今回、アラディーンでも、私個人のウードの活動でも「新曲」の採譜にてんてこまいな状態。
でも、21日(木)に共演するイーチャンからのリクエストであり、10月8日(日)のブラジルの超有名ベリーダンサー「ルル・サボンギ」を招いてのショーでも使う「Ana Fi Inti Zaarak」も、30日(土)に共演するバービーマコさんにリクエストである「Eshta Amar」も、今日がんばって採譜し終えました。(おめでとう!!自分)
しかし、あらためて、オリエンタルの曲は構成が素晴らしい!!
「Ana Fi Inti Zaarak」はアラブ世界の美空ひばりである「ウンム・カルスーム」の曲だが、実に良く曲が練られているのを、採譜してじっくりマカーム(オリエンタル音楽で使う音階の総称)を調べてみて、改めてのその素晴らしさに感動しました。
オリエンタルの曲は、マカームという種々の「音階」によって構成されていて、西洋音楽よりも複雑な展開が起きます。
理由は、単旋律音楽であるので、ともすると単調になってしまうところを、数々のポイントでマカームを変えて、展開させているからなのですが、「Ana Fi Inti Zaarak」は、その展開が西洋音楽の概念からは全く想像できない、それでいて実に自然な展開がなされているのです。
しかし、良く歌えるなぁ、なんて思いました。
わが国の「美空ひばり」さんも、難しい曲をさらっと歌ってますね。
さて、今月からアラディーン、または私のソロは、オリエンタル色が強くなります。
あとはMakiさんの分だけです。
明日もほとんど外に出れない、かな?