団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

投稿者さんは、やる気満々ですね。

2019-04-27 04:08:49 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「オールドルーキー」というタイトルで介護職の50歳の女性が投稿されていました。



 元号が令和に変わる今年は、私の40代最後の年で、この節目に介護職の資格を取りました。

 新しいことにチャレンジするには勇気が必要です。
介護の仕事をできるかではなく、やりたいかどうか、と考えました。
いつか介護される身になる。生きていれば誰もが通る道です。

 両親や自分の老いにも、不安を感じる。
老いや介護について知らないからです。
心を空にして、きちんと学ぼう。
学校で習おう。
知識と技術を身に付けたい。

 ありがたいことに、今までよき師に巡り合ってきました。
学生の時から水泳を続けた体力もあります。

 何事にも不器用で苦労してきましたが、できないなら練習すればいい。
失敗して覚えるたちだ。
自分を信じてやってみようと思いました。

 福祉専門学校在学中から就活を始め、一目ぼれした開放感ある、
景色のよい施設に就職できました。
施設の前の桜が、私をやさしく迎えてくれました。

 配属されたユニットでは、最年長のオールドルーキーです。
これから人生の大先輩の心に触れる。
焦らず、慎重に向かい合おう。

 先生はおっしゃった。
「完璧な介護はない」と。
私なりに素敵な介護をしていこう。


 以上です。



 投稿者さんは、やる気満々ですね。
オールドといえども、ルーキーは新鮮でいいものです。

 私は老人ホームの宿直作業に携わったことがあります。少しは実情を知っていると思います。
介護の仕事は門戸が広いので、中年の男女の方が就職しやすいです。
仕事は過酷のような気がします。
入居者の人生の大先輩も良い人ばかりではないですし。(苦笑)

 私から見たら残業手当がつくと思われる作業も、残業手当がつかない職場環境です。
待遇面は良くないです。

 経営者が人の出入りの激しいのを少しでも改善しようと努力しているのか
疑問に思えるほどです。
待遇面などを改善しようという意欲にかけるような気がしてならないです。

 でもやりがいのある職場だと思います。
若い方より中年の方の方が、向いている職場ではないでしょうか。








Rossano Brazzi - "Summertime in Venice " 映画「旅情」 (1955)
コメント (10)
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