団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

検事も正義の人達ばかりでない。

2010-09-28 09:40:00 | 日記
検事と言えば正義の人のイメージがあるが、今回のFD証拠改ざん事件で、検事もただの人間だということが分かった。
そんな人間が、人を裁くのだから謙虚な気持ちを持ち、人の人生を左右する立場を十分自覚する必要がある。

今朝の新聞によると、証拠改ざんで逮捕された前田主任検事の同僚検事が、前田主任検事の上司にあたる大坪前部長と地検上層部の玉井前次席検事の部屋を訪れる前に打ち合わせした際、「玉井さんは話の分かる人ですから正直に話しましょう」と進言。しかし大坪前部長は「考えが甘い。玉井さんは次席だぞ。公表しろと言われる」と拒否し、玉井次席検事には故意であることを隠した報告をしたという。
偽の証拠で犯人でない人を罪に落としいれても、自分達の組織を守りたいと考えたのだろうか。
こんな検事が上層部の人間なんて、検事も裁判官、弁護士も頭からは信用してはいけないと思いました。

大坪前部長に言いたい!あんたは本当に検事なのか!特捜部を消滅させる危機を招いたあんたは甘いどころか、正義の人というイメージを壊し、国民を欺いた罪は大きい。
考えようによっては、検察組織も一般の会社と同じということを世間に知らしめたのは、良かったと思うのだが。

「検事は正義の人」というイメージで見ることをやめなければいけないと思いました。
自分の出世、組織を守るためには、人の人生なんてどうなってもかまわないと思っている検事がいることを覚えておきたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする