判断できそうである。

もちろん、ウィリアムズも最初に断っているように、オシュレーターの最大の欠点は、7日平均のオシュレーターであれば、3.5日から9日間の波動しか捉えられない、というテクニカル分析の理論上の弱点を持っていることはよく承知しておかねばならない。

明日からは、この新しい手法により明日の注目銘柄を選定し、実際の市場の動きに合っているかどうかを検証し、追加のチューニングの余地があるかどうかを見ていきたいと思っている。

どなたか、既にこの指標を運用されている方がいれば、どのような結果を得ているか、また市場特性に合わせたどのようなチューニングが有効か等、教えて頂ければ助かります。
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明日の注目銘柄(6.27.05)

2005-06-26 11:08:29 | 明日のモニタリング銘柄
明日27の注目銘柄は下記の通り。

1.4824メディアシーク

  4月18日以来の指数好転。RSIも34とまずまず。乖離ゼロ。266K~271Kで。

2.2766日本風力開発

  そろそろ指数条件が整ってきた。明日から明後日での反撥に注意。RSIが前回反発時より59とまだ高いので注意。

3.2411ゲンダイエージェンシー

  また21日の水準まで近づいてきた。430K近辺まで押すようだと買い。

4.4797ICF

  ここ3日間ほど調整が入ったが、乖離-2K、指数は17日終値より良い。再度反騰するかもしれないので注意。朝、356Kを一気に抜いていくようだと買いか。

5.9399新華ファイナンス

 ここのところ出来高が細っているが、乖離幅-9K。指数は4月18日段階と同じ。RSIはまだ34と少々高いが、反撥の条件は揃ってきている。大きな売り板が毎日下がってきて蓋をしているようだが、そろそろ反騰するかもしれないので板に注意。筆者は金曜日277Kで指したが出来なかった。

6.6726OHT

 コメルツへの第三者割り当て増資に嫌気して乱高下しているが、指数は20日より改善。乖離幅も+1Kなので200Kに近づいたところからの反撥を見定めて買いか。

7.9424日本通信

 この株、指数がある水準までくると反撥している。その経緯からすると明日は反撥日。190Kを切れば買い。192Kを上回って上昇するならそのまま買い。最近出来高細り値動きがおとなしいので注意。

8.5541大平洋金属

 久しぶりに1部上場の株に注目。乖離幅-6円。指数条件もまずまず。そろそろ反騰に注意。

9.4794タカラバイオ

 ついにRSIが20まで落ちた。3月11日以来である。乖離は+3K。指数条件は22日よりちょっと悪い程度。しかし、この3月11日以来のRSIの下落ということを重視し、480K~483Kの間で始まれば買いの手か。

その他、持ち株の4290プレステージの反転。また下げてきた4819デジタルガレージの下げ見極めからの反転。少し押してきた2314レントラックの小反発狙い。減益決算で落ちた3740フレームワークスの反転、4281DACのそろそろの反転、等が注目点。

追伸:2409ネクストジャパン、先日の注目銘柄に入れて予測が狂ったが、この株の留意点は、分割3日前に260Kの最高値を付けていること。(分割権利最終日は238Kで終わっている)そして、子株環流時点(20日)の終値が254K。23日に224Kまで押されたが、これは分割前の高株価での購入者が、一気に利益(損失)確定の動きに走ったものと思われる。通常、分割発表から権利最終日にかけては結構下げるものだがこの株は上げ続けてきた。このような特殊要因があるので、もう少し利益確定の動きを見守る必要があるが、テクニカル条件は整ってきている。今週の動きに注意。上げるときは一気に上げる可能性がある。
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