キャンドル・ジューンさんの展覧会の最終日のパーティーで出演したペルジアン・スーフィー・ミュージックを奏でる「Rumi」
アラブの音楽とは、奏法の概念がまったく違うので、最初は戸惑いました。
イラン(つまりペルシア)の弦楽器「タール(弦の意味)」と「セタール(4本弦の意味)」は金属弦を使用している楽器なので、響きがウードよりも1オクターブ高い。
ウードはイランでは「バルバット」と呼ばれ、主に低音パートを担う感じです。
スィアの吹く「ペルジアン・ネイ」は少なくとも音色が5つは出せ、本当に瞑想用の音だと感じました。
きっと、演奏を聞いていた人達の中には「眠く」なった人がいたことでしょうが、私も演奏中は眠くなるくらい音が気持良いんです。
アラブ音楽って、演奏も「テクニックをバリバリ見せる」ような、なんか「熱いもの」を感じるのですが、「Rumi」の音楽は、イランのスーフィー音楽を主に演奏するため、正反対の「ゆったり系」。
インド音楽の源流にもなったそうで、どちらかと言うと、インド音楽系でしたね。
キャンドルがいっぱい飾られていたステージの真ん中に物凄く大きな自然単結晶の「水晶」も飾られ、幻想的で、本当に良い感じでした。
もっと驚いたのは、私の知り合いが「キャンドル・ジューン」さんと繋がっていて、「おぉ!久しぶり!」見たいな出会いが数多くあった事。
ほんとに、面白いイベントでした。
ライブ終了後は、「アラディーン」の打ち上げパーティーに参加。美味しい牡蠣をたくさん食べ、飲んだくれたメンバー達と楽しくコミュニケートしたのでした。