団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

何十年も、大切にしていたのに。(苦笑)

2015-12-26 09:11:33 | 日記
 先日 NHKの「Songsスペシャル 松任谷由実」の録画を見ました。

松任谷由実さんは、最近ヒット曲が出ませんね。
今回は映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』という日本語版の主題歌を作られるということでした。

松任谷由実さん、通称ユーミンは、13歳の時サン・テグジュペリの「星の王子さま」を読んで理解できたとのことです。
私は17歳の時に「星の王子さま」を読んだのですが、全く理解できなかったですが。(苦笑)

ところが今回「星の王子さま」を読み見直したら、全く理解できなかったとのことです。
清らかなものをどこかに置き忘れてしまった。
大人になって、子供であったことを覚えていない大人になってしまった。

サン・テグジュペリは、子供時代を忘れることがなかった。
「星の王子さま」の冒頭に、
「大人は誰も初めは子供であった、それを覚えている大人はいない」と書かれているそうです。

「星の王子さま」の中できつねが王子に

「大切なものは、目にみえない」
「心でみた時、本当のことがわかる」と。

 ユーミンが19歳の時に作った曲「やさしさに包まれたなら」の歌詞に、
「目にうつる全てのことはメッセージ」という「大切なものは、目にみえない」という
星の王子さまと真逆なことを書かれたようです。

 ユーミンは子供であった自分を思い出すために、
星の王子さまの作者サン・テグジュペリの故郷フランスのリヨンへ行かれたり、
19歳の時に奈留島にある奈留高校の校歌「瞳をとじて」を作った関係で、
奈留高校を訪づれたりされます。
41年前に作られた歌が今でも島民に歌われ続けていることに感激。

 時空を超えて、当時を想い出したいという気持ちから、
今回作られたのが「気づかず過ぎた初恋」という曲でした。

 「星の王子さま」と言えば、高校生の頃に買った本でした。
3~4年前まで大切に本箱にしまっていました。
畳を入れ替えるということで、かみさんから「本を整理しなさい!」と言われ、
「もう読むこともない」と思い、捨ててしまったのが残念です。
孫たちに渡せばよかったと後悔しています。





松任谷由実 主題歌「気づかず過ぎた初恋」ミュージック・トレーラー(映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』)
コメント (12)
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