ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ノーベル平和賞候補にノミネートされた『日本国憲法第九条』を、我々が守らんでどないする!

2014年04月11日 | 日本とわたし
日本国憲法第九条が、正式に、ノーベル平和賞候補にノミネートされました!

事の発端はここに。


『九条にノーベル平和賞を』


今日は朝から、
エネルギー基本計画序文から、
・「政府および原子力事業者は、いわゆる『安全神話』に陥り~」
・「(過酷事故に対する)深い反省を一時たりとも放念してはならない」

などの文言が、現政権によって削除された。

という記事を読んで、久しぶりに頭のてっぺんから湯気をファンファン出して怒っておりました。
このエネルギー基本計画、日本が抱える最も深刻な問題でありお荷物である原発が、
なんと、事もあろうに、『ゼロ』からいっきに『重要電源』に化けた、というか、原発狂の思い通りに戻ったわけで、
自民党という党の議員というのは、こんなふうに、あっけらかんと、まるでどこがあかんのや?とばかりにぬけぬけと、
今の日本が抱えている、一番重くて深刻で、解決の仕様が無い、無かったことにもできない問題を、
何十年にも渡り、無責任に、破廉恥に、積み上げ続けてきたことの反省も、謝罪もせぬままに、元の木阿弥に戻せる、とんでもない人間の集まりなのでしょうか。
もちろん、少数ではあれ、なんとかしてその動きを止めようと、同じ党に留まって頑張っておられる方もいらっしゃるのでしょうけれども。

この九条も、このバカどもたちの汚い手の内で、いじくられようとしています。
けれども憲法は、主権者を守る最後の砦なのです。
そのことすら知らず、別にどうでも良いと考えている主権者も少なくありません。
今の日本の危機は、他の国から攻められて崩れるのではなく、国内の主権者の無関心と人任せが作った『権力者の好き放題天国』が、日に日に拡大してきていることです。
子どもたちの教科書が、読書本が、そしてベストセラーが、ある一部の人間たちの思惑に沿って指定され、
さまざまな補助や保護が減らされ、日々の暮らしにかかる費用がじわじわと増え、
日常の事に振り回され、生きることに疲れ、少しでも余分に考えたり行動したりすると、たちまちしんどくなってしまう。

大人として生きることは、今のような複雑になってしまった社会では、無事に一日を終えられることだけでも十分にすごいことです。
けれども、日本は今、今までと全く同じように生きていくと、とんでもないことになりかねない大きな分岐点にきています。
疲れているけれども、それどころではないけれども、それでももうひと踏ん張り、いったい何が起こっているのか、起ころうとしているのか、
それを知ろうとする時間を作ってください。
知ることを恐れず、疎ましがらず、知ったことに対して自分の頭で考えてください。

「自衛官の死傷は政治家が覚悟しなきゃ」などと、どこまで人の命を蔑んだら気が済むのかと呆れ返るような発言を、自民党の幹事長は堂々とするのです。

彼らの周りには誰ひとり、まともな人間はいない、としか考えられません。
そんな狂人の集まりが、あなたが生きる日本の舵取りをしているのです。
そんな狂人の集まりに、あなたが生きる日本の舵取りをさせているのです。
こんな恐ろしいことを、いつまでさせてしまうのですか?
子どもたちの未来を、日本という国の未来を、どこまで無茶苦茶にされたままでいるのですか?

地球の平和を担うはずの、主導国となるはずの日本を、主権者の我々の手で取り戻しましょう!
コメント (5)
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