の最終リハを無事に終えました。
今回は、キキちゃんが暖めていたイメージを再現する形で、題名も「シルクロードの夜」
不思議なもので、私もキキちゃんも、偶然にもNHKの「新シルクロード」のBGMを担当したヨーヨーマのシルクロード・アンサンブルのドキュメントを見ていて、演奏したい曲も同じだったというところから今回のサウンドが決まったようなものでした。
しかも、二胡&ブズーキを演奏するハッカイさんが加わり、アラディーンのサウンドが、また一つ広がりました。
というのも、ハッカイさんの二胡のレパートリーである「競馬」という曲、リハで通した瞬間、これはイケル!!と皆思ったぐらい素晴らしい出音なのです。
ふふふ、中国風な曲も十分いけるぜ、ということを再確認できました。
前々から、アラブ古典音楽だけの演奏、というのもつまんないし、ではトルコ系のジプシー音楽をやる、というのではどこぞのバンドと同じになってしまう。
そういう意味で、日本では誰も知らない12~15世紀のマグレブの古典音楽や、ルーマニアのジプシー音楽をレパートリーに入れたり、と、いろいろ試行錯誤してきたところがありますが、ここで遂に中国(正しくは内モンゴル)の曲をやることで、更にアラディーンが他の様々なオリエンタル音楽グループと一線を画すほどの個性を出せる気がするのです。
アラディーンのメンバーは皆日本人、アジア人であり、東洋人ですしね。
その視点を忘れずに、アラディーンの音を更に飛躍させていきたいと思ったのでした。
最後に、以前の日記で書いた「ジプシーの宴」も披露します。
更に豪華になったアラディーンの音楽、そして変幻自在なオリエンタル・ダンスを披露する大藤キキのパフォーマンス、乞うご期待!!
6月18日(日)
「アラディーン~シルクロードの夜」
イラニアン・レストラン BolBol@高円寺
TEL/FAX 03-3223-3277
Open/19:00~
Charge/2,500yen
ベリーダンス /大藤キキ
Hackai/ブズーキー、二胡
テディ熊谷/フルート
ミン・ケンキ/ヴァイオリン
松尾賢/ウード
空中紳士/ダラブッカ
平井ペタシ陽一/ダフ&ドホンラ