昨日(10月2日)は、アラディーン主催の「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第35夜」でした。ほぼ満席の、超大盛り上がりの夜となりました。誠にありがとうございました!
今回は初共演となるLeilah さん、ベリーダンスと音楽の夜に初出演のYasminaさん、Mio さん、3年前から毎年出演して頂いています、Tomomi さん、 そしてお馴染みのRuka さんと、5名の素敵なダンサーの皆さんに参加して頂きました。デュオの演目あり、色んな多彩なパフォーマンスの数々、誠にありがとうございました!
横浜のサムズさんには、8年以上お世話になっていますが、今までのアラディーンの編成としては、一番最小人数の6名でした。とはいえ、ハスィンも、私も、絵実さんも弾きまくり、弾いている我々自身楽しんでいて、更なる展開を感じた夜でした。
先日9月の夜に引き続き、私のオリジナル曲のラウターリも披露できた上、
また、今までレパートリー曲であったにも拘らず、誰のオリジナル曲なのか分からず仕舞いだった「Wo Maly Bas(ウ・マリ・バス)」がワルダの曲だったという事が分かり、ハスィンにお願いして歌って貰ったりと、アラディーンのレパートリー的にも得るものがあり、
今回の曲目も、エジプト、トルコ、ルーマニア、ギリシアの4つの国の歌、音楽を演奏し、更にオリエンタル・ダンスと、盛り沢山の夜でした。
そして、最後に、濱ちゃんがその日NGだったので、バカテク・レク奏者の大石君に参加して貰い、彼のソロは大うけでした。とはいえ、いきなりアラディーン・レパートリーの13曲は結構大変で、私の家で2回程、リハーサルを行いました。
その際、色々と細かなオリエンタルのリズムのノリの話など説明して、彼の呑み込みの早さに感動したりしていました。本番前のゲネ・リハのみの参加だけだったにも拘らず、自然なリズムを打ち出してくれて、とても素晴らしかったです。
さて、アラビア語のことわざに「من جد وجد و من زرع حصد
努力する人は見つけることができる。そして、種をまき育てる人は収穫することができる。」
というのがあるそうですが、何事も、真剣に、自身の決めた事業を行っていけば、自ずと良い人材が集まります。
その上で大事な事は、その人々が大いに活躍する場を作る事であり、それを持続する事で人は本当に育つモノです。
その確信をもってやって来ましたが、この10年を振り返って、やっぱり正しかった、と実感しています。
「人事代謝有り、往来古今を為す(じんじたいしゃあり、おうらいここんをなす)(孟浩然)」という中国の詩にある通り、グループを組んでいれば、それぞれの意思や、人生の目的、都合など、様々な要因があって、必ず分かれがあります。中には、飛ぶ鳥、あとを濁して去って行った者もいます。
ともあれ、大事な事は、今までも一緒にやってきた仲間との関係は勿論の事、新たに出会った人と良い関係を結ぶ事、
そして、それをまとめるリーダーが、遠大な目的を持ち、使命感を持つことであり、また、それを維持して行く為の仕組み作りだと思います。
6月以降の混乱期から、10月より、ハスィンをヴァイオリニスト&ヴォーカリストとして迎えた6人編成の固定メンバーでのアラディーンの、新たな勝利の幕開けにふさわしい夜でした。
永続的な勝利へ向けて、また更なる出発を行いたいと思います。
皆様、ありがとうございました!