団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「愛している」と言うことは、日本の年寄りの男性には無理?

2009-05-19 08:40:00 | 日記
昨日 近くの本屋で立ち読みしていましたら、ある雑誌にイタリアの男性は女性を口説くことを功徳と思っていると書かれていた。
日本の女性はイタリアへ行くのが好きらしい。イタリアの男性はやさしいし、誉めてくれるから。
イタリアの首相のサミットでの映像を見れば、イタリア男性の陽気さと軽さが推測できます。

今朝の朝刊の「くらしの作文」というコーナーに72歳の男性が孫娘に「おじいちゃん、おばあちゃんを愛している?」と聞かれたとのことです。この男性はお見合いで結婚されて40年以上経つが、一度も奥様に「愛している」などと言ったことはなかった。自分の両親も「愛している」という言葉は決して使わなかったと思うと書かれていました。昔、テレビCMで流行った三船敏郎さんの「男は黙ってXXXXビール」。これこそ、日本男子だと訴えていました。
日本の昔の男性は自分の都合のよいように黙っていても自分の思いは妻に通じる、男は寡黙の方が良いという錯覚に陥っているように思う。
たった一度の人生だし、私達年寄りの男性は言葉が喋れるのだから、女性を誉める習慣を身に付ける必要があるのではないかと思う。それもイタリア人のように陽気で気楽に誉めれればいうことなしだと思います。

ところで、この72歳の男性はお孫さんに「おじいちゃんは、おばあちゃんが大好きだよ」と答えられ、昭和12年生まれには、これ以上は無理と書かれている。その後にもうすぐおまえにも、おじいちゃんの気持ちが分かる時がくるよと最後を結んでみえます。

私は72歳の日本の男性ではこれで仕方がないと思いますが、孫娘さんはもっと大きくなっても理解されないと思ってしまいます。

孫娘が未来の旦那さんに、一度も愛していると言われないことの方が寂しいと思いますが。
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