京都12レース ジングルベル賞(2勝C/芝1400m)で6着となったテラステラの関係者コメントです。
◇菱田騎手のコメント 「ゲートを出てくれましたので、もうちょっと前で競馬をしたかったのですが、ゴチャついてポジションを下げさせられる形になってしまいました。とてもいい馬だと思います。騎乗させていただき、ありがとうございました」
◇荒木助手のコメント 「先行したいタイプですので、もう少し前目で競馬をしたかったのですが、ちょっと後手を踏む格好になりましたからね。向かい風が強く、馬の後ろにつけましたが、理想はもう一列前だったでしょうか。今回、クロス鼻革つけてみたところ、その効果はあった感じ。おそらく今後もつけることになるかと思います」
◆クラブのコメント 「スタートを決めたものの外から次々に来られ、前半は馬群に揉まれながらの窮屈な競馬。直線入口で前をカットされるような場面もあり、前々でリズム良くレースを進めることができず、終い追い上げるも6着までとなりました。なお、このあとは、「権利が獲れなかったですし、続けて何度も頑張ってもらいましたので、いったんリフレッシュ放牧を挟む予定」(厩舎陣営)となっています」
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もう少し前に行きたかったけれど行けなかった…ということであれば仕方がありません。
常に自分が思ったとおりにことが運ぶほど競馬は簡単ではないでしょうし、本気で走るサラブレッドに乗ったことがない私としては、「そこを何とかするのがプロでしょ!」とはなかなか言いにくいです(^^;)
その上で、荒木助手の「理想はもう一列前だったでしょうか」については、理想を言うならもう2列前だったかなと。。でも、そこに行くにはさらに厳しい先行争いが必要なわけで、やはり口で言うほど簡単ではないんでしょうね。ということで、そりゃあこういうことだってありますよ…と敗戦を受け入れて、今日の分も含めて来年返して頂ければOKです!
このあとはいったんリフレッシュ放牧になるようなので、次は1月末か2月になるか…。今年は11戦も頑張ってくれたテラステラですから、まずは疲れを癒して無事に年を越して欲しいですm(_ _)m
【有馬記念】レガレイラが壮絶な叩き合いをハナ差制す!64年ぶり3歳牝馬Vの快挙:サンスポZBAT!
第69回有馬記念(3歳以上オープン、G1、芝2500m)は、戸崎圭太騎手の5番人気レガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)が好位追走から勝負どころの2周目の3~4コーナーをスムーズに回ると、直線ではシャフリヤールとの壮絶な叩き合いになり、最後わずかハナ差制しV。今年未勝利の鬱憤を晴らし、2つ目のGIタイトルを獲得した。3歳牝馬よる有馬記念制覇は、1960年スターロツチ以来、64年ぶり2頭目の快挙。タイムは2分31秒8(良)。
ハナ差の2着にはシャフリヤール(10番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にダノンデサイル(2番人気)が入り、1番人気のアーバンシックは6着に敗れた。
レガレイラは、父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は8戦3勝。重賞は23年ホープフルS(G1)に次いで2勝目。木村哲也調教師は22年イクイノックス、戸崎圭太騎手は14年ジェンティルドンナに次いで有馬記念2勝目。
◆戸崎圭太騎手(1着 レガレイラ)「寒い中、たくさんの声援をありがとうございました。本当にレガレイラに感謝したいと思います。スタートが鍵だなと思っていて、少し出遅れた感じはあったけど、二の脚がよくて、スムーズなリズムで道中は走ることができました。接戦ということで、気持ちで負けないようにと思って乗っていました。(勝ったかどうかは)全く分からなかったです。(勝ちが分かった瞬間は)心の底から、うれしさが込み上げてきて、乗せていただいたオーナー、スタッフに感謝したいと思います。(2014年にジェンティルドンナで有馬記念を勝ってから)長い年月が経ちましたが、また勝ててうれしいですし、さらに頑張りたいです」
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ドゥデュースの取り消しで一転混戦模様となった今年の有馬記念を制したのは3歳牝馬、スワーヴリチャード産駒のレガレイラでした。(64年ぶりの快挙というのはすごい… 何と私が生まれる前(^^;))
まあ、ドウデュースがいなかったとかペースが遅かったとか中山巧者とか、いろいろな要素が味方した部分はあるのでしょうが、それでも歴戦の雄シャフリヤールと叩きあってのグランプリ制覇はお見事でしたし、牡馬を相手にホープフルSを勝った地力の高さ、勝負根性は間違いなくホンモノだったということでしょう。
ちなみにスワーヴリチャードは2年目から種付料が爆上がり(200→1500万円)しましたが、その意味では、社台SSの皆さんにとっても本当に大きなグランプリ制覇になったと思います。
その他では、大外枠から2着に入ったシャフルヤールはさすがの実力を見せてくれたと思いますが、惜しかったのはスローペースと位置取りに泣いた5着のジャスティンパレスでしょうか。レース前に、穴ならジャスティンパレスかも?と考えていましたし、わざわざテラステラに乗らずに中山に行った坂井瑠星騎手を応援したい気持ちもありましたから…。
あ、テラステラの話をすると口惜しさがこみ上げてきますね(^^;)
とにかくレガレイラが勝ってスワーヴリチャードの可能性がさらに広がった気がしますし、うちのスワーヴリチャード牝馬、エスペシャリーとオピュレンス’23にもこれからドンドン強くなっていって欲しいです!
**2024/12/22中山11R 有馬記念(G1/芝2500m)・良**
有馬記念(グランプリ)【2024年12月22日中山11R】:競馬ラボ
京都12レース ジングルベル賞(2勝C/芝1400m)に出走したテラステラは6着でした。
【レース内容】まずまずの好スタート。出たなりで先行勢のやや後ろで折り合う形になりました。道中はスローペースを落ち着いて追走しているように見えましたし、あとは勝負どころで前との差を詰め、長く脚を使って勝負!のハズでしたが…。菱田騎手は綺麗な折り合いにダマされてしまったのか、他馬がペースを上げた時も動かずジッとしたまま、直線入り口では前をカットされ、本気で追い出されたのは残り300mを切ったあたりからでした。うーん。。テラステラも最後まで脚を使って追い上げたものの、6着までが精一杯のレースになってしまいました。
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いやぁ、一番見たくなかったパターンすねぇ…
とにかくガッカリです(>人<;)
どうなんでしょうねぇ、テラステラをずっと見てきた立場からすると、明らかな踏み遅れに見えてしまうのですが、菱田騎手にはもっと弾けるイメージが手綱から伝わっていたんですかね。だとするとテン乗りの弱みが出たことになりますが、元々はもう少し前で勝負する作戦だった気もしますし、そのあたりは関係者コメントを待つしかありません。
いや、勝った馬は未勝利からの挑戦で強い競馬をしたのでアレですが、踏みどころさえ間違わなければ2着はあったと思うので…。と、あまり愚痴っぽくなるのはやめますが、とにかく残念でなりません。
しかし勝てませんなぁ。。(。・_・。) 来週の開催最終日は敵鞍がないので連闘はないと思いますが、ぶっちゃけこのレースはボスの怒り案件かもしれません((( ;゚Д゚)))ガクブル
ということで、負けてしまったものは仕方がないとして、年明け早々の中京でリベンジをお願いしたい。。
あるいは、ここでグッと冷静になってひと息入れた方が良いのかな(^^;)
2024/12/22京都12Rジングルベル賞(2勝C/芝1400m)・良**
ジングルベル賞【2024年12月22日京都12R】:競馬ラボ
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、おもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め3000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。11月下旬の馬体重は418kgです。
◇岸本担当のコメント 「周囲のバタつきに影響されてイレ込んだり、スイッチが入るとガーッと頭を上げて行きたがったりと、まだときおり余裕のないところを見せますが、基本的には大人しくてやさしいタイプ。扱いが難しいような馬ではありません。動きに関しても問題なくペースアップについてきていますよ」
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この一ヶ月弱の間にキャンターが20秒ペースから17~18秒ペースに上がりましたが、馬体は減ることなく少しだけ増えてくれました。ミスペンバリーも決して大人しい系統ではないですが、本馬は今のところ「基本的には大人しくてやさしいタイプ」とのことなので、おそらく今後もジワジワ増えていってくれるでしょう。
岸本さんから「動きに関しても問題なくペースアップについてきています」とのコメントがあった日々のトレーニングについては、これはもう全く心配をしていません。母ディメンシオン、半兄コンタンゴがそうであるように、本馬も基本的には晩成タイプでしょうが、それでも育成場での15-15くらいまではノンストップでいける器だと思っています。
そのあたりについては、パッと見418kg以上のボリュームを感じる馬体、ゆったり柔らかく身体を使って歩く姿にも表れていますし、さすがにこれで全然走らないってことはない…と思うんですよねぇ(^^ゞ
ということで、本馬について心配な点と言えば何らかのアクシデントくらい。。もちろん、今のところはそんな予兆もないわけですし、とにかくこのまま順調にトレーニングを重ねていって欲しいです!
【シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23:公式HP(2024/12/13更新)より】
【シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23:公式HP(2024/11/19更新)より】
シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、おもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め3000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。11月下旬の馬体重は425kgです。
◇岸本担当のコメント 「調教を進めていくなかで、だんだんと気が入ってきた様子。前向きで行きっぷりが良い反面、敏感になって上体が起き上がることがあるなど、根底にはこの血統の特長でもあるカーッとなりがちなところが潜んでいるのかもしれません。ゆとりをもって調教に臨んでくれるよう導いていければと思います」
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馬体重は11月初旬の428kgからわずかに減りましたが、その間にキャンターのペースが20秒から17~18秒に上がっていますし、この3kgは誤差の範囲と言って良いでしょう。ステラリードの仔は2~3歳になってもジワジワ成長していくことが多いですし、馬体重、サイズ感に関しては全く心配していません。
その上で、(これは先月の記事でも書いたのですが)私は本馬を「先日引退したキングエルメス、2勝クラス卒業目前のテラステラに負けず劣らずの素質馬」だと思っています。。が、ステラ産駒の良さを持っているということは、「前向きで行きっぷりが良いが、根底にはカーッとなりがちなところが潜んでいる」ということでもあるんですよね。
ただし、気性面で多少心配なところがあるぐらいはむしろ良い情報と言いますか、ステラ仔の良さ悪さを熟知しておられるシュウジデイの皆さんにお任せしておけば、きっと良い方向に導いてくれると安心しています。
いやホント、動画を見る限りでは同時期のキングエルメス、テラステラの雰囲気に全然負けていませんからね。せっかくなので今日のジングルベル賞でテラステラに勝ってもらって、『残口僅か』がさらに進むことを祈ります!(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2024/12/13更新)より】
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2024/11/19更新)より】
シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23は、現在は、場内でおもにハッキング3000mを消化しています。
◇岸本担当のコメント 「集団に加わった直後はもうひとつスムーズに周回できない感じでしたが、今ではずいぶんと馴染んできましたね。物音などに敏感なところがあってチャカチャカすることがありますので、もう少しドッシリと構えられるようになってくれればと思います。体つきは目方以上に大きく見せる印象で感触も良好です」
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13日に馬体重434kg、体高160cm、胸囲174cm、管囲20.0cmとアナウンスがあり、シュウジデイファームでの調教も軌道に乗りつつあるようなので、これから先は、いつ頃同世代の馬たちに追いつくかに注目です。馬体はバランスが良く、歩きも明らかに水準以上でとても良い馬に見えますから、意外に早く追いついてくれるかもしれません。
ちなみに「物音などに敏感でチャカチャカすることがある」のは多少気になりますが、来日により大きく環境が変わったうえに、初期尾馴致など初めての経験をたくさんしましたからね。そこは多少割り引いてあげたい気もします。
そう言えば、本馬に出資を決めた時、私は「動画や写真を見る限りでは、馬体は本当に良いと思います。サイズ感は分からないものの、バランスが良いし欠点らしいところがあまりない。歩きも私の好みのゾーンに入っていますし、日本に来るまで安心できない…ということ以外に大きなマイナスはない」と書いていて…。
つまり、無事に来日をしてサイズが確認できた時点であとはもう楽しみしかないわけです。走る能力についてはまだ手探りでしょうが、岸本さんの「感触は良好」がもらえましたので、多分、大丈夫じゃないかと思っておきます(^^)
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2024/12/13更新)より】
ファンタストクラブ在厩のオピュレンス’23は、先月下旬より集団調教に加わり、今月より坂路入りを開始しています。12/14の馬体重は418kgです。
◇佐久間調教補佐のコメント 「普段は屋内ダートコースで軽め2400m、週2回坂路でハロン19~20秒ペースで乗っています。最初の頃は先に進めていた馬たちについて行くのが精一杯という感じでしたが、今では併走の調教もまじえて問題なく順調にこなしてくれていますので、着実に体力が付いてきているのだと思います」
◇蛯名正調教師のコメント 「今年の北海道の冬は最低気温こそ厳しくないものの、日中の気温が上がらず、終日寒いようですからね。もう少し大きくなって欲しいとは言え、元来寒い時季は体温を保つためにエネルギーを使うぶん、太りにくいもの。暖かくなる春先になってグンと育ってくれればと思います」
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先月の414kgから4kg増えて418kg。誤差の範囲とも言える増え方ですが、周回コースや坂路での調教が始まってから減っていないだけでも悪くはないですし、本格的な成長期はこれからの馬ですからね。
その点、馬体のバランスについては少しずつ競走馬らしくなってきたかもしれません。以前は本当に仔馬仔馬していたと言いますか、(言い方はアレですが)カワイイだけのお嬢さんみたいな感じでしたから(^^;)
とにかく、この一ヶ月ほどで常歩、ハッキングキャンターから坂路での19~20秒ペースまで進みました。順調であれば年明けには17~18秒ペースが普通に継続できるようになるでしょうし、その間にもしっかり心身の成長が進んでいけば、3月頃には15-15をクリア、といったスケジュールも充分可能に思えます。
最新の動画を見ると、歩く姿、雰囲気は現時点でも悪くないですし、これからさらに良くなる伸びしろも…。金色に輝くタテガミも特徴的ですから、これは、パドックで競馬ファンの視線を釘づけにしちゃうかもしれませんねぇ(^^)
【ファンタストクラブ在厩のオピュレンス’23:公式HP(2024/12/13更新)より】
【ファンタストクラブ在厩のオピュレンス’23:公式HP(2024/11/19更新)より】