前回の記事のついでに、維新つづきのニュースを。
この爺さんは、
・太平洋戦争は、侵略ではなく、日本の自衛のための戦争やったし、
現行憲法については、「占領下で制定された」から、サンフランシスコ講和条約を結んだ時、吉田茂元首相が破棄すべきやったし、
従軍慰安婦に関する橋下氏の発言を、撤回する必要はない!と断言してる。
非公開にせよ公開にせよ、人を前にしてこんなことを正々堂々と言いのけてる人間が、政党の共同代表でいてええの?
橋下氏はもちろんやけど、この石原氏も、一緒に辞職ささなあかんのとちゃうの?
↓以下、転載はじめ
維新 「歴史認識」深まる混乱 両代表「侵略」で違い鮮明
【東京新聞】2013.5.22
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は21日、党憲法調査会で講演し、
旧日本軍の行為は自衛のための戦争であり、侵略ではないとの認識を示した。
この発言は、過去の植民地支配と侵略を謝罪した、1995年の村山富市首相(当時)による談話の否定につながりかねない。
ただ、橋下徹共同代表は、侵略を認める考えを示しており、党内で歴史認識の違いが露呈した。
維新は、橋下氏の慰安婦容認発言で批判にさらされているが、石原氏の発言は党内の混乱をさらに広げかねない。
(城島建治、中根政人)
石原氏の講演は非公開だったが、小沢鋭仁国対委員長が内容を記者団に説明した。
それによると、石原氏は、先の大戦について、
「マッカーサー(連合国軍最高司令官)は米議会に呼ばれた時に、『太平洋戦争は日本の自衛のための戦争だった』と証言していた」と指摘。
侵略ではなく、自衛の戦争だったとの持論を展開した。
石原氏は2月の衆院予算委員会でも、マッカーサー氏の発言を紹介しながら、
「日本はいまだに、戦勝国が敗者を裁いた東京裁判の史観にとらわれている」などと発言し、侵略を否定した。
石原氏は、現行憲法については、「占領下で制定された」と強調。
サンフランシスコ講和条約を結んだ時、吉田茂元首相が破棄すべきだった、と主張した。
一方、橋下氏は、先の大戦は侵略戦争だったとの認識を示している。
「敗戦国は、責任を引き受けながら、自由、民主などを重視する国家になるべきだ」と主張する。
慰安婦容認発言の幕引きを図るため、両氏は19日に会談。
従軍慰安婦に関する橋下氏の発言を、撤回する必要はないとの認識で一致した。
ただ、「侵略」の定義をめぐる歴史認識の溝は、埋まらずじまい。
党内結束を演出するため、党見解をまとめないことで一致するしかなかった。
トップ会談後も、両氏は持論の展開を止めない。
橋下氏は20日、記者団に、「僕自身は、敗戦国として侵略戦争だったということは認めていく。世代の違いもある」と指摘した。
維新は、3月に公表した党綱領で、現憲法を占領憲法と断じ、大幅改正を明記した。
ただ、石原氏が憲法破棄を主張するのに対して、橋下氏は「破棄は無理。法改正の必要がある」と指摘している。
もともと石原氏と橋下氏は、原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)など、重要な政策で意見の相違を抱えたまま、昨年の衆院選直前に、勢力拡大のため合流した。
歴史認識で、そのツケが噴き出している。
この爺さんは、
・太平洋戦争は、侵略ではなく、日本の自衛のための戦争やったし、
現行憲法については、「占領下で制定された」から、サンフランシスコ講和条約を結んだ時、吉田茂元首相が破棄すべきやったし、
従軍慰安婦に関する橋下氏の発言を、撤回する必要はない!と断言してる。
非公開にせよ公開にせよ、人を前にしてこんなことを正々堂々と言いのけてる人間が、政党の共同代表でいてええの?
橋下氏はもちろんやけど、この石原氏も、一緒に辞職ささなあかんのとちゃうの?
↓以下、転載はじめ
維新 「歴史認識」深まる混乱 両代表「侵略」で違い鮮明
【東京新聞】2013.5.22
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は21日、党憲法調査会で講演し、
旧日本軍の行為は自衛のための戦争であり、侵略ではないとの認識を示した。
この発言は、過去の植民地支配と侵略を謝罪した、1995年の村山富市首相(当時)による談話の否定につながりかねない。
ただ、橋下徹共同代表は、侵略を認める考えを示しており、党内で歴史認識の違いが露呈した。
維新は、橋下氏の慰安婦容認発言で批判にさらされているが、石原氏の発言は党内の混乱をさらに広げかねない。
(城島建治、中根政人)
石原氏の講演は非公開だったが、小沢鋭仁国対委員長が内容を記者団に説明した。
それによると、石原氏は、先の大戦について、
「マッカーサー(連合国軍最高司令官)は米議会に呼ばれた時に、『太平洋戦争は日本の自衛のための戦争だった』と証言していた」と指摘。
侵略ではなく、自衛の戦争だったとの持論を展開した。
石原氏は2月の衆院予算委員会でも、マッカーサー氏の発言を紹介しながら、
「日本はいまだに、戦勝国が敗者を裁いた東京裁判の史観にとらわれている」などと発言し、侵略を否定した。
石原氏は、現行憲法については、「占領下で制定された」と強調。
サンフランシスコ講和条約を結んだ時、吉田茂元首相が破棄すべきだった、と主張した。
一方、橋下氏は、先の大戦は侵略戦争だったとの認識を示している。
「敗戦国は、責任を引き受けながら、自由、民主などを重視する国家になるべきだ」と主張する。
慰安婦容認発言の幕引きを図るため、両氏は19日に会談。
従軍慰安婦に関する橋下氏の発言を、撤回する必要はないとの認識で一致した。
ただ、「侵略」の定義をめぐる歴史認識の溝は、埋まらずじまい。
党内結束を演出するため、党見解をまとめないことで一致するしかなかった。
トップ会談後も、両氏は持論の展開を止めない。
橋下氏は20日、記者団に、「僕自身は、敗戦国として侵略戦争だったということは認めていく。世代の違いもある」と指摘した。
維新は、3月に公表した党綱領で、現憲法を占領憲法と断じ、大幅改正を明記した。
ただ、石原氏が憲法破棄を主張するのに対して、橋下氏は「破棄は無理。法改正の必要がある」と指摘している。
もともと石原氏と橋下氏は、原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)など、重要な政策で意見の相違を抱えたまま、昨年の衆院選直前に、勢力拡大のため合流した。
歴史認識で、そのツケが噴き出している。