昨日の夕刊に作家の高任和夫さんが「定年挨拶状」という表題で、定年後の行き方について書かれていました。
第一。還暦もすぎたら、もう健康に留意する必要なぞないのではないか。
大いに酒を飲み、煙草を吸い、遊びまくって、そして死ねばいいのである。
第二点。定年後に人生の目的を探すというのは、ことばの遊戯にすぎない。
定年までに探せなかったものが、定年になり暇ができたからといって、探せるわけがない。
いわゆる定年後になって、やっとわかってきたことが一つだけある。
おれはあと一年か二年しか生きられないのだと思うことだ。そう腹をきめれば、いまの世を楽しむことが出来る。
一部作者の文を割愛させていただいていますが、定年退職者としては、大変おもしろく読まさせていただきました。
第一。還暦もすぎたら、もう健康に留意する必要なぞないのではないか。
大いに酒を飲み、煙草を吸い、遊びまくって、そして死ねばいいのである。
第二点。定年後に人生の目的を探すというのは、ことばの遊戯にすぎない。
定年までに探せなかったものが、定年になり暇ができたからといって、探せるわけがない。
いわゆる定年後になって、やっとわかってきたことが一つだけある。
おれはあと一年か二年しか生きられないのだと思うことだ。そう腹をきめれば、いまの世を楽しむことが出来る。
一部作者の文を割愛させていただいていますが、定年退職者としては、大変おもしろく読まさせていただきました。