私は野球についてトラウマがある。
それは、町内の子ども会というグループに入ると、決まって野球をやらされるので、自分の時間を大切にしたかった私は、頑として断り続け、それにほとほと疲れたからである。
しかもテレビの面白い番組は、決まってプロ野球中継という大義名分によって常に変更され、見たい番組とプロ野球中継が重なる日は「雨夜降れー!!」と、心中で雨乞いをしたものだった。
それだか、いやでしょうがない野球なのだが、先日、松井の自伝に書かれた内容を読んで、感動したのだった。
松井は、どんな試合の後でも素振りを欠かさなかったそうである。
それはプロ入りした後、監督による徹底的な指導による賜物なのだが、
「才能とは努力できること」
という松井の意見に、
「やっぱり世界で通用する奴の言うことは違うなぁ。」
と、つくづく思ったのだった。
今日は「る~ちゃん」の伴奏で、伊藤アツ志さんとライブをしましたが、自分は「素振り」が足りてないとつくづく感じました。
もちろん演奏は格段にこなれてきているのですが、まだまだ右手を自由に使いこなせていない・・・・。
日々、基本に立ち返っての基礎練の重要性、これを積み重ねていってこそ、真金になれるわけですね。
松井を見習います。