ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

今日の「L'ULTIMO BACIO FREE LIVE」

2005-12-04 01:21:54 | 音楽

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恵比寿ガーデン・プレイスにある「グラス・スクエア」で行われたクリスマス限定イベント「L'ULTIMO BACIO FREE LIVE」。

見に来てくれた皆様、まことにありがとうございました!!

私は「長尾ゆうたろう」の演奏した6曲のうち、2曲参加しました。

本当に素晴らしいライブでした!

昼の1時から4時までじっくりとリハを重ね、その足で恵比寿ガーデン・プレイスに行き、7時半に、演奏スタートと言う強行日程でしたが、それだけエネルギーを注いだ甲斐がありましたね。

本当にみんなお疲れ様でした!

今日のセットは、「長尾ゆうたろう」が今年に発売したCD「GARNATA」からの選りすぐりの5曲+ブレリアを演奏しました。

今回のライブを知って集ってきた方々、たまたま歩いていたら、引き込まれてついつい最後まで見てしまった方々・・・。

本当に色々な人々が、「音」に引き込まれてじっと見ていました。

さてさて、今回参加して痛切に感じたのが、フラメンコと言う「音楽の言語の多様さ」。

ブレリア、アレグリアス、タンゴス・・。いずれもリズム、入り方、終わり方が決まっていて、ちょっとやそっとでは入れない深いものがあります。

また新しい世界に突入、という訳です。

「ゆうたろう」は、表面的には「ひょうひょう」としているものの、非常に理論家であり、音楽に対して真剣そのもの。それでいて楽しさを与えられる「心の豊かさ」を持っています。

彼と演奏する機会がある・・。これは物凄いラッキーな事だと感じています。

私は、いままで様々なミュージシャン達と演奏する機会がありましたが、皆、考え方や姿勢が違います。

この「長尾ゆうたろう」の率いるフラメンコ・チームに集うメンバーのような「逸材達」には、なかなか出くわす事ができません。

単に楽しい!ではなく、お互いに物凄い影響を残したように感じました。

そういった素晴らしいミュージシャン達の演奏に、最後には自然に「アンコール」の拍手が沸きあがりました。

憧れていたフラメンコの世界。こちらも深く掘り下げれば、キリがないほどの「凄まじさ」を感じました。

ふふふ、幸せだなぁ。

このメンバーで12月9日(金)のノーマッド・セッションを盛り上げます!!こちらも乞うご期待!

http://www18.ocn.ne.jp/~nomad/

*写真は「ユキジ(歌い手&パルマ)長尾ゆうたろう(ギター)今泉孝文(カホン&カンジーラ)」「超美形ダンサー黒田ヒロト」


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