さて、レヴューが遅くなりましたが、7月25日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 第111夜」でした。今回は、長年来の友人であるトルコ人ダンサーのハーレ・スルタンに出演して頂きました。
実は、25日は出演しない予定だったのですが、色々あって急遽出演となりました。そういう事態だったので宣伝・告知が遅くなってしまい、集客が危ぶまれましたが、当日は満席御礼となりました。誠にありがとうございました!
とはいえ、この日見に来られた方は、とってもラッキーだったと思います。これだけ間近で世界的に活躍するダンサーのパフォーマンスが見られた上、ライブ演奏付きだった訳です。
ハーレは、友人だからと言って、ダンスのパフォーマンスや、バンドの演奏に甘い点をつける人ではない事は、彼女を知っている人ならば分かりきっている事なのですが、ハーレはとても今回のアラディーンの演奏を褒めてくれました。
彼女から褒めて貰える事は、とても光栄な事です。
今回、彼女の伴奏で、タクシームを披露したアコーディオンの絵実さん、カーヌーンのミッチー、ヴァイオリンの伸子ちゃん、そして私のウードと、それぞれの個性に合わせて、とても楽しそうに踊っていたハーレを見て、我ながら良いオーケストラになったなぁ、と思った次第でした。
特に、セトル・ホスンでは、打ち合わせに無かった、メロディ楽器全員のタクシーム回しに対しても、当然と言えば当然ですが、とても素晴らしいパフォーマンスを展開してくれ、本当にベリーダンスって素晴らしいなあ、と伴奏しながら感動してました。
毎年、この7月に出演して頂いているファラーシャも、終演後、「アラディーンさんの演奏は、安心して踊る事が出来る。」と言ってくれましたが、我々も、ファラーシャのずば抜けた音に対する反応を見て、彼女はハーレ同様、世界的なレベルのダンサーだと再確認した思いです。
また、去年に引き続いて、今年も出演して頂いたミホさん、9拍子のジプシーの曲は特に圧巻で、やはりベテランだなぁ、と思いました。
ファラーシャのお弟子さんのサラさん、ミホさんのお弟子さんのアンバーさん、共にとても素敵でした。
ハーレを迎えて、今回で第111回を数える事となった「ベリーダンスと音楽の夜」ですが、2011年の震災以降、不安定なメンバー構成だったアラディーンも、今回で新しい形でメンバーもほぼ固まって来た事もあり、サウンドも確立しつつあります。
この新しい流れを元に、色々と新しい展開を考えて行こうと思っています。
皆さん、これからもよろしくお願いいたします!