ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

大根マン、光る三角おにぎり、チャリデモ、ときたらこの人、黒森庵の晴っち♪

2013年05月17日 | 日本とわたし
黒森庵の店主、加藤晴之さん。
ひょんなことから知り合うて、ブログ『黒森庵の、こんくらい』を読んで大ファンになり、それから無理矢理仲良うしてもろてる。
手打ちの、超ウマのお蕎麦屋の店主さんやけど、「3.11以後、食材の安全を調べるあいだ休業いたし〼(←升のマスであるとわたしは思ふ)」ってはる。
この強い意思にも共感した。

最愛の奥さんが去年、この世を卒業しはってからは、5人の、これまたみんな、キラキラしたすばらしい才能と優しさと強さを持ち合わせた子りすちゃん達と暮らしてはる。

今回、東京新聞に、晴っちのことが掲載されたと知り、そらもう載せなあかんやろと、めちゃくちゃ嬉しい気持ちと一緒に書かせてもらう。


こから
定点観測 国会前


チャリデモ まだ走る



自営業
加藤晴之さん(60)
東京都杉並区

国会周辺を自転車で走りながら、脱原発を訴えています。
チャリデモの名前で、周りにも定着してきました。

昨年6月に、初めてデモに来たとき、歩道は人がいっぱいで動けない状態。
「だったら趣味の自転車で、自由に動きながら訴えよう」と思いついたのがきっかけです。
それから自転車好きの人がどんどん増え、今は千葉や埼玉からも、数十台が集まるようになりました。

デモに合わせて声を上げながら、1周1キロ余りを、10分ほどかけて走ります。
仲間が試乗体験で自転車を貸しているので、初心者のエスコートもします。
沿道から「頑張って」と声をかけられると、一体感があってうれしい。

高校生を含む5人の子どもの将来を考え、
「次の地震が来たら原発はどうなるのか。再稼働はおかしい」と感じました。
参院選も、ここで集まった声を届ける大切な機会です。

でも、ただ怒ってばかりだと疲れちゃう。
こうやって、半分楽しみながら、思い思いのやり方で声を上げるのが、長続きの秘訣じゃないかな。
私も還暦ですが、まだまだ走り続けます。
(聞き手・横井武昭)
【東京新聞】5.17.2013



今の世の中、なんでやねん!なことばっか。
けど、そんな世の中やからこそ、半分楽しみながら、思い思いのやり方で、声を上げ続けていかなあかんのやなと、しみじみわたしも思う。
くそったれの世の中を、ちょっとでもまともなんにしてからでないと、卒業式あげられへんもんな、晴っち♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『活断層』相手に、厳重抗議するおっさんは、日本原子力発電の浜田康夫社長です!ど~ん!

2013年05月17日 | 日本とわたし
活断層問題、規制委提訴に含み=「厳重抗議」と反発-原電・浜田社長


敦賀原発の活断層問題で、記者の質問に厳しい表情を見せる日本原子力発電の浜田康男社長=15日午後、東京・大手町
 
日本原子力発電の浜田康男社長は15日、東京都内で記者会見し、
原子力規制委員会の専門家検討会が、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の直下に活断層があると認定したことについて、
「厳重に抗議する」と反発した。
活断層はないとの主張が認められなかった場合、規制委を提訴する可能性に関し、
「今は考えていないが、検討しなければならない局面が出てくるかもしれない」と含みを残した。



びっくらこいた!
この男は、専門家がきちっと調べて、もっぺん調べてって言われてまた調べて、出てきた結果、
しかもそれが、原発の直下に活断層がある、やなんてとんでもないことやっちゅうのに、

そのことに「厳重に抗議する」って……。

抗議するようなことか、これが?!
抗議したら無くなんのか、活断層が?!


よりにもよって、ボクちゃんが社長やってる時にそんなこと言われるのはズルい!とでも言いたいのか?
他の人らはおんなじもん持ってて、それでガッポガッポ儲けて、今も悠々自適に暮らしてるのに、なんで自分だけがこんな目に遭わんならん、とでも言いたいのか?

そんな危ないもんが活断層の上に建ってるってことを、調べて上げてくれてありがとう、とちゃうんか?
おかげで、もしもの時にまた、福島みたいにえらいことになって、日本にまた重大被害をもたらすことにならんでよかった、とちゃうんか?
早急に、燃料を冷やして、安全な状態にして保管する作業に入らせてもらう、とちゃうんか?

常識も倫理も責任も持たんこんなおっさんに、社長なんかさせてる間に、おっきな地震がきたらどないすんのん?

辞任命令出させてもらいます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史を踏まえて次に進むべきは、自衛の為であっても武力行使を禁じ、外交で解決するよう義務化すること

2013年05月17日 | 日本とわたし
前回の記事で紹介させてもろたKamiyaさん。
彼から送られてきたメールの内容があまりにも大切で、今わたしが考えてることを、的確に言葉にしてくれはったので、無断でここに載せさせてもらう。

私は、Zenkoという集まりでいろいろと活動しています。
イラク戦争に反対し、イラクの人々とサナテレビ(イラク平和テレビ局)をつくって、イラク現地の戦争被害者の情報を発信したり、イラク戦争帰還兵の話を聞く活動を進める中で、
また、軍隊よらずに、自分たちの命と暮らしを守るための、無防備地域宣言運動に取り組む中で、
軍隊という組織の持つ非人間性について考えてきました。

戦争に反対する人は多いですが、本当は軍隊という存在であり、それを支える戦争体制をなくすことが必要だと思います。

軍隊においては、合法的に、人の命に序列がつけられ、基本的人権の制限が行われます
軍隊内でのレイプの問題もそうですが、そもそも軍隊を持つ国においては、統計上は、他国民の命を奪うことよりも、自国民の命を奪うことの方が多いということも知りました。
軍隊は、国民の命と暮らしを守るのではなく、時の権力者のために国民の命を奪う事もありうる、危険極まりない組織である、ということです。

今、国防軍の話が出ていますが、日本が他国に侵略したり戦闘を交えるようなことは、非現実的です。
問題は、私たちの人権を規制できる、有事体制を確立することにあります。
有事の際には、憲法で保証された、様々な民主的な諸権利を制約し、権力を自由に行使できる状況が生まれます
原発の際稼働も、TPPの強行も、消費税も改憲も、国民の声を無視して進むためには、有事を演出すれば良いということになります。

すいません長くなりました。
軍隊そのものの存在意義を、正面から問いかけ、無くしていく取り組みを進めて行きましょう


そして以下は、今日のページに載せられてたもの。

平和憲法を廃棄して国防軍を作ろう、という声が出てきている今こそ、
戦争も軍隊も不要であることを、明確にする運動を進めなければと思います。
戦争は不可避である、という前提に立つ限り、程度の差はあれ、軍隊が必要となり、
慰安婦も風俗も活用すべきだという、橋下や石原の設定した土俵に乗ることになります


国連加盟国の合意では、侵略戦争は禁止されており、自衛のための戦争という限定で、武力行使が容認されるのみです。
だからイラク戦争も、テロからの自衛の名目で行うしかありませんでした。

歴史を踏まえて次に進むべきは、自衛の為であっても、武力行使を禁じ、外交で解決することを義務化すること。
それを破った場合は、国際司法裁判所の権限を強化して、首謀者を罰すること。
たとえ国家が戦争を判断しても、個人や地方自治体単位での平和的生存権を対置して、戦争からの離脱・非協力を可能にすることだと思います。

現実味があるかどうかではなく、人類が戦争を起こさないための叡智の歴史は、この方向で進んできたし、これからも進んで行くということをはっきりと確信し、
好戦勢力によって、「戦争は不可避」と思い込まされて設定されるあらゆる土俵を根底からひっくり返す、正面からの議論と運動が重要だ、と思う今日この頃です。

慰安婦問題へのコメントは、倫理観や、女性の権利の視点や、公職者としての適否という点から発言されるだけでは不十分で、
橋下や石原がいうように、「戦場の軍隊にとって不可欠だ」という論理に、正面から、
慰安婦を不可欠とするような、戦場も軍隊もなくすにはどうすれば良いか?
そのために、あなたはどんな知見をもっており、どのように努力をするのか?
を問うべきではないか思います。

彼らは、
「戦争などなくならない。軍隊は必要だ。それは自明だ。」とうそぶくでしょうが、
そこで一緒になって「確かにそうだよな…」と同意した瞬間に、問題は、圧力行使の程度の問題や、武力保持の程度の問題にすり替えられてしまいます
そうではなくて、
あなたたちは公の代表者として、戦争によらない平和の構築について、どのように責任を感じ努力しているのか?」を、
マスコミも含めて追求して行くことが、必要なのではないかと思っています。



軍隊というものを、この世から無くす。

現実味があるかどうかではなく、「戦争は不可避」と思い込まされて設定されるあらゆる土俵を根底からひっくり返す、正面からの議論と運動を起こす。

不毛で不可能やと思い込まされてるものは、この世にいっぱい存在する。
わたしら一般の、めちゃくちゃ多くの人間らが、そう思い込まされ、しゃあないわとあきらめたから、議論も運動も実現せんまま、世界はめちゃくちゃ狂てきた。

現実味があるかどうかやない。

この言葉がほんまに大事。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤色から青色まで、フクイチ大爆発事件前なら、立ち入り禁止区域やでー!!

2013年05月17日 | 日本とわたし
先日、調べものをしてる時に辿り着いた、Kamiyaさんという方のFacebook。
今から書く記事は、彼のページに掲載されてたもので、その転載の許可をいただこうと、彼にメールをした。
彼は、Zenkoという集まりでいろいろと活動してはる人。
以下は、彼のメールからの無断抜粋。
『イラク戦争に反対し、イラクの人々とサナテレビ(イラク平和テレビ局)をつくってイラク現地の戦争被害者の情報を発信したり、イラク戦争帰還兵の話を聞く活動を進める中で、
また、軍隊よらず(まうみ注・もしかしたら軍隊に頼らず、かもしれん)に、自分たちの命と暮らしを守るための、無防備地域宣言運動に取り組む中で、
軍隊という組織の持つ非人間性について考えてきました』

このことについては、さらに詳しく発言してはるので、そのことはまた次回に紹介させてもらいます。


↓以下の記事は、汚染地区に人を戻そうとしてる自治体を、どうしても理解できんといろいろと調べ回ってた時に見つけた。
放射能を移染しただけの、一時期汚染値が下がっただけの、この先どないなるのかも誰にもわからんままのとこに、帰ってもええで、住んでもええでと言う。
新しい、中高一貫の学校を新設するという。
なんでやのん?
大丈夫やでって、いったい誰が言うてんのん?
言うてる本人は、その責任をどう取るつもりやのん?
わたしにはやっぱり、どないしてもわからへんねん。
故郷を追われたし、夜逃げもしたし、何回も突然に引っ越しして、新しいとこで生き直した。
自分の命と生活を守るために。
不安なまま、恐い恐いと思いながら生きるのは、住み慣れた、そこそこ立場も作れた場所をあきらめるよりも辛いとわかってたから。

わたしなら、自分の勘がおかしいと警告してるのを無視せえへん。
たとえ、そのために失うもんが、これが夢やったら覚めてくれ!と、吐きそうになるぐらい大きなもんでも。


↓以下、転載はじめ

人を帰す前に、帰村を促す政治家や官僚や御用学者やマスコミの幹部や東電の役員が住んでみろ、と言いたい。

高濃度放射能汚染地帯に住めというのは、国や放射能に殉じろということか?野蛮きわまりない!
なんで?帰れるわけ?
赤色から青色まで、フクイチ大爆発事件前なら、立ち入り禁止区域やでー!!
年間1ミリシーベルトやったんやから‼
20倍にしてんねんでー!
賠償と代替え地を、頭下げて謝罪して行えよ‼

町長がかわれば、町の方針もかわる。。
国会でも、いま(10:35)、嘘くさい議論がなされている……。


ーーーーーーーー

双葉町における「警戒区域」及び「避難指示区域」の見直しについて
http://www.town.futaba.fukushima.jp/oshirase/genshiryoku/20130507_03.html/

内閣府原子力災害対策本部は、5月7日(火)に、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に伴い、双葉町において設定された警戒区域及び避難指示区域について、
「ステップ2の完了を受けた警戒区域、及び避難指示区域の、見直しに関する基本的考え方、及び今後の検討課題について」(平成23年12月26日、原子力災害対策本部決定)に基づき、
警戒区域と避難指示区域の見直しについて決定しました。

以下、概要を掲載いたします。
詳細につきましては、こちら(経済産業省の原子力被災者支援のホームページ)をご覧ください。
区域見直しに伴い、町内への立入り方法が変更になります。
詳しくは、双葉町一時立入りのしおりをご覧ください。(現在掲載準備中です。)

1.見直しによる町内の新たな区域区分について
(1)避難指示解除準備区域
 大字両竹、大字中野、大字中浜 です。
(2)帰還困難区域
 上記の「避難指示解除準備区域」を除く町内全域です。

町内区域見直し図(PDF形式:287KB)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする