団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

心優しいお二人の出会いが、子猫ちゃんたちの命を救いましたね。

2019-04-24 02:55:09 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「命のバトン」というタイトルで41歳のパートの女性が投稿されていました。




 9年前の冬の夜、愛知・蒲郡駅近くのコンビニで泣いていた女の子へ。

 心優しいあなた、目やにだらけで、衰弱しきった子猫二匹をかわいそうに思って、
でも事情があっておうちでは飼えないからと、一人で泣いていましたね。
もうすっかり日も暮れて、寒い夜でした。

 私は、あなたが迷子になって泣いているのかと思って声をかけました。
でも、あなたは弱った子猫をおいていくのが忍びなく、泣いていたのでしたね。

 私は二匹の子猫をレジ袋に入れて、取りあえずお姉ちゃんが病院に連れて行くから
泣かないで、と言いました。

 それからずっと、その二匹の猫と暮らしてきました。
その後、私は結婚し出産しても、二匹とずっと一緒でした。

 でも先日、そのうちの一匹、サスケが死にました。
彼が幸せだったかどうか分からないけれど、
私なりにあなたから受け取った命のバトンを、大切にしてきたつもりです。

 残った一匹は拾ってすぐ、片目が見えなくなりました。
でも今日も元気にしています。
名前はマサムネです。

 あなたの優しい気持ちが、猫を生き延びさせ、天寿を全うさせ、
私たち家族を幸せにしてくれました。
心から感謝しています。


 以上です。



 9年前の冬の夜 女の子は拾った子猫を自宅に持ち帰り、
親から「捨ててきなさい!」と叱られて、駅近くのコンビニで
捨てる事も出来ず、泣いていたのでしょうか?

 私なら関わりたくないので知らないそぶりをしているでしょうが、
心優しいお姉さんとの出会いが、子猫たちの命を救いましたね。

 このお姉さんが命のバトンをしっかり引き継いでくださり、
一匹の猫は幸せのうちに天寿を全うしたと思います。
また二匹の猫ちゃんが、このお姉さんのご家族に幸せをもたらしてくれたようです。

 心優しいお二人の出会いが、子猫ちゃんたちの命を救いましたね。







Matt Monro - Love is a many splendored thing (慕情 / マット・モンロー)
コメント (6)
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