団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

電力会社の経営陣などは、人間のクズのように思えてしまいます。

2013-07-10 05:26:56 | 日記
昨日は37.4度という猛烈な暑さでした。喫茶店の帰り自転車で家に向かっていましたが、
太陽の陽で身体が焼かれているような錯覚に陥りました。
道路のほとんどがアスファルトになったのが、より暑さを呼ぶのでしょうか?

中日新聞は私の地元の新聞社で、子どもの頃社会見学で訪づれたこともあります。
大手新聞ではないですが、東海地方ではダントツのシェアを誇っています。
最近は原発に関する記事が良心的だと云われています。

昨日の中日新聞の朝刊の記事です。

 まずは、東京電力側が出した文書を読んでいただこう。
<本件事故により、大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めてお詫び申し上げるとともに、故久志様のご逝去に当たり心よりお悔やみ申し上げるものです>

▼自分の家族が原発事故を苦に自ら命を絶ったとしたら、この文で「心から謝罪してもらった」と思えるだろうか。
 文中の「故久志様」とは、福島で農業を営み、食卓に安全な野菜を届けるのを生きがいにしていた樽川久志さんだ
▼六十四歳の樽川さんが死を選んだのは、一昨年三月二十四日。先祖から受け継いだ土が放射能であっけなく汚染され、絶望してのことだ。
 遺族の訴えに、東電は事故と死の関係を認め、賠償に同意した
▼遺族は「きちんと、謝罪も」と訴えた。東電は記者会見で、「ご遺族の家を訪問し(謝罪を)行ったと言ったが、そんな事実はなかった。
 「社内での情報共有の連携に不備があった」と、東電は釈明している
▼新潟県知事は、地元の了承も得ず、柏崎刈羽原発の再稼働を申請しようとした東電の態度に、「安全や信頼よりも、お金を優先したのか」と憤り、「嘘をつく会社か」と疑問を呈した。
▼さすがに東電は見送ったが、電力四社がきのう、原発再稼働を申請した。

原発は決して放射能も悲劇も嘘もまき散らさない、という確信あってのことなのか。

とても考えさせられた記事です!
新聞社の全てがこのように良心的な記事を書いてくれれば、少しは電力会社の経営陣も反省するかと思いますが、自民党は再稼働に賛成ですし、民社党もどちらかと云うと再稼働に賛成のようです。
公明党も自民党と離れるのはできないので、消極的賛成でしょう。

 私なら、まずは電力会社経営陣の一掃を図りたいです。
自分の会社は潰れっこないという上から目線の対応が目に余ります。
潰れないのは結構ですが、競争がない会社なんて民間会社とはとても云えないです。
東電は実質民間会社ではないかも知れませんが、株式上場が許されているということは、民間会社なんでしょう。(笑)
電力会社は公共会社として、民衆とともに歩むという姿勢が欲しいです。

 中日新聞のこの記事からは、とても民衆とともに歩む姿勢は見当たりません。
電力会社の経営陣は人の死という重い対応にさえ平気で嘘をつく、人間のクズのように思えてならないです。


今朝の朝刊に福島第一原発の収束作業において死をかけて立ち向かわれた吉田所長さんの訃報記事が載っていました。事故後70ミリシーベルトを被爆されましたが、今回の死との因果関係はわかりません。
なぜ最悪のレベルの事故に発展したのか、重要な証人がいなくなられたのは事件の真相の解明がむつかしくなるように思われます。
吉田さんのご冥福をお祈りします。

あまりに暑いので、冬の歌を  桑田佳祐/白い恋人達
コメント (10)
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