団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

この国は、ほんとうに子ども達を大事にしているのか?

2011-07-05 08:22:00 | 日記
今朝の朝刊に福島原発の事故で、国の原子力安全委員会は4日、三月下旬に福島県内の第一原発周辺の市町村に住む子ども約千人(ゼロ~15歳)を対象に行った放射線被ばく調査で、45%の子どもが甲状腺に被ばくしていたことを明らかにした。

安全委の加藤重治審議官は「精密検査の必要はないレベル」と話している。
安全委によると最高値は毎時0.1マイクロシーベルト」(一歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年50ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時0.04マイクロシーベルト以下。同様の換算で年20ミリシーベルトに相当するが、加藤審議官は4日の記者会見で「換算するには(調査の)精度が粗い。精密測定が必要な子供はいなかった」と述べた。
*毎時0.2マイクロシーベルトを超えた場合、精密検査をする予定だった。

この言動おかしくないですか?
「換算するには(調査の)精度が粗い。」と言っているにもかかわらず、精密測定が必要な子供はいなかった。
調査の精度が粗いのに、どうして精密測定が必要ないと言い切れるのか疑問に思いました。(私は放射能に関してど素人です)

子ども達の甲状腺被ばくを心配されていましたが、45%の子どもが被ばくしていたという事実に怖さを感じました。

この国は「子ども手当」を出して、さも子どもを大事に育てようとしているかに思えますが、実際は子ども達の安全を最重視していないように思えました。

福島周辺の子ども達の20年後が、心配になりました。
コメント
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