ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

中国大気汚染問題……なんで今頃騒いでるん?

2013年02月13日 | 日本とわたし
るいネットという、時々読ませていただいているブログに、最近騒がれている件についての記事が載っていました。
わたしにとっても、騒がれ出した頃からおかしいと思っていたことなので、ここに転載させていただきます。

以下、転載はじめ
 
扇動メディアに支配される社会
何故、今頃騒ぐのか中国大気汚染問題。
PM2.5は、H14の1/3なのに

 
奥村博己 (47 京都 農業) 13/02/12
以下は、『正しい情報を探す』ブログリンクからの引用です。
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何故、今頃騒ぐのか?
PM2.5の測定値は、10年前から大して変化していない

中国大気汚染問題  2013年02月10日

今年は、マスコミなどで多数取り上げられて騒ぎになっている「大気汚染物質PM2.5」ですが、
昔の汚染状態が気になったので調べてみたところ、興味深い事実が判明したので、ご紹介します。

以下は、環境省が発表している「微小粒子状物質(PM2.5)測定データ」です。
これを見てみると分かるのですが、昔から、そこそこのPM2.5が、国内で観測されているのです!

☆微小粒子状物質(PM2.5)測定データについて
URL リンク
平成14年5月 測定局名:国設大阪
測定項目:PM2.5  単位:μ g/m3

どう見ても、普通に、最高値240μg/m3とか書かれています
何年も前から、かなりの量が検出されているのに、何故今頃騒ぐのでしょうか?
私には大変不思議に感じられます。

先月下旬に、大量の大気汚染物質が、中国から日本にやって来ましたが、その時に測定された数値は、高い場所でも60~70μg/m3です。
上記の240μg/m3や188μg/m3と比べてみると、高いどころか、低い数字なのです。

☆SPRINTARSエアロゾル予測
URL リンク

もちろん、だからと言って「中国大気汚染物質が安全」というわけではありません。
私が言いたいことは、環境省などの政府機関は、何年も前から、汚染の実態を把握していたのにも関わらず、
今頃になって、大々的に取り上げたことが問題である
、ということなのです。

おそらくは、福島原発事故による放射能問題を覆い隠す目的で、中国の大気汚染問題を騒いでいるのだと思いますが、
今頃になって騒ぐのならば、今まで放置してきたことの方が大問題、であるように私は感じます。

結局のところ、政府やマスコミは、人々の健康ではなく、人々をコントロールすることしか考えていないということなのでしょう。
本当に国民の健康を心配しているのならば、もっと昔から、今のように騒いでいたはずです。
それがなかったということは、今このタイミングで、この出来事が利用されたということ
です。

このようなことは、今までも何度かありましたので、私はあまり驚きませんが、
国やマスコミを盲信している方がいるのならば、疑う癖をつけるようにしたほうが良いでしょう。
彼らは、福島原発事故でもそうでしたが、自分たちへの影響が大きなことは、決して大きな声を出さないのです。

ですので、政府やマスコミが騒いでいる時は、それに流されずに、その背景や原因を考えてみてください。
きっと、意外な発見などがある
と思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用以上


コントロールされてませんか?
疑うことは決して悪いこととちゃいますよ。
きちんと疑うこともせんと、のほほんと生きる癖が抜けんままにいることは、今の日本で生きていくには危険すぎます。
流血騒ぎこそ起こってないけれど、人の命など全く気にもかけてない連中に、蝕まれ続けてる社会で暮らしてる以上、
考えること、疑うこと、気がつくことは、自分と、自分の大切な家族の、人生の質を下げへんための自衛行為であると思います。
コメント (8)
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『地上の太陽』?こんなバカげたことに千億円?どこまで阿呆かこの国は!

2013年02月13日 | 日本とわたし
一日に転載できる写真が100枚以内、という、ここのブログ官理会社の規則にひっかかってしまいました……。
いったいどんだけ載せてるねん……と反省しつつ、この記事に関する大事な新聞紙面の写真を載せられへん事情を言い訳しときます。

14日になり、写真枚数制限から解放されました。
載せておきます。


この、ブラックジョーク丸出しの、いや、ジョークやなんて言うてる場合ではない世紀末的愚行について、
原発菌に侵された国は、どんな小さな町も村も、こんなにも深く病んでいるという記事を、先月の24日に書かせてもらいました。
これは、岐阜県土岐市にある、『核融合科学研究所』についての話。

そのことについてようやく、東京新聞の親会社である中日新聞が、特報で記事を載せてくれました。
その記事を、書き出してくれはった『れんげ通信ブログ版』から、転載させていただきます。

↓以下、転載はじめ

2013年2月7日 中日新聞特報

危うい「地上の太陽」

「夢のエネルギー」「地上の太陽」。
原発ではない。核融合発電のことだ。
実用化に向けた実験が、岐阜県土岐市の核融合科学研究所で計画されている。
放射場質が放出されることから、地元住民に反対の声がある。
巨額の層用もかかる。
そもそも、核融合発電は実現できるのか。(荒井六貴、上田千秋)


核融合発電 岐阜・土岐で実験へ

放射性物質を放出/拒否投入も実用化見えず

燃料無尽蔵 CO2出ない


「実験で発生する中性子は、完璧に抑えることができる。
放射性物質のトリチウムもごく微量を放出するだけで、住民に迷惑を掛けることばない」
研究所の小森彰夫所長(61)は胸を張った。

耳慣れない核融合発電とは、何なのか。
水素の仲間の重水素と、三重水素(トリチウム)の原子核を、ばらばらなプラズマ状態にし、原子核同士を衝突させること(核融合)で、熱エネルギーを発生させる。
後は、火力発電や原発と同じように、水蒸気で発電夕ービンを動かす。

実は、太陽の光や熱は、核融合によって発生している。
このため、核融合発電は、「地上の太陽」とも呼ばれる。

重水素と、トリチウムのもとのリチウムは、海水から取り出す。
研究所の竹入康彦教授(55)は、
「燃料は無尽蔵で、二酸化炭素(CO2)も排出しない。三十年以内の発電を目指す」と鼻息は荒い。

プラズマ状態をつくるためには、密閉空間で高温へ高密度にすることが必要だ。
これが非常に難しく、各国が競って実験を進めている。

十階建てマンションほどの建屋の中に、大型ヘリカル装置(LHD)と呼ばれる巨大なドーナツ状の実験装着が置かれている。
直径14メートル、高さ10メートルほど。
世界最大規模の実験装置で、年間の電気代は4億円もかかる。
 
ドーナツの上に立つと、UFOに乗っているかのようだ。
LHD内に立つと、ステンレス製の真空容器と、超電導磁石が、らせん状に組み込まれている。
真空容器の中では、防じん服を着た作業員が、保守・管理作業をしていた。

計画している重水素実験では、1億2千万度以上の高温と、高密度の環境を真空容器内で作り出す。
実用化に向けた重要な実験だという。

実験の核融合で、放射性物質のトリチウムと中性子が発生する。
実験は9年間。
トリチウムは、年間積算で、最大555億ベクレルが発生する。

小森所長は、
「トリチウムは放射性が弱く、排出したうちの90%以上を回収する技術が確立している。外部に放出されるのは極めて微量だ」と強調する。
中性子線は、建家の厚さ2メートルのコンクリート壁で遮る。
壁がなくても、付近住民に健康影響が出るレベルではないという。
中性子によって、LHDは放射能に汚染されるが、40年で安全なレベルになるとする。
「容器の中に、外から空気が入ったり、燃料を入れ過ぎたりすると、核融合は止まってしまう。
燃料の注入を止めれは、何も起こらなくなる。
原発と違って制御でき、安全性は高い」

名古屋大プラズマ研究所を母体に、文部省所管の核融合科学研究所が名古屋大に設立されたのは1989年。
97年に、土岐市の現在地に移転した。
研究所は昨年11月、重水素実験を開始するため、岐阜県と地元の土岐、多治見、瑞浪の3市と、3月までに同意協定を結ぶ方針を明らかにした。
3市は、パブリックコメントを募ったり、住民説明会を開くなどしている。
実験は早ければ、15年度にも始まる予定だ。


よぎる原発 住民「反対」

地元住民には、この実験に対し、不安視する声が広がっている。
多治見市の住民団体「多治見を放射能から守ろう!市民の会」や、子どもを持つ母親のグループが、反対の署名活動を開始。
すでに、2千人近くを集めたという。
 
「市民の会」代表の農業井上敏夫さん(63)は、
「トリチウムを除去できると言っているが、本当に可能なのだろうか。安全が宣伝されていた原発でも、想定外の事故は起きた」と訴える。

隣町、瑞浪市には、高レベル放射性廃棄物を、地下に処分するための研究施設がある
井上さんは、「核関連施設の集中立地につながるのでは」と懸念を口にした。
 
安全性に本当に問題はないのか。

理化学研究所の元研究員の槌田敦氏(物理学)は、
トリチウムの危険性は極めて高い。
許容量の10倍で、細胞の半数が死滅する場合もある。
ひとたび事故が起きれば、周辺住民への影響は避けられない
」と危惧する。
 
一方、九州大学の田辺哲朗特認教授(核融合工学)は、
「トリチウムは、よほどの量を体内に取り込まない限り、危険性は少なく、核融合は核の灰が出ないので、原子炉よりはるかに安全。
化石燃料を使えるのはせいぜい数百年で、核融合などの核エネルギー開発は不可欠」と話す。

それでも、「大量のトリチウムを扱った経験は世界にもなく、安全対策が確立されているとはいえない。安全性の研究は進めていかない」と注文をつける。

もう一つの大きな問題は、核融合研究に、膨大な国費が投じられていることだ。

文部科学省核融合科学研究所によると、2012年度だけで43億8千万円
89年以降では、施設の建設費と運営費として、計1千521億円が支出された。

核融合プロジェクトへの国の負担は、これだけにとどまらない。
フランスで建設が進む「国際熱核融合実験炉(ITER=イ一夕ー)にも参加し、06年度以降で、総額440億円を負担している。
12年度補正予案と13年度予算案でも、計274億円を計上している。

イーターは、日本のほか、欧州連合、ロシア、米国、韓国、中国、インドが、共同でプロジェクトを進めている。
ただ、核融合の実用化までの道のりは遠い。
当初は18年とされていた実験開始は、20年頃にずれ込む見通しで、実用化は順調にいったとしても、さらに30年ほどかかると見られている。


文科省の担当者は、
「世界のエネルギー問題を解決できる可能性がある有意義なプロジェクト。国民に理解を求めていきたい」と強調するが、
実験開始までだけで、日本が負担する総額は、推計約200億円
仮に実用化するとしても、最終的に、相当の金額にふくれあがることは確実だ。

核融合の本格的な研究が、米国で始まったのは、50年代初頭。
それから約60年。
巨費を投じながら、一向に実用化の見通しが立たない、高速増殖原型炉「もんじゅ」のようだ。

槌田氏は、
これまでの経過から実現は不可能で、投入した費用に見合う電力をつくれないのは明らかなのに、さらに無駄な金を投じようとしている」と批判する。

各国とも、いつまでイー夕一に費用を出し観けるのか分からない。危うい核融合研究に、いつまでしがみつくつもりなのか

* 紙面上の写真説明
右 プラズマを発生させる大型ヘリカル装置
中 制御室のモニターに映し出された真空容器を点検、整備する作業員
左 厚さ2メートルのコンクリートで覆われた大型ヘリカル装置のある建物
  =いずれも岐阜県土岐市の核融合科学研究所で


↑以上、転載おわり


いやもう、なんでこんなアホらしいことをさせとくんやろと、まずはそう思いました。
普通の、ごく一般的な常識を持ち合わせてる人間が、この研究に関連する部署で権力持ってる側にいたら、とっくの昔にやめさせてるでしょ?
金が手に入るからあかんのですよね。
こんなアホらしい、『もんじゅ』の二の舞のような無駄遣いと汚染のばらまきで国を弱らせるような実験を、堂々とやりますと言い切れる背後には、湯水のように使える金がある……。
いったいその金は、どっから運用されるのか。
税金や電気代ちゃいますのん?
日本の市井の市民さんらを、こそこそ騙して吸い取ってるんとちゃいますのん?

こんな、叶いそうもない非科学的なことに無駄金使わせてええんですか?
これ以上、ちっちゃい国土を、核物質で汚してええんですか?
こういう、今までやったら騙されまくってた事をひとつひとつ、許さんぞとはっきり拒絶して実行できんようにしていくこと。
これが市民力とちゃいますか?
そろそろ、見せたらなあかんのとちゃいますか?
はっきりと、いつまでも騙せる思たらおっきな間違いやぞと、知らしめたらなあかんのとちゃいますか?
岐阜県の土岐市の人はもちろんのこと、近所の市の人も、近所でない市の人も、これはもう他人事やないのやと考えていかなあかんのとちゃいますか?
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プーケット編 [その3]

2013年02月13日 | 家族とわたし
わたしはマッサージは絶対にイヤ!
人に体を触られたりすんのもイヤやし、下手に揉まれて、後で揉み返しがきてしんどなるのもイヤ!
ほんで、泳がへんし。

と、母は何度も宣言してたからあきらめてた。

けど、タイ王国に来て、何日が過ごしたら、また気が変わるっていう可能性もある。
そやから、水着だけは持ってきてと、かなり無理矢理にお願いした。

最終日、今日は夕方の、バンコックに戻る飛行機に乗るまで、全くなんもすることがない。
天気は上々。ほんで、チェックアウトは12時。ガイドさんが迎えに来てくれるのは6時……この6時間は辛い。
と思たので、前日に、チェックアウトの延長をお願いしておいた。
とりあえず事情が事情やし、78才の母のことも考えてくれて、2時間だけ延長してくれた。感謝!

朝の豪華バイキングも今朝で終わり。
食べそびれてるもんはないか?と、真剣に考える。貧乏性丸出し!

帰りにホテルの周りをぶらぶら。

落ちてる椰子の実を落ちた椰子の実を持ってニッコリ。


バナナの母。


椰子の実の赤ちゃん。


通りすがりの花。
 





これはなんの実なんやろか。


部屋に戻ると母が、
「せっかくここに来たんやし、マッサージとか受けたかったら受けに行ったら?泳いでもええし」
などと突如言い出す。
いや……あの……めっちゃ遅いし……。
もうあと、2時間ぐらいしかないし……。

けども、せっかく言い出したんや。このチャンスを逃す手は無い!
とばかりに、母も巻き込んで一斉に水着に着替える。

今までのホテルのプールを見逃してきた。やっとやっとのプール体験!
なんと、背筋の伸びた78才。


この写真を撮れただけでも、わたしは泣きたいぐらいに嬉しい。


わはは!


プールでバチャバチャ泳いで勢いがついたのか、浜辺にゴー!
ほんまに若い母。


ここが海亀の浜。歩くとキュッキュッと鳴く。


わたしの心もキュッキュッと泣く。

ばいばいプーケット。
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