団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私は総領の甚六の典型で、依存心が子どもの頃から強かったです。

2021-02-17 03:41:55 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「人に頼るな」というタイトルで、72歳の女性が投稿されていました。


 夫の口癖は「人に頼るな」だ。
子どもの頃から自立心旺盛で、まずは自分でやってみるという生き方をしてきたという。

 すぐ誰かに助けを求めたくなる依存心の強い私とは真逆だ。

 でもその夫が50代半ばで脳梗塞に倒れ、体や脳の一部に障害が出てからの二十年は、私が生活の舵を取らざるを得なかった。

 運転中に道に迷ったり、日常使う器具に不具合が出たりという些細なことから、六十歳過ぎての夫婦二人だけの三回に及ぶ引越しの荷造りまで、一人では不安だらけの出来事が次々に襲いかかる。

 知り合いに聞いたり、メーカーや業者に電話したり、何とか打開策を見つけようとする私に、夫はイライラしながら言う。

 「自分で考えてみる! 自分でやってみる! 人にすぐ頼ろうとするなよ」

 時間を無駄にしたくないから、道に迷えば人に聞く。
家電やスマホは年々複雑になり、取り扱い説明書を読んでも問題解決に至らない。

 老化で体力の失せてきている中、大変な引越しの荷造りを業者に任せたことで、どうしてこんなに責められるのだろう。

 とはいえ健康体ならば、夫は全て自分でやりたいのだ。
またはやりたかったのだということは、十分わかっている。

 だからこそ反論の言葉はぐっとのみ込んでいるのだ。


 以上です。


 何でもご自分でやりたい方が病に倒れ、人に助けを求めたくなる依存心の強い方が全てをやらなければいけなくなる。

 人生って皮肉なものですね。😅

 私は総領の甚六の典型で、依存心が子どもの頃から強かったです。
かみさんに言わせると「あなたはすぐやって、やってと言うけど、私も末っ子なので甘えて育ったのよ」と。

 「兄は長男だけど、何でも自分でやるタイプよ。あなたも自分でやるようにしてよ」とさらに追い打ちをかけられました。😅


>知り合いに聞いたり、メーカーや業者に電話したり、何とか打開策を見つけようとする私に、夫はイライラしながら言う。
 「自分で考えてみる! 自分でやってみる! 人にすぐ頼ろうとするなよ」

 これはご主人、言ってはいけない言葉ですよね。😅
でもこの奥様、怒りを胸にしまって反論されない。
そればかりか、ご主人のお気持ちを推し量っていらっしゃる。

 やさしい奥様に感激しました。




DREAMS COME TRUE - 未来予想図Ⅱ(from DWL2007 Live Ver.)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする