中日新聞の「くらしの作文」に「運転免許、更新か返納か」というタイトルで、79歳の女性が投稿されていました。
三年ごとに巡ってくる運転免許更新は、高齢者にとって年々厳しい狭き門になっている。
特に視力と認知能力が重視される。
更新できるかどうかによって、その後の人生が大きく変わってしまう。
白内障があって視力に自信が持てない私は、更新する道を選び、手術を受ける決意した。
「リラックスして、頭は絶対に動かさないこと。三つの輪の中心部を見続けて」。
虹色に光る美しい輪をじっと見る。
「その調子」。
水晶体は砕かれて吸い出されているらしい。
シャワー洗浄しているのか、とても心地良い。
「あ!輪が全然見えません」
「今は見えなくて大丈夫。明るい方を見ていて」
「輪がきれいに見えてきました」
痛みは全くなく、先生を信頼していたものの、全身がカチカチになるほど緊張した五十分間であった。
新しい水晶体はどこから入れたのか聞くと、折り畳まれている状態のものを白目の所から挿入して収めたとの答えで、医療技術の確かさに感動した。
おかげさまで、今は空や花、テレビ画面も明るくきれいに見えるようになった。
これで免許更新ができれば、これまでと変わらない日々を過ごすことができると、自身の未来に期待している。
以上です。
この文章を拝読して、私も白内障手術をした時の状況を思い出しました。
投稿者さんは白内障手術をされて、視力の問題は解決したようです。
どうも車がないと不便なようです。
年齢からも車の運転をそろそろ諦める時期に来ているのではないかと思います。
車の自動運転が認められれば、お元気そうなのでまだまだ乗れると思いますが。
揺れる想い (What a beautiful memory 2007)