コンサートのための伴奏バイトで大忙しの1ヶ月の間にも、週末になると必ず、どこかに出かけておりました。
先週の日曜日は、『FLOWERS FOR EVERYTHING』というサイトを立ち上げたまなっちゃんの初出店を応援しにブルックリンに。
ブルックリンはとても大きな街で、いろんな顔を持っています。
ここはすご~くワイルド!
「我々はもう、互いに殺しあうのをやめなければならない」のメッセージとともに。
どうやらココがマーケットっぽい。
この日用意された花々の様子を、まなっちゃんのサイトから。
お手伝いに来てくださった友人さんと、売れ行きについて思案中。
頑張る若者トリオ。
なんともあたたかで優しい彼女のアレンジが、とぉ~っても好きなわたし。
大勢の人たちに愛されるお花屋さんになって欲しいと、心から思います。
屋台もあったりして。
通りの角を曲がった所では青空市も。
バンドの名前がズラリと書かれたボード。
出入り自由の無料バンドコンサート。
浴衣姿の手拭い販売。
カラカラに晴れた夏日になりました。
最近、多分疲れ過ぎているからか、日差しを浴びるとすぐにヘロヘロになってしまいます。
この日も息が荒くなり、そそくさと同じくブルックリンに住む友人宅に移動しました。
なんかほんとにワイルド。
どの通りからも、マンハッタンのビル街がスコーンと見えます。
高速に乗って20分ほど走ると、
閑静な住宅街に着きました。
海ちゃん、久しぶり~!
裏庭は夏の真っ盛り。
なぜかとっても日本風なご近所。
最近、合気道のお稽古に通い始めたのだそうな。
黒帯持ちの夫は、習ったばかりの技を披露する海くんを、目を細めて眺めておりました。
先週はずっと、ああ暑い…という日が続き、
人間が暑いのだから、この毛皮をまとった方々はもっと暑い…。
どうして君はいつも、上半身と下半身の向きが違うのか…。
おぉ~い、君の頭はどこいった~!
へ?
二階の洗濯室にある、最近のお気に入りスポット。家にアルモンデ仕様の猫ベンチ。
そして先週の土曜日は、歩美ちゃんの『お祈りウォーク』仲間のジョージさんの会社が主催する『CHELSEA MUSIC FESTIVAL』に出かけました。
やっぱりカラカラの快晴。
美味しいコーヒーを求めてさまよい歩く歩美ちゃんと夫とわたし。
待ち時間が30分と聞いて諦めたホテル。
でもそのすぐ後に、『ART OF COFFEE』というお店を見つけ、めっちゃ美味しいコーヒーにありつけました。
マンハッタンのチェルシーも、すっかり夏模様。
巨大なアパートメント。
ったく…また写真撮ってんのか…と内心夫は思っているに違いない。
Canoe Studiosがあるビルディングの入り口。
どんどんと進んで行くと、
窓越しに対岸のニュージャージーがパノラマに見える、すてきな空間。
Artistic DirectorsのMelindaとKen夫妻の楽しいスピーチを聞きながら、
ちょいと膝元も撮ってみる。
休憩中にどんどん日が暮れて、
素晴らしい夕焼けを見ることができました。
バッハとジャズ、と銘打ったコンサートは、世界初公開の作品なども組み入れられた、とっても興味深いものでした。
弦もピアノもそしてドラマーも、素晴らしい演奏者揃いで、しかも音響が信じられないほどに奥深く繊細で、どんな楽器のどんな表現も心地良く、大満足でした。
また来年も絶対に行くぞ!
あ、そうそう、演奏会の休憩中にもらった香りのサンプル。
いろんな香りが配合されたそれを嗅いでいると、なんとも懐かしい光景が蘇ってきました。
それは…、
御詠歌を歌っている7才のわたしなのでした。
薄暗い部屋の畳の上に、仲間で詠み合うために置かれた御詠歌の本。
絶対音感を駆使して、お坊さんの節回しを即座に聞き取り、得意げに大きな声で歌うわたしは、その場の人気者でした。
いつしかお坊さんのすぐ隣に座り、引導役を引き受けたわたしはますます得意になり、御詠歌を歌う時間が待ち遠しくてなりませんでした。
その時の高揚感、大好きなおばあちゃんを失った喪失感、いろんな思いが混ざったその部屋の空気の匂いが、そのサンプルの中にほのかに混じっていたのかもしれません。
いやはや、それにしても、香りというものと記憶のつながりの深さは、51年という年月をも、ヒョイっと飛び越えてしまうほどのものなのですね。
そして日曜日。
今日こそは何が何でもダラダラするぞ!を決行いたしました。
遊びに来てくれたユージンくんとアリーナちゃん。
大好きな友だちのジャンとサラは、双子ちゃんたちのおとうさんとおかあさん。
彼らと会うといつも、ああ、ほんとに良い家族だなあとしみじみ思います。
その晩は、冷凍庫にどれほど留まっていたのか不明の、誰が買ったのかも不明の牛肉を、夫がバーベキューしてくれました。
夏休みに入った生徒たちが、両親の出身国に長期滞在で帰ったり、キャンプに参加したりし始めたので、ぼちぼちとレッスンが減り始めました。
こちらに移って間もない頃は、これが家計に大きく響きいろいろと大変でしたが、子育ても終わり大きな出費は家のローンだけという今は、
少なくなった分は節約して凌いでいけば良いと腹をくくれば、それはそれはのんびりと過ごせる季節です。
畑もまだ中途半端だし、地下室もゴチャゴチャしたままだし、創りかけの曲も放ったらかしだし、
頭と体を休めたり動かしたりしながら、夏仕様の時間をゆっくりと過ごそうと思います。
先週の日曜日は、『FLOWERS FOR EVERYTHING』というサイトを立ち上げたまなっちゃんの初出店を応援しにブルックリンに。
ブルックリンはとても大きな街で、いろんな顔を持っています。
ここはすご~くワイルド!
「我々はもう、互いに殺しあうのをやめなければならない」のメッセージとともに。
どうやらココがマーケットっぽい。
この日用意された花々の様子を、まなっちゃんのサイトから。
お手伝いに来てくださった友人さんと、売れ行きについて思案中。
頑張る若者トリオ。
なんともあたたかで優しい彼女のアレンジが、とぉ~っても好きなわたし。
大勢の人たちに愛されるお花屋さんになって欲しいと、心から思います。
屋台もあったりして。
通りの角を曲がった所では青空市も。
バンドの名前がズラリと書かれたボード。
出入り自由の無料バンドコンサート。
浴衣姿の手拭い販売。
カラカラに晴れた夏日になりました。
最近、多分疲れ過ぎているからか、日差しを浴びるとすぐにヘロヘロになってしまいます。
この日も息が荒くなり、そそくさと同じくブルックリンに住む友人宅に移動しました。
なんかほんとにワイルド。
どの通りからも、マンハッタンのビル街がスコーンと見えます。
高速に乗って20分ほど走ると、
閑静な住宅街に着きました。
海ちゃん、久しぶり~!
裏庭は夏の真っ盛り。
なぜかとっても日本風なご近所。
最近、合気道のお稽古に通い始めたのだそうな。
黒帯持ちの夫は、習ったばかりの技を披露する海くんを、目を細めて眺めておりました。
先週はずっと、ああ暑い…という日が続き、
人間が暑いのだから、この毛皮をまとった方々はもっと暑い…。
どうして君はいつも、上半身と下半身の向きが違うのか…。
おぉ~い、君の頭はどこいった~!
へ?
二階の洗濯室にある、最近のお気に入りスポット。家にアルモンデ仕様の猫ベンチ。
そして先週の土曜日は、歩美ちゃんの『お祈りウォーク』仲間のジョージさんの会社が主催する『CHELSEA MUSIC FESTIVAL』に出かけました。
やっぱりカラカラの快晴。
美味しいコーヒーを求めてさまよい歩く歩美ちゃんと夫とわたし。
待ち時間が30分と聞いて諦めたホテル。
でもそのすぐ後に、『ART OF COFFEE』というお店を見つけ、めっちゃ美味しいコーヒーにありつけました。
マンハッタンのチェルシーも、すっかり夏模様。
巨大なアパートメント。
ったく…また写真撮ってんのか…と内心夫は思っているに違いない。
Canoe Studiosがあるビルディングの入り口。
どんどんと進んで行くと、
窓越しに対岸のニュージャージーがパノラマに見える、すてきな空間。
Artistic DirectorsのMelindaとKen夫妻の楽しいスピーチを聞きながら、
ちょいと膝元も撮ってみる。
休憩中にどんどん日が暮れて、
素晴らしい夕焼けを見ることができました。
バッハとジャズ、と銘打ったコンサートは、世界初公開の作品なども組み入れられた、とっても興味深いものでした。
弦もピアノもそしてドラマーも、素晴らしい演奏者揃いで、しかも音響が信じられないほどに奥深く繊細で、どんな楽器のどんな表現も心地良く、大満足でした。
また来年も絶対に行くぞ!
あ、そうそう、演奏会の休憩中にもらった香りのサンプル。
いろんな香りが配合されたそれを嗅いでいると、なんとも懐かしい光景が蘇ってきました。
それは…、
御詠歌を歌っている7才のわたしなのでした。
薄暗い部屋の畳の上に、仲間で詠み合うために置かれた御詠歌の本。
絶対音感を駆使して、お坊さんの節回しを即座に聞き取り、得意げに大きな声で歌うわたしは、その場の人気者でした。
いつしかお坊さんのすぐ隣に座り、引導役を引き受けたわたしはますます得意になり、御詠歌を歌う時間が待ち遠しくてなりませんでした。
その時の高揚感、大好きなおばあちゃんを失った喪失感、いろんな思いが混ざったその部屋の空気の匂いが、そのサンプルの中にほのかに混じっていたのかもしれません。
いやはや、それにしても、香りというものと記憶のつながりの深さは、51年という年月をも、ヒョイっと飛び越えてしまうほどのものなのですね。
そして日曜日。
今日こそは何が何でもダラダラするぞ!を決行いたしました。
遊びに来てくれたユージンくんとアリーナちゃん。
大好きな友だちのジャンとサラは、双子ちゃんたちのおとうさんとおかあさん。
彼らと会うといつも、ああ、ほんとに良い家族だなあとしみじみ思います。
その晩は、冷凍庫にどれほど留まっていたのか不明の、誰が買ったのかも不明の牛肉を、夫がバーベキューしてくれました。
夏休みに入った生徒たちが、両親の出身国に長期滞在で帰ったり、キャンプに参加したりし始めたので、ぼちぼちとレッスンが減り始めました。
こちらに移って間もない頃は、これが家計に大きく響きいろいろと大変でしたが、子育ても終わり大きな出費は家のローンだけという今は、
少なくなった分は節約して凌いでいけば良いと腹をくくれば、それはそれはのんびりと過ごせる季節です。
畑もまだ中途半端だし、地下室もゴチャゴチャしたままだし、創りかけの曲も放ったらかしだし、
頭と体を休めたり動かしたりしながら、夏仕様の時間をゆっくりと過ごそうと思います。