ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

9月21日(木)のイーチャンとのライブ

2006-09-17 22:28:33 | 音楽

前日の日記でも書いたように、オリエンタルの新譜を引っさげて、アラディーンのトリオ編成でライブを行います。

イーチャン主催のオリエンタル音楽とベリーダンスのショーです。

場所は初のシェヘラザード。

がんばりますよ!!

●2006.9.21(木)ORIENTAL de NIGHT!!!
@シェヘラザード
E-chan(Belly Dance), 
松尾 賢(Oud), 空中 紳士(Darabuka), 閔賢基(Violin)

この日は、今まであたためてきたイーチャンオリエンタルが爆発です!是非見に来てくださいませ~! (イーチャン談)

show /20:00~、21:30~ 2ステージ
charge /3000yen 1drink
http://www.scheherazade.jp/

スペースに限りがありますので、予約をしてくださいね。

予約、お問い合わせ:03-3351-9957
info@scheherazade.jp


音源の採譜

2006-09-17 05:51:37 | 音楽

今回、アラディーンでも、私個人のウードの活動でも「新曲」の採譜にてんてこまいな状態。

でも、21日(木)に共演するイーチャンからのリクエストであり、10月8日(日)のブラジルの超有名ベリーダンサー「ルル・サボンギ」を招いてのショーでも使う「Ana Fi Inti Zaarak」も、30日(土)に共演するバービーマコさんにリクエストである「Eshta Amar」も、今日がんばって採譜し終えました。(おめでとう!!自分)

しかし、あらためて、オリエンタルの曲は構成が素晴らしい!!

「Ana Fi Inti Zaarak」はアラブ世界の美空ひばりである「ウンム・カルスーム」の曲だが、実に良く曲が練られているのを、採譜してじっくりマカーム(オリエンタル音楽で使う音階の総称)を調べてみて、改めてのその素晴らしさに感動しました。

オリエンタルの曲は、マカームという種々の「音階」によって構成されていて、西洋音楽よりも複雑な展開が起きます。

理由は、単旋律音楽であるので、ともすると単調になってしまうところを、数々のポイントでマカームを変えて、展開させているからなのですが、「Ana Fi Inti Zaarak」は、その展開が西洋音楽の概念からは全く想像できない、それでいて実に自然な展開がなされているのです。

しかし、良く歌えるなぁ、なんて思いました。

わが国の「美空ひばり」さんも、難しい曲をさらっと歌ってますね。

さて、今月からアラディーン、または私のソロは、オリエンタル色が強くなります。

あとはMakiさんの分だけです。

明日もほとんど外に出れない、かな?