イースター、感謝祭、クリスマス、このみっつのお祭りには、親族一同が集まって、一緒にご馳走を食べながらおしゃべりします。
イースターは初春のお祭りで、小さな子どもたちがいるお家では、卵の殻に好きな絵を描き、それを庭や部屋のあちこちに隠し、子どもたちがそれを見つけるという遊びをします。
我が家の息子たちは、こちらに越してきた時にはもう、11才と13才になる年だったので、イースターはただの、面倒な親戚の集まり、という印象だったのかもしれません。
いつもだと、ただただイースターのためにだけ、フィラデルフィアの郊外まで車を走らせていたのですが、
今年は初めて、親戚の家の近くに引っ越した、旦那の大学時代の友人一家の所に泊めてもらう計画を立てました。
双子のおとうさんのジャンと、おかあさんのサラ。
そして息子のユーイくんと娘のアリーナちゃん。
4人と3匹のにゃんこたちが引っ越したのは、通り全体がまるで森の中のような、それはそれはすてきな所でした。
だから庭も、なんだか公園みたい。

ユーイくんとアリーナちゃんは2才になるところ。
前に逢ったのは、彼らがまだ生まれて間もない頃でした。

ちっちゃな彼らにこの庭は、いったいどんなふうに見えているのかなあ。

ジャンとサラも、うちと同じく、子どもの物はお古を活用するという主義のようです。
こちらの一軒家には、プラスティック製の大型の遊具がよく置かれています。でも、こういう遊具って、本当にもったいない。
すべり台が特にお気に入り。


おうちは石でできています。

にゃんこがノシノシと、挨拶をしに来てくれました。

もう何をしてたって可愛すぎるふたり!


押し車を、ユーイくんに先に取られたアリーナちゃん……、

電動だよ、ふふふ……。

ユーイくんが教えてくれた、ちっちゃい松ぼっくり。

台所に案内してくれました。

この花もきれいだから撮っといて、とユーイくん。

ソメイヨシノの赤ちゃんも。

ここにもきれいな花があるよ~。

猫ちゃんたちの出入り口も。

最近よく見かけるようになった、プラスティックでできているみたいな、ツヤツヤした花。

マグノリアの老木も満開寸前。


ここもすべり台みたいなもんなんだよな、とユーイくん。そうそう、とアリーナちゃん。

春の野草。

にゃんこに戯れてもらってる旦那。

ちびっ子たちの隠れ家。

トラックもお気に入り。

あ、見たなっ!

彼らの家も、うちと同じくらいの百才。

階段や窓枠、そしてドアが、同じ感じで落ち着きます。


ユーイくんはとっても本が好き。アリーナちゃんもかならずくっついてきて……。


サラは切り絵の作家&大学の先生。ジャンは映画のCGなどを手がけるデザイナー。彼のお父さんは画家さんです。
なので、お家の中には、宝物がいっぱい。


これは、クランベリーをすくう道具だったような……説明を聞き流してしまいました。

飾ってあるものが渋い。

子どもたちの椅子までもが渋い!

う~ん、これはどこの国のものでしょか?

翌日、イースター本番!
イースターバニーからの贈り物だよ~と、サラがふたりにバスケットを運んできて、


クレヨンでお絵描き。

ふたりはなんと、ジェリービーンがなんであるのかも知らなかったぐらいに、お菓子を食べ慣れていません。あっぱれサラとジャン!
昼前から、イースターの会食用に、ほうれん草のゴマ和えとタイ風キュウリサラダを作るべく、台所を占領。
量が量だけに、大鍋いっぱいのお湯を、なんと4回も沸かすことに……。
しかも、ゴマ和えのソースに使う練りゴマが見つからず、タヒニソースを使って誤摩化す?!という暴挙に出てしまいました。
まあ、元々の味を知っているのは、旦那と旦那の両親ぐらいなので、なんとか乗り切れるでしょう。
キュウリは、薄切りを塩でもみ、そこに絞ったライムジュースとハチミツ、そしてフィッスソースと擂ったニンニク、塩少々を加えて終わり。
ジャン一家にも、キッチンや用具を貸してもらったお礼にお裾分け。
お昼ご飯をちゃっちゃと食べて、近所の散策。


出発ぅ~!

この通りの気持ち良さといったらもう……。


庭なのか公園なのか……。

とぉっても名残惜しかったけれども、みんなとお別れ。
でも、どうやらうちから車で15分くらいの所に、ジャンのいとこが家を買ったので、そのお祝いに来るのだそうな。
また逢えるからって……わたしが忘れた物の数といったらもう……上着から包丁から調味料まで……いつになったら治るのでしょか……。
こちらもフィラデルフィアの郊外、旦那の従妹、エミリー一家のお家です。
イースターははじめ、祖母と叔母一家が暮らすワシントンD.C.に集まって祝っていました。
祖母が亡くなり、叔母の家から子どもたちが巣立ってからは、叔母の長女のエミリーの家ですることになりました。
息子のアンソニーくんは、もう4才。早いなあ……。

これも定番のおもちゃ、ミニハウス。


ちっちゃな子がいる家っていいな~なんて……すっかり親業を終えたから言えるのですよね。
息子たちが幼かった時は、遊んだおもちゃを片付けさせようと、あれこれと頭を悩ませていたのですから。


イースターのメインディッシュはハム。

お料理を待つテーブル。

並びました。

エメラがすっかりおねえちゃん♪赤ちゃんだったエリーちゃんもしゃべり始めています。

ちょっと心配だった似非ほうれん草のゴマ和え、そしてタイ風キュウリのどちらも大好評!
よかった……日本の人がひとりもいなくて……なんちて……。
とにかく無事に、そして楽しく、イースターを終えた週末でした。
イースターは初春のお祭りで、小さな子どもたちがいるお家では、卵の殻に好きな絵を描き、それを庭や部屋のあちこちに隠し、子どもたちがそれを見つけるという遊びをします。
我が家の息子たちは、こちらに越してきた時にはもう、11才と13才になる年だったので、イースターはただの、面倒な親戚の集まり、という印象だったのかもしれません。
いつもだと、ただただイースターのためにだけ、フィラデルフィアの郊外まで車を走らせていたのですが、
今年は初めて、親戚の家の近くに引っ越した、旦那の大学時代の友人一家の所に泊めてもらう計画を立てました。
双子のおとうさんのジャンと、おかあさんのサラ。
そして息子のユーイくんと娘のアリーナちゃん。
4人と3匹のにゃんこたちが引っ越したのは、通り全体がまるで森の中のような、それはそれはすてきな所でした。
だから庭も、なんだか公園みたい。

ユーイくんとアリーナちゃんは2才になるところ。
前に逢ったのは、彼らがまだ生まれて間もない頃でした。

ちっちゃな彼らにこの庭は、いったいどんなふうに見えているのかなあ。

ジャンとサラも、うちと同じく、子どもの物はお古を活用するという主義のようです。
こちらの一軒家には、プラスティック製の大型の遊具がよく置かれています。でも、こういう遊具って、本当にもったいない。
すべり台が特にお気に入り。


おうちは石でできています。

にゃんこがノシノシと、挨拶をしに来てくれました。

もう何をしてたって可愛すぎるふたり!


押し車を、ユーイくんに先に取られたアリーナちゃん……、

電動だよ、ふふふ……。

ユーイくんが教えてくれた、ちっちゃい松ぼっくり。

台所に案内してくれました。

この花もきれいだから撮っといて、とユーイくん。

ソメイヨシノの赤ちゃんも。

ここにもきれいな花があるよ~。

猫ちゃんたちの出入り口も。

最近よく見かけるようになった、プラスティックでできているみたいな、ツヤツヤした花。

マグノリアの老木も満開寸前。


ここもすべり台みたいなもんなんだよな、とユーイくん。そうそう、とアリーナちゃん。

春の野草。

にゃんこに戯れてもらってる旦那。

ちびっ子たちの隠れ家。

トラックもお気に入り。

あ、見たなっ!

彼らの家も、うちと同じくらいの百才。

階段や窓枠、そしてドアが、同じ感じで落ち着きます。


ユーイくんはとっても本が好き。アリーナちゃんもかならずくっついてきて……。


サラは切り絵の作家&大学の先生。ジャンは映画のCGなどを手がけるデザイナー。彼のお父さんは画家さんです。
なので、お家の中には、宝物がいっぱい。


これは、クランベリーをすくう道具だったような……説明を聞き流してしまいました。

飾ってあるものが渋い。

子どもたちの椅子までもが渋い!

う~ん、これはどこの国のものでしょか?

翌日、イースター本番!
イースターバニーからの贈り物だよ~と、サラがふたりにバスケットを運んできて、


クレヨンでお絵描き。

ふたりはなんと、ジェリービーンがなんであるのかも知らなかったぐらいに、お菓子を食べ慣れていません。あっぱれサラとジャン!
昼前から、イースターの会食用に、ほうれん草のゴマ和えとタイ風キュウリサラダを作るべく、台所を占領。
量が量だけに、大鍋いっぱいのお湯を、なんと4回も沸かすことに……。
しかも、ゴマ和えのソースに使う練りゴマが見つからず、タヒニソースを使って誤摩化す?!という暴挙に出てしまいました。
まあ、元々の味を知っているのは、旦那と旦那の両親ぐらいなので、なんとか乗り切れるでしょう。
キュウリは、薄切りを塩でもみ、そこに絞ったライムジュースとハチミツ、そしてフィッスソースと擂ったニンニク、塩少々を加えて終わり。
ジャン一家にも、キッチンや用具を貸してもらったお礼にお裾分け。
お昼ご飯をちゃっちゃと食べて、近所の散策。


出発ぅ~!

この通りの気持ち良さといったらもう……。


庭なのか公園なのか……。

とぉっても名残惜しかったけれども、みんなとお別れ。
でも、どうやらうちから車で15分くらいの所に、ジャンのいとこが家を買ったので、そのお祝いに来るのだそうな。
また逢えるからって……わたしが忘れた物の数といったらもう……上着から包丁から調味料まで……いつになったら治るのでしょか……。
こちらもフィラデルフィアの郊外、旦那の従妹、エミリー一家のお家です。
イースターははじめ、祖母と叔母一家が暮らすワシントンD.C.に集まって祝っていました。
祖母が亡くなり、叔母の家から子どもたちが巣立ってからは、叔母の長女のエミリーの家ですることになりました。
息子のアンソニーくんは、もう4才。早いなあ……。

これも定番のおもちゃ、ミニハウス。


ちっちゃな子がいる家っていいな~なんて……すっかり親業を終えたから言えるのですよね。
息子たちが幼かった時は、遊んだおもちゃを片付けさせようと、あれこれと頭を悩ませていたのですから。


イースターのメインディッシュはハム。

お料理を待つテーブル。

並びました。

エメラがすっかりおねえちゃん♪赤ちゃんだったエリーちゃんもしゃべり始めています。

ちょっと心配だった似非ほうれん草のゴマ和え、そしてタイ風キュウリのどちらも大好評!
よかった……日本の人がひとりもいなくて……なんちて……。
とにかく無事に、そして楽しく、イースターを終えた週末でした。