何十年も、大切にしていたのに。（苦笑）

　先日　NHKの「Songsスペシャル　松任谷由実」の録画を見ました。

松任谷由実さんは、最近ヒット曲が出ませんね。
今回は映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』という日本語版の主題歌を作られるということでした。

松任谷由実さん、通称ユーミンは、１３歳の時サン・テグジュペリの「星の王子さま」を読んで理解できたとのことです。
私は１７歳の時に「星の王子さま」を読んだのですが、全く理解できなかったですが。（苦笑）

ところが今回「星の王子さま」を読み見直したら、全く理解できなかったとのことです。
清らかなものをどこかに置き忘れてしまった。
大人になって、子供であったことを覚えていない大人になってしまった。

サン・テグジュペリは、子供時代を忘れることがなかった。
「星の王子さま」の冒頭に、
「大人は誰も初めは子供であった、それを覚えている大人はいない」と書かれているそうです。

「星の王子さま」の中できつねが王子に

「大切なものは、目にみえない」
「心でみた時、本当のことがわかる」と。

　ユーミンが１９歳の時に作った曲「やさしさに包まれたなら」の歌詞に、
「目にうつる全てのことはメッセージ」という「大切なものは、目にみえない」という
星の王子さまと真逆なことを書かれたようです。

　ユーミンは子供であった自分を思い出すために、
星の王子さまの作者サン・テグジュペリの故郷フランスのリヨンへ行かれたり、
１９歳の時に奈留島にある奈留高校の校歌「瞳をとじて」を作った関係で、
奈留高校を訪づれたりされます。
４１年前に作られた歌が今でも島民に歌われ続けていることに感激。

　時空を超えて、当時を想い出したいという気持ちから、
今回作られたのが「気づかず過ぎた初恋」という曲でした。

　「星の王子さま」と言えば、高校生の頃に買った本でした。
３～４年前まで大切に本箱にしまっていました。
畳を入れ替えるということで、かみさんから「本を整理しなさい！」と言われ、
「もう読むこともない」と思い、捨ててしまったのが残念です。
孫たちに渡せばよかったと後悔しています。





松任谷由実 主題歌「気づかず過ぎた初恋」ミュージック・トレーラー（映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』）

思い過し？（苦笑）

　なにしろ、顔は悪い、勉強はできない、運動はダメという男ですので、
学生時代　女性にもてたということは一度もなかったですが、
ひょっとしてと思ったことは一度あります。
私の思い過しかもしれませんが。（笑）
　

　中学３年生の暮れも差し迫った３０日の夜　私は家の手伝いをしていました。
私の家は洋品雑貨を取り扱っていましたので、年末は夜遅くまで
お客様が買い物に来られました。
今の時代とは違い、お正月を迎えるから新しい服を揃えるという方が
多かったように思います。

　夜の７時頃　制服姿の女の子とお母さんがやって来られて彼女の
制服を買われました。
私は初めて見る子でした。
通っている学校が違っていました。

「可愛い子だなぁ」という印象を持ちました。

　翌日　３１日の昼過ぎ、彼女は昨日買った制服を取りに来ました。
どこか手直し部分があったのでしょうか？
彼女も私を意識しているような「気」が、しました。（笑）

　夏休み、私は高校生になっていました。
地元の図書館から帰ろうと玄関口へ向かうと、ばったり彼女に逢いました。
彼女は友人と来てたようです。
彼女は「私のことを知っている」と友達に話していたように思いました。
彼女は私の住んでいる女子高の制服を着ていました。

　その後８年ほど逢うことはなかったです。
毎朝　当時国鉄と言っていたと思いますが、電車で
多治見から千種まで通っていました。
私は千種から地下鉄に乗り換えて伏見にある会社に勤めていました。

　ある朝電車に乗ろうと多治見駅のホームで待っていましたら、彼女もいるのではないですか。
驚きましたね。
それから時々彼女を見かけるようになり、彼女も私に気付いたようです。
話しかけようと思ったこともたびたびありますが、
私は高校時代の連れ４人ぐらいと、毎朝一緒に電車に乗っていましたので、
とうとう話しかけることができませんでした。
気が弱かったですね。（苦笑）

　その後　私も待望の彼女が出来、ある日の土曜日　東山動物園へ遊びに行きました。
この彼女は今のかみさんです。（笑）

東山動物園は隣に植物園があります。
動物園から植物園に移動しようと歩いていると、彼女を見かけました。
彼女も私に気付いて、あわてて彼の後ろに隠れてしまいました。

デユークエイセスの歌詞にあるように「アベック同士のすれ違い」でした。

それ以降、彼女と朝　顔を逢わせることがなくなりました。


♪学校出てから　久し振り
　　バッタリ会った　二人とも
　　アベック同士の　すれ違い
　　眠れなかった　夜だっけ

　　明くる日　あなたに電話して
　　食事をしたいと　言った時
　　急に感じた　胸騒ぎ
　　心の霧が　晴れたっけ ♪

というわけにはならなかったです。（笑）

私は一緒に歩いていたかみさんと結婚しましたし、
彼女もきっと一緒だった男性と結婚されたように思います。

　彼女も私が気になっていたと思うのは、私の思い過ごしだったんでしょうか？（苦笑）
　






「おさななじみ」の歌を聴くと、彼女のことを思い出します。（笑）　デユークエイセス

昨日は、クリスマス・ケーキを食べました。

　昨日の１２月２３日はクリスマス・イブではないですがお休みだったので、ケーキを食べられた家庭が多かったのでは。
うちはかみさんとふたりですが、お互いケーキ好きなので１８センチの大きさの４人分用のケーキを頼んでいました。
スーパーの帰りにケーキ屋さんへ取りに行きました。








３時近くになりましたので、インスタントコーヒーを飲みながら、4分の一に切ったケーキを食べました。
生クリームがちょうど良い甘さで美味しかったです。
子供の頃　食べたケーキは、生クリームのケーキなどなくて、バターケーキでそれほど美味しくなかったです。
それでもうれしかった覚えがあります。

そういえば、昔　かみさんと付き合っていた頃、毎週土曜日　名古屋の栄にある中日ビルのサンモリッツという喫茶店で、
イチゴのショート・ケーキをよく食べました。（笑）




後の残りは今日食べます。
小学６年の孫が冬休みで今日から預からなければならないので、残りは3分の一づつ食べることになりそうです。（笑）








「ホワイト・クリスマス、White Christmas」ビング・クロスビー、Bing Crosby

食べ過ぎました。（苦笑）

　一昨日の夕飯は、私の大好きな稲荷すしでした。





今回ちょっと形は悪かったですが、美味しかったです。
稲荷すしと豚汁だけの夕食でしたが、大満足です。（笑）
かみさんの作る稲荷すしは、市販の稲荷すしより私好みの味です。
甘すぎでもなく、辛すぎでもなく。

35個あったのですが、残ったのはたった８個です。（苦笑）
ふたりで２７個も食べてしまったので、翌日の昼飯分が足りなくなってしまいました。

　翌日のお昼、私は稲荷寿司を８個全部いただきました。（笑）
かみさんは炊きたての白いご飯を食べました。


私の最後の晩餐は、かみさんの作った稲荷すしを食べたいです。（笑）








先日亡くなった岡本おさみさんの最後の作品　フォ・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」

昔のあこがれの人。

　一昨日の夕方　私の部屋でパソコンに向かっていましたら、かみさんが「先ほど、懐かしい音楽がかかっていたよ、チンクエッティの歌が」

「夢見る想いを歌っていたの？」

「そう」

「いまどき珍しいね、カンツォーネ って、流行っていないからなぁ」

「６８歳だって、あなたと一緒だね」

「俺と同級生だよ」

「まだ歌っているようだよ」


「いや、たしか引退したと思うよ。
YouTubeでたまに聴いたりする。
彼女の最近の姿も見るけど、今は昔の面影ないな！、YouTubeも若い時の姿だけでいいのに」

「あなたも彼女のことを言えないでしょ」と、かみさんから言われてしまいました。（苦笑）


ジリオラ・チンクエッティは、私が１６歳の時、NHKで放送した「サンレモ音楽祭」を見てからの大ファン、
すらりとした体形で、可憐な歌い方がとても気に入りました。

かみさんと付き合っていた頃、鶴舞にある名古屋市公会堂でコンサートがありましたので、
いっしょに見に行ったことがあります。





Gigliola Cinquetti - Non ho l'età