ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

英語三昧な土曜日の午後

2011年11月05日 | ひとりごと
先週のコンサートの感想と、ACMAのこれからの展望を『それぞれに語ろう会』があった。
場所はいつもの、ウェストヴィリッジにある『French Roast Cafe』
咳もだいぶ治まり、体力が戻ってきた旦那と一緒に出かけた。

ニューヨーカーの弾丸英会話が、延々と2時間半繰り広げられた。
わたしの脳ミソは完全に疲労困憊。
でも、黙っていると必ず、何か言え!と皆から睨まれるので、黙っているわけにもいかない。

今回のコンサートは、嵐の中でのコンサートだったので、しかもその嵐は、かなり前から予報されてしまっていたので、
コンサート間際のチケットの売れ行きが伸びず、赤字が出てしまった。
それで、カーネギーでのコンサートは毎年にせず、例えばオリンピックやワールドカップのように、4年に1回ってのはどう?という意見が出た。
プレジデントのアルベルトはもっちろん反対!
なにしろ彼は、次回はあの、大ホールでやろう!と言い切っている男なのだ。
600の座席チケットをひぃひぃ言って売ってる我々が、どうしたら2800もの客席を、そこそこ演奏会をして恥ずかしくないほどに埋められるのか。
皆が血相変えて反対してもどこ吹く風。
もう彼の頭の中では、そこで演奏する我々メンバーのイメージが出来上がっているのである。
「あそこの舞台はオーケストラが乗っかるから、プログラムの中にコンチェルトを3曲ほど入れる。
そうすると、オーケストラのメンバーの数×10のチケットは売れる。
出演者の関係者は、30ドル、25ドル、20ドル、10ドルのチケットのうち、一番高い30ドル席を買ってもらうことにする。
それで、一番高い席、いわゆる真ん中のいい場所は、どんなに少なくとも600席は埋まる。
あとの安い席は、友人知人、知らないけれど来てくれる人に売ればいい。
もうカーネギーからの許可はもらっているので、あとは我々の勇気次第。以上!」
彼が一旦言い出したら、というか、やりたいという気になったら、それは必ず実現する。
それが4年先なのか、彼が言う、4年も待てない、長くて2年なのか、それはわからない。
もし、2013年にそれが実現するのなら、もっちろんオーディションに挑戦するつもり。

そしてあとひとつ、月例コンサートに公開レッスンやレクチャーを加えてみようという意見が出た。
今までの月例コンサートを楽しみにしてくださっている方々もいらっしゃるので、その楽しみを壊さず、どんなふうに加えるのかはまだまだ検討しなければならない。
職業柄、ボランティアで講師の役をさせてもらうことになりそう。
もっともっと勉強せねば!


会議の後、ユニオンスクエア近辺のカフェで友人カップル、ダン&ブルックと会っている旦那と合流した。
彼らは友人だけど、旦那が日本からこちらに戻る決心をするきっかけを作ってくれた恩人(旦那を雇ってくれた会社の社長)でもある。
たまたま1年後に、ネット社会のバブルがはじけてしまい、旦那は同時テロの直前にクビになったけれど、
その後、鍼灸師になるべく学校に通っていた3年間に、バイト先を紹介してくれたり、息子の就職に際し、いろいろアドバイスをしてくれたりした。
彼はもちろんどえらいお金持ちで、自家用飛行機であちこち飛ぶのが趣味なのだけど、暮らしも身なりも極めて質素。
ドイツで長年暮らしていた彼と、原発の話で盛り上がったりした。

ユニオンスクエアでは週に4日、市が開かれている。お値段はもちろんニューヨーク価格。


彩りがきれいなペッパー。


脱原発を果たしたドイツの、脱原発シンボルカラーの黄色。最近どうも、黄色に反応してしまう。


ダンも旦那と同じペンシルバニア出身。この手作りプリッツェルは、買わずにはいられないブツらしい。


ダディ、ボクはこれが欲しい!この子、選ぶのにとても時間かかってました。相当悩んだ末のパンプキン!


スクエアの周りのビルの風景。


ユニオン・スクエアの名前を掲げたビルディング。


まだまだ宵の口に帰る旦那とわたし。


明日は、朝早くから、保険業会のあれこれを学びに行く旦那。
長時間、一所に、しかも椅子に座らされるのが大っっっっ嫌いな人なので、かなり気分が重そう。
わたしは来週の土曜日に控えている、生徒達の発表会の下準備をしなければ。
サラと演奏するフランクと、連弾コーナーで弾く、生徒全員分の曲の練習もある!ひゃ~!


今夜、正確にいうと夜中の多分2時に、冬時間に戻ります。
明日から、日本との時差はまた、14時間になります。
コメント (4)
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子どもが放射能汚染受け入れるのも運命のひとつ?!これが東京都環境局の、東京都知事の考え?!

2011年11月05日 | 日本とわたし
*【東京都環境局 高橋さん】→超ケンカ口調
「どんなに電話かかってきても瓦礫受け入れはやめない」
「子供が放射能汚染受け入れるのも運命の1つ」
「クレームの電話にしか思えない」
「仕事だからあなたと話してる」
自分の立場を忘れて暴言吐きまくり。

*東京臨海リサイクルパワーの施設に、放射性物質を処理するフィルター設備は装備されていません。

*力のある所には、もっと別にするべき事があるのではないか。
東京電力に対して公害訴訟を起こし、私物化された電力事業を国民の下に戻す、先導的な役割りが、東京都知事には求められる。
見せかけでは無い、真の愛国心をもった日本人なら、そう考える。
東京電力に対して、「黙れ!」と一括して、責任をとらせる胆力と気骨をみせてみよ。
弱きを助け強きを挫く、東京都知事であってもらいたい。

*瓦礫の受け入れや、下水汚泥灰の処理は、科学的技術的な裏づけがないと、単なる放射能汚染の拡散でしかない。
したがって、受け入れた以上は、裏づけデータの綿密な線量チェックを、ガラス張りで実施し、データを包み隠さず丁寧に公開、報告し続ける義務が、東京都にはある。

*特に力のあるところには、「原子力災害からの復興とは何」か、本質を考えてもらいたい。
本質は、被災者の健康と、生活を支える事であり、現在の、全く組織化されていない除染活動や、瓦礫の受け入れ自体は、本質ではない。
科学的な根拠も曖昧な状態で、現在も放射線にさらされ続けている福島市、郡山市など、
多くの高線量地域で生活することを余儀なくされている、同胞達の健康と生活を支える事であり、
東京都が受け入れるべきは、瓦礫ではなく、被災している人間ではないのか。
一国民として、東京都知事や政府に対して、強く抗議する。

*チェルノブイリのことすら曖昧な知識しか持たずに、上のいいなりになってことを進めているのなら、過去の事例と実例で、逐一論破するしかない。
東京都環境局は、都民のために存在するのでないなら、なんのためにあるのかと。
それと、年の瀬の3日間で、のべ十数万人を集客するコミケの来場者が、被曝してもいいということか。
外国人観光客もくるが、空気の汚染は相手を選ばない。
東京ビッグサイトは、埋め立て地、東部スラッジプラント、南部スラッジプラントから数キロしか離れておらず、風向き次第では直撃を受ける。
たくさんの都民を擁し、他地域からの人の出入りも多い東京で、この無策では……。
オリンピック招致どころじゃないだろう。
都知事も、廃墟の統治者になりたいのか?

*毒なのか、毒でないのか、
「安全だ」と日本政府だけが言っている。
世界の人は、「安全で無い」といっている。
科学とは、実験や測定に関係の無い、第三者が追認して、初めて科学的なのだ、
「危険だ」と言っている外国に、追認の公式計測をさせているのか?。
なぜ、世界は、当該地域の生産物を、輸入禁止しているのですか?。
なぜ、世界に向かって、「風評だ」と抗議しないのですか?。
そもそも、安全の基準になっている基準値が、その場かぎりの、世界が認めない数値なのです。
微量の放射能であっても、本来は移動する事を、規制となる法律があるのです。
その法改正もせずに、「黙ってろ」と政治家が発言するのは、法治国家ではなく放置国家です。
少しでも中高年が死んでくれれば、年金問題改善されますか?。
一人殺せは殺人者です。
でも、沢山の人が亡くなる事象は、無視して不起訴ですか。
「黙ってろ」と言う前に、自分の公約の、「パチンコ屋つぶせよ石原」と言いたいです。
「公務員や東電のボーナス差し押さえて、被災者に配れ!!」そう言いたいです。


被災地がれき 東京で処理始まる
11月3日 12時13分 動画あり NHKサイト

東日本大震災で出たがれきの一部を、被災地以外で処理するため、岩手県宮古市から運び出されたがれきが3日朝、東京に到着しました。
都内の処理業者の施設では、埋め立てに備えて、がれきを細かく砕くなどの作業が始まりました。

宮古市から運び出された、がれきを積んだ貨物列車は、2日夜、盛岡市を出発し、3日午前7時すぎに東京・品川区の貨物ターミナル駅に到着しました。
コンテナに入ったがれきは、近くの処理業者の施設に運ばれ、業者が、木くずやガラスなどを、燃えるものと燃えないものとに分別したり、細かく砕いたりしていました。
また、がれきを、鉛の箱の中に入れた状態で、放射線量の測定が行われ
東京都が決めた目安の、1時間当たり0.01マイクロシーベルトを、大きく下回っていることを確認しました。
がれきのうち、燃えるものは、今月6日以降に焼却されて、その後、東京港の埋め立て地に埋め立てられ、
燃えないがれきも、それ以降、同じ埋め立て地に埋め立てられます。
東日本大震災で出たがれきが、被災地だけでは処理しきれないなか、東北地方以外でがれきを受け入れるのは東京都が初めてで、
都は、平成26年3月までに、被災地から合わせて、50万トンのがれきを受け入れることにしています。
東京都一般廃棄物対策課の今井正美課長は、「一歩ずつ着実に処理を進めるが、懸念の声もあるので、放射線量の測定結果を公表するなどして、丁寧に説明していきたい」と話していました。



以上は、『神権政治:東京都環境局「子供が放射能汚染受け入れるのは運命」(低気温のエクスタシー)で見つけたいろいろな人達の思いと、NHKで流されたニュースの内容。

先日、東京へのがれきの搬入に抗議するデモが、マンハッタンの日本領事館前であり、そこに参加しながら数人の米国人と話した。
「もう搬入されてしもてると思う」と言うと、「なんてこった……」とうなだれてた。
それからでも、「日本の子供達を守ろう!」と、何度も何度も連呼した。
あの、東京都知事の顔を思い浮かべながら。

彼が「黙れ!」と言う先は、市民やのうて国であり、東電を代表とする利権屋や!
今はもう、誰も保証できひん、目に見えん、匂わん、透明の殺人鬼を相手に、どないするべきなんか考えなあかんことになってるのに。
いったい誰が、大丈夫だと言いきれるん?
誰の言うことなら信用できるん?
疲れてるのはわかるよ。もうあきらめた方が楽やと思てしまうのもわかる。
けど、それが崩壊の始まりやとしたら、
崩壊の始まりの第一歩となるんやとしたら、
それが、あんた自身はもちろん、あんたの家族を痛めつける原因になるんやとしたら、
それでも黙っていられるん?
集団心中は、なんも、命そのものを亡くすことだけやないで。
体が重うて動かすこともままならず、心がどんどん萎えていくのも心中。
自らを、心の死、身体の死に導く選択を、ひとに押し付けんといてよ!
押し付けようとする人間を許さんといてよ!
線量測ってくれてるってか?
アホ抜かせ!
鉛の箱の中に入れた状態で測ってる言うてるやんか!
そんな箱の中からでもまだその存在がわかるほどに汚れてるやんか!
あんたらが人生捨てるのは勝手やけど、他の人の人生まで巻き込むな!
コメント (4)
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