ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

類い稀なる愚かな協定『TPP』に、日本を巻き込ませないでください!

2014年04月22日 | 日本とわたし
アメリカでも日本でも、そして多分他の国でも、これほどバカバカしい、とんでもなく愚かしい協定を、なんとかしてこの世から消そうと、少なくない人たちが声を上げています。

「守るべきものは守る」「国益を守る」などと、できもしないことを、さもできるように言い続ける大ウソツキの安倍氏。
多分彼は、法律や憲法などと同様、このTPPのことについても、ちゃんと理解ができていないのではないでしょうか。

オバマ氏は、経済に関しては非常に保守的で、ロビー活動に抵抗する素振りさえ見せません。
けれども昨秋、アメリカでも、大手600社に交渉の情報を流して相談する一方、議員に何も知らせないという、
あまりのTPPの秘密性(異常性ともいえますね)に怒り、150人を超える議員が、大統領に抗議の書簡を送りつけていたのです。

そんなこんなのゴタゴタもあって、繊維製品や医薬品、そして国有企業の扱いにも及ぶTPPの交渉は、
実は、グローバル企業と呼ばれる巨大企業団体以外の者にとっては、気味悪い上に意味不明の、なんとも不可解なものなので、
終盤で厳しさがどんどん増してきて、合意が延び延びになっているのです。

知的財産権の取り扱いなどについてもまだ、各国には大きな隔たりがありますし、
仮に妥結しても、TPP宣伝屋が誇らし気に主張する「野心的で包括的な高度の合意」など、本当に実現するかどうか疑わしいのに、
どの国も、それぞれの勝手な解釈で、"TPPの恩恵"を、自国民にアピールしまくっています。

けれども、マレーシア政府は、マレー系を優遇する国内法「ブミプトラ」に抵触するとして、国有企業規制の受け入れに消極的なのです。
日本はどうでしょうか?
希代稀なる阿呆が首長をやっているのですから、期待する方がおかしいのかもしれません。

いずれにせよ、TPPに反対するにしろ賛成するにしろ、内容もわからないのに決められるか!という当然の怒りが、
どうして日本の議員の一部にだけしか、生じてこないのでしょうか?
せめて報道屋の中に、そういう気概と常識を持つ人間が、もっともっと増えてくれたらと、心から願っています。


真実を探すブログ』より

↓以下、転載はじめ

日米首脳会談での、TPP合意を止めよう!
全国各地で、反TPP運動が相次ぐ!
4月23日は、議員会館前で、座り込み抗議!




日本政府は、4月24日の日米首脳会談で、TPPの大筋合意を発表しようとしていますが、
全国各地で、これに反対する運動が、盛り上がっています!

宮崎県の仙台では数千人が、「地域経済、食の安全を守れ」と訴え九州でも、反TPP集会やデモが相次ぎました。
また、22日と23日には、東京での、大規模な反TPPデモが予定されており、
本州のほぼ全土で、国民が、TPPに対して「NO」を突き付けています。

特に、東京で行われる反TPPデモは、日米首脳会談直前ということもあり、非常に重要です。
是非とも、一人でも多くの方が、このデモに参加して、TPPの危険性を、日本中にアピールして欲しい、と私は思います。
4月23日のTPP反対デモは、衆議院第二議員会館前で開催され、10時~15時まで続く予定です。
TPP反対派の議員らも参加するようなので、軽い気持ちで、ドンドン参加してみてください!


☆仙台市青葉区で、TPP交渉の「大筋合意」に反対する集会 (宮城14/04/21)



Published on Apr 21, 2014
24日の日米首脳会談で、焦点となっているTPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる交渉­の、「大筋合意」に反対する集会が、宮城・仙台市青葉区で行われた。
青葉区の勾当台公園市民広場で開かれた21日の集会には、JAをはじめ、生活協同組合­や医師会の関係者などが集まった。

代表世話人の宮城県農協中央会・菅原章夫会長は、
「国民の食と命、暮らし、国益を守りき­ることこそが、日本政府、安倍首相としての責務、責任ではないでしょうか」と述べた­。

集会では、アメリカのオバマ大統領が来日後、24日に開かれる日米首脳会談で、
アメ­リカに有利な条件で、TPP交渉が「大筋合意」されることを阻止する、とした決議が行わ­れた。
集会のあと、参加者は、一番町の商店街をデモ行進し、市民に「TPP交渉」の反対を訴­えた。


☆「TPP反対」宮城で県民集会 米大統領来日目前
URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-22/2014042201_04_1.html

引用:
米オバマ大統領来日が目前にせまる21日、
「TPP(環太平洋連携協定)から食とくらし・いのちを守る4・21宮城県民集会」が、仙台市民広場で開かれました。
雨の中、約1500人が参加し、「地域経済、食の安全を守れ」と訴え、市内をデモ行進しました。

主催は、JAグループ宮城、県医師会、県生協連など、27団体でつくる「TPPから食とくらし、いのちを守るネットワーク宮城」。

代表世話人のJA宮城中央会の菅原章夫会長は、
「日米首脳会談でのTPP大筋合意は論外です。米国資本の要求にくみすることなく、国会決議を堅持することが政府の責務です」とあいさつしました。
:引用終了


☆TPP反対集会:「食の安全脅かされる」福岡で800人
URL http://mainichi.jp/select/news/20140419k0000e020196000c.html

引用:
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の日米協議が、大詰めを迎える中、
福岡県内の、農業や医療の業界団体で作る「TPP反対福岡ネット」などは19日、福岡市中央区で「TPP断固反対 福岡県民緊急集会」を開いた。
約800人が参加し、「なし崩し的な譲歩によって食の安全・安心を脅かすことは許さない」とアピールした。
:引用終了


☆反TPPアクション
URL http://tpp.jimdo.com/ 

引用:
●STOP TPP!! 官邸前拡大アクション

日時:4月22日(火)18:00~20:00

場所:首相官邸前(国会記者会館側)
   丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅 3番出口(徒歩1分)

地図:http://yahoo.jp/v1pfet

内容:議員、呼びかけ人、参加者からのスピーチなど

詳細:http://tpp.jimdo.com/2014/04/14/01/
Facebookイベント:http://on.fb.me/1ldNqpK


======================

本アクションは、オバマ大統領のアジア歴訪に合わせ、
米国にて4月22日~5月7日に開催される、「TPP反対、TPA反対」を訴えるキャンペーンとの、共同行動として開催します。

★米国のアクションサイト"Stop the Secrecy"
https://stopthesecrecy.net

======================

主催:STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
http://tpp.jimdo.com/
 
ツイッター:https://twitter.com/TPP_kantei (当日の実施状況は、ツイッターにて告知します)

----------------------------------------
■4月23日(水)
----------------------------------------

●TPP阻止緊急座り込み行動

10時~15時 座り込み抗議活動
12時~13時 政治家等によるスピーチ

場所:衆議院第二議員会館前

主催:TPP阻止国民会議
詳細:
http://twitdoc.com/2US2
:引用終了


関連過去記事

☆自民党、TPP交渉で譲歩案提示へ!
今まで聖域としていた重要5項目(586品目)も譲歩!
甘利大臣「動かないと交渉にならない」

URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1841.html

TPPが日本を壊す (扶桑社新書)

間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる (朝日新書)

TPPの正しい議論にかかせない米韓FTAの真実

経済大国なのになぜ貧しいのか?

↑以上、転載おわり
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原発は、将来の世代に無責任なエネルギー&反社会的存在。国家ぐるみの壮大な粉飾決算」城南信金理事長

2014年04月22日 | 日本とわたし
極めてまれだと言われる、吉原・城南信金理事長のような業界のトップが、もっともっと出てきて欲しい!
そして、そういう方々が、まれではなく、当たり前の社会に生まれ変わって欲しい!

せめて太文字の部分だけでも読んでみてください。

↓以下転載はじめ

インタビュー:原発は国家ぐるみの粉飾決算=吉原・城南信金理事長
[東京 18日 ロイター]

脱原発路線を強力に主張する、異色の地域金融機関トップとして知られる、城南信用金庫(本店・品川)の吉原毅理事長が、ロイターのインタビューに応じ、
原発コストが安いというのは、将来負担を無視した国家ぐるみの粉飾決算に近い、との見解を示した。

また、新エネルギーの開発が、新しい経済の活力を生み出す、との持論を展開した。


東京・神奈川を地盤に、信金業界2番手の総資産3兆6000億円を持つ同信金は、地銀中位行に匹敵する規模を誇る。
そのトップとして、金融業とエネルギーの政策のかかわりあいに関し、どのような本音を持っているのか聞いた。


―金融機関のトップが、政治的発言をするのが極めてまれだ。

城南信用金庫・吉原毅理事長:
金融は政治にかかわるべきではない、という意見がある。
それは本来、権力にかかわることで、金融が求めるべき理想がねじ曲げられ、利用されてしまう懸念が生じるために生まれた考えだ。

しかし、金融に限らず、企業の目標は、より良い国や社会を構築することだ。
すべての企業は、理想の実現のためにある
経営者は、金儲けだけ考えればいい、というのはおかしいのではないか。


―国論を二分する1つの側に付くことで、顧客からの不評を買わないか。

吉原毅理事長:
消費者のニーズに応えることが企業、つまり、消費者主権という考えは間違えていないか
例えば当社は、投機のためのゴルフ会員権購入のための融資はお断りする。
そういう資金使途には貸せない。
健全性とは何かを考え、顧客にも説明していく
それが金融マンの役割だ。

福島第1原子力発電所の事故で分かったことは、将来の世代に責任を持てないエネルギー、ということだ。
もはや原発は、反社会的存在だ。
原発を造る金を貸せと言われたら、お断りする


―電力債は、金融機関の運用手段としても重要だ。

吉原毅理事長:
東電の株式と社債は、事故後に売却した。
金融機関は、公共的な存在だ。
東電の株式や社債に、投資をするわけにはいかない。



―経済界の中には、コストの安い原発を稼働しないと、日本経済が立ち行かない、という意見が多い。

吉原毅理事長:
原発のコストの方が低いという人で、いやしくもビジネスマンや経済に携わる者ならば、会計の原則ぐらい勉強していただきたい
コスト計算には、直接原価と間接原価があり、そこで総合原価計算が行われる

原発は、今あるウランを使うだけならば、直接原価は低い
では、その結果の間接原価はどうなのか
将来の廃炉費用や、使用済み核燃料の保管料や処理費用、工事費や人件費、地代がカウントされているのか
カウントされていない
われわれは今、時価会計で、将来に発生するキャッシュフローを、すべて現在価値化し、負債計上している
原発にはそれが入っていない

1回事故が発生したら、天文学的なコストがかかる。
貸し倒れ引当金の積み立ての考え方を入れれば、とんでもない引き当てを積まなければならない。
これは、不採算というのではないか。
国家ぐるみの壮大な粉飾決算だ。


―原発の再稼働ができなければ、値上げしなければならない。
顧客の中小企業にとっても、それは、経営上の困難になるのではないか。


吉原毅理事長:
まず、原発の将来に発生する未計上のコストを、ちゃんと計上しなければならない
その上で原発を再稼働させたら、もっと値上げをしなければならない

新しい電力産業が勃興してくれば、新産業として、モノづくりの復活にもつながる。
例えば、石炭ガス化コンバインド発電やソーラーパネル、さまざまサービスも増える
工事やモノづくりに携わるわれわれの顧客たちにも、恩恵がある
原発の再稼働では、新産業は生まれない



―経常赤字を懸念する指摘もある。

吉原毅理事長:
燃料の輸入によって貿易収支が悪化し、経常収支が赤字に陥るのは、日本経済にとってマイナスだ、という指摘は、本当に正しいのか。
経常収支が赤字でも、成長している国はたくさんある
日本は、黒字を溜め込み、結果的に円高になり、デフレから抜け出せなかった。
輸出入のインバランスは、為替で調整される


―大手銀行は、福島第1原発の事故後に、東電に対して巨額融資を行った。
どのように評価する。


吉原毅理事長:
第2の住専問題だ、という気がする。
当時も、政府が保証するからと、みんなが貸して、最後は損失となった。
1980年代のバブル時も、金融機関は公共性という考えを放棄し、その後、大きなツケを払わさられることになった。
金融機関は、引き返す勇気を持つ必要があると思う。



―大手行は、公共性を考えて貸しているのではないか。

吉原毅理事長:
それは、公共性を勘違いしている
東京電力を生かすことが、公共性ではない
安全でコストの安い電力サービスを、継続的に、安定的に、保証することが公共性なのではないか。
もっと見識を持たなければならない

(インタビュアー:布施太郎 浦中大我)
(布施太郎 編集:田巻一彦)
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米国『さくらまつり・2014』事情

2014年04月22日 | 米国○○事情
リビングの窓から、ポンちゃんを眺めるショーティ……。


今年の冬は、本当に厳しかったんです。
寒くて冷たくて、それがもうほんとに長かったんです。
なので、大人も子どもも動物も、みんなみんな、この春を待ちこがれていました。
そしてやっとやっと、4月も半ばが過ぎた今、春がどっしりと腰をおろしてくれました。
んじゃ~いきますよぉ~!さくらまつりだぁ~!

あ、ちょっとその前に、男前のカエデの爺さんをちょっと。


爺さんのコブや穴蔵は、ちっちゃな動物たちの遊び場。どれもこれもとっても渋い!




ではでは、もうゲップが出るほどいきまっせ~!
2014年版・まうみのさくらまつりぃ~!

























玄関ポーチのベンチに座って見えるポンちゃんは、こんな感じ。




この家をネットの画面で見つけ、見に来た時、この桜の花が、ケラケラと笑って迎えてくれました。
なんという可愛さ、なんという明るさ、なんという無垢さ。
わたしは一目惚れして、家の中に入る前にもう、ここに住もうと決めていました。
ポンちゃんは、つぼみがほころびかけると、みるみるうちに、『坊さんが屁をこいた』遊びをしているかのように、
まるで米菓子がはじけるように、花びらを寄せ集めて、まあるいボンボリを作ってくれます。
だからポンちゃん。
旦那は、木に名前をつけるなんて……と、ちょっと呆れているようですが、気にしない気にしない。


↓そしてここからは、近くの公園の桜たち♪





















イタリアンのおっちゃんたちが楽しむボールゲーム。今だに名前知らず……。


ちょっと一呼吸。


ここにも男前のカエデさんがいたので。


木肌がめちゃくちゃ渋い。






















この桜は、ちびっ子たちの木登りに最適!たくさんのちびちゃんたちが登って、写真を撮っておりました。












春を告げる鳥ロビンは、食い気専門。


ロビンのお腹は、きれいなオレンジ色。













以上、さくらまつりでしたぁ~
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