先週のNHKマイルカップに引き続き、今週もマイル戦のG1、牝馬限定のヴィクトリアマイルが行われます。
注目はなんといってもドバイ遠征から戻った2頭の強力牝馬、ブエナビスタとレッドディザイアですが、昨年このレースをドバイ帰りで圧勝したウオッカと今回注目の2頭には違いがあります。
それは、昨春のウオッカの最大目標が安田記念だったのに対して、ブエナとレッドは宝塚記念を上半期の最大目標としていることです。
つまり、昨年のウオッカは(安田記念に向けて)マイルで最高のパフォーマンスを出すように調整されていたのに比べ、今年のブエナとレッドは、宝塚記念という中距離G1に向けた仕上げの途中でマイルを使ってきたことになります。
そして、この事が何をもたらすかというと、結局のところ明日のレースでのブエナとレッドの位置取りが、中団よりも後ろになるということではないでしょうか。
何故ならば、折り合いが重要になる牡馬混合中距離G1を目指す馬が、牝馬限定のマイル戦で気持ちよく先行する作戦を取ってくるとは考え辛いからです。
一方で、先週のNHKマイルカップが1分31秒4、今日の京王杯スプリングカップが1分19秒8ですから、明日のヴィクトリアマイルの舞台が非常に状態のいい高速馬場だということはハッキリしています。
ということは・・・。そうです!やっと穴党の出番です(笑)
スタートから4コーナーにかけて、前から5、6番手以内でレースを進める馬の中に、高速馬場の利点を生かしてブエナビスタとレッドディザイアの追撃を凌ぎ切る馬がいて何の不思議もありません。
5/16東京11R ヴィクトリアマイル(牝馬G1・芝1600m)
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 単勝オッズ(前日23:52)】
◎ 18 プロヴィナージュ(牝5) 55.0 佐藤哲三 33.2
○ 11 ブエナビスタ(牝4) 55.0 横山典弘 1.5
▲ 10 ニシノブルームーン(牝6) 55.0 北村宏司 56.7
△ 9 ブロードストリート(牝4) 55.0 藤田伸二 14.0
△ 17 レッドディザイア(牝4) 55.0 四位洋文 5.6
△ 2 ヒカルアマランサス(牝4) 55.0 内田博幸 36.7
☆ 15 アイアムカミノマゴ(牝4) 55.0 秋山真一郎 27.6
☆ 13 ワンカラット(牝4) 55.0 藤岡佑介 95.7
☆ 3 ラドラーダ(牝4) 55.0 安藤勝己 11.9
☆ 4 ウェディングフジコ(牝6) 55.0 吉田隼人 78.3
注目はなんといってもドバイ遠征から戻った2頭の強力牝馬、ブエナビスタとレッドディザイアですが、昨年このレースをドバイ帰りで圧勝したウオッカと今回注目の2頭には違いがあります。
それは、昨春のウオッカの最大目標が安田記念だったのに対して、ブエナとレッドは宝塚記念を上半期の最大目標としていることです。
つまり、昨年のウオッカは(安田記念に向けて)マイルで最高のパフォーマンスを出すように調整されていたのに比べ、今年のブエナとレッドは、宝塚記念という中距離G1に向けた仕上げの途中でマイルを使ってきたことになります。
そして、この事が何をもたらすかというと、結局のところ明日のレースでのブエナとレッドの位置取りが、中団よりも後ろになるということではないでしょうか。
何故ならば、折り合いが重要になる牡馬混合中距離G1を目指す馬が、牝馬限定のマイル戦で気持ちよく先行する作戦を取ってくるとは考え辛いからです。
一方で、先週のNHKマイルカップが1分31秒4、今日の京王杯スプリングカップが1分19秒8ですから、明日のヴィクトリアマイルの舞台が非常に状態のいい高速馬場だということはハッキリしています。
ということは・・・。そうです!やっと穴党の出番です(笑)
スタートから4コーナーにかけて、前から5、6番手以内でレースを進める馬の中に、高速馬場の利点を生かしてブエナビスタとレッドディザイアの追撃を凌ぎ切る馬がいて何の不思議もありません。
5/16東京11R ヴィクトリアマイル(牝馬G1・芝1600m)
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 単勝オッズ(前日23:52)】
◎ 18 プロヴィナージュ(牝5) 55.0 佐藤哲三 33.2
○ 11 ブエナビスタ(牝4) 55.0 横山典弘 1.5
▲ 10 ニシノブルームーン(牝6) 55.0 北村宏司 56.7
△ 9 ブロードストリート(牝4) 55.0 藤田伸二 14.0
△ 17 レッドディザイア(牝4) 55.0 四位洋文 5.6
△ 2 ヒカルアマランサス(牝4) 55.0 内田博幸 36.7
☆ 15 アイアムカミノマゴ(牝4) 55.0 秋山真一郎 27.6
☆ 13 ワンカラット(牝4) 55.0 藤岡佑介 95.7
☆ 3 ラドラーダ(牝4) 55.0 安藤勝己 11.9
☆ 4 ウェディングフジコ(牝6) 55.0 吉田隼人 78.3
今日の東京11R、安田記念の前哨戦京王杯スプリングカップは、10番人気のサンクスノートが2番手から抜け出して粘り切り、1分19秒8の見事なレコードタイムで番狂わせを演じました。
それにしても、今の東京コースは前が止まりませんね。
サンクスノートの上がり3Fタイムがなんと33.8秒(レースの上がり33.9秒)ですから、これでは後方待機の馬には全く出番がありません。ちなみに、4コーナー10番手以下の馬ではテイエムアタック(上がり3F32.8秒!)の6着が最高でした。
明日はこの高速馬場でG1ヴィクトリアマイルが行われますが、どういう展開になるのか非常に興味が湧いてきます。
メンバーの中にはこれというハイペースの逃げ馬がいませんし、ブラボーデイジーのタメ逃げのような形になると、結局ある程度前にいる馬たちのヨーイドンになる可能性もありそうです。
普通に考えれば実力では断然のブエナビスタにレッドディザイアがどこまで迫るかというレースだと思いますが、この高速馬場と展開のアヤで何かが起きるケースがあるのか、今夜はそのあたりを考えてみたいと思います。
それにしても、今の東京コースは前が止まりませんね。
サンクスノートの上がり3Fタイムがなんと33.8秒(レースの上がり33.9秒)ですから、これでは後方待機の馬には全く出番がありません。ちなみに、4コーナー10番手以下の馬ではテイエムアタック(上がり3F32.8秒!)の6着が最高でした。
明日はこの高速馬場でG1ヴィクトリアマイルが行われますが、どういう展開になるのか非常に興味が湧いてきます。
メンバーの中にはこれというハイペースの逃げ馬がいませんし、ブラボーデイジーのタメ逃げのような形になると、結局ある程度前にいる馬たちのヨーイドンになる可能性もありそうです。
普通に考えれば実力では断然のブエナビスタにレッドディザイアがどこまで迫るかというレースだと思いますが、この高速馬場と展開のアヤで何かが起きるケースがあるのか、今夜はそのあたりを考えてみたいと思います。
東京11R京王杯スプリングCの予想です。
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 単勝オッズ(13:12)】
◎ 6 サンカルロ(牡4) 57.0 吉田豊 5.3
○ 17 エーシンフォワード(牡5) 57.0 岩田康誠 2.4
▲ 9 マルカフェニックス(牡6) 57.0 福永祐一 14.0
△ 18 オセアニアボス(牡5) 57.0 松岡正海 12.3
△ 3 スズカコーズウェイ(牡6) 58.0 浜中俊 19.0
△ 11 テイエムアタック(牡6) 57.0 後藤浩樹 21.0
☆ 1 タケミカヅチ(牡5) 57.0 柴田善臣 7.0
☆ 16 デリキットピース(牝4) 55.0 藤田伸二 56.0
牝馬の有力どころはヴィクトリアマイルに出走するため、安田記念の前哨戦としての位置付けが少し変わってきているかもしれません。(特に最近は牝馬が強いので尚更ですね)
ただ、そんな状況の中で、本番でも活躍できそうなメンバーも出走しています。
その筆頭は4歳のサンカルロ。
個人的に今年のマイル路線での注目はこの馬だと思っていましたが、前走の高松宮記念でも確実に追い込んでくる末脚で4着を確保しましたし、ここでは地力上位だと思います。
そして、サンカルロとほぼ同じ評価なのがエーシンフォワードです。
コースや距離によってサンカルロより上位に来るのは証明済みですが、東京マイル戦では少しだけ分が悪いと思い、今回は対抗までにしています。
その他の馬は混戦模様だと思います。
もしも3連単でいくなら、サンカルロとエーシンフォワードの1、2着裏表、3着を手広くカバーするという作戦かもしれませんね。
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 単勝オッズ(13:12)】
◎ 6 サンカルロ(牡4) 57.0 吉田豊 5.3
○ 17 エーシンフォワード(牡5) 57.0 岩田康誠 2.4
▲ 9 マルカフェニックス(牡6) 57.0 福永祐一 14.0
△ 18 オセアニアボス(牡5) 57.0 松岡正海 12.3
△ 3 スズカコーズウェイ(牡6) 58.0 浜中俊 19.0
△ 11 テイエムアタック(牡6) 57.0 後藤浩樹 21.0
☆ 1 タケミカヅチ(牡5) 57.0 柴田善臣 7.0
☆ 16 デリキットピース(牝4) 55.0 藤田伸二 56.0
牝馬の有力どころはヴィクトリアマイルに出走するため、安田記念の前哨戦としての位置付けが少し変わってきているかもしれません。(特に最近は牝馬が強いので尚更ですね)
ただ、そんな状況の中で、本番でも活躍できそうなメンバーも出走しています。
その筆頭は4歳のサンカルロ。
個人的に今年のマイル路線での注目はこの馬だと思っていましたが、前走の高松宮記念でも確実に追い込んでくる末脚で4着を確保しましたし、ここでは地力上位だと思います。
そして、サンカルロとほぼ同じ評価なのがエーシンフォワードです。
コースや距離によってサンカルロより上位に来るのは証明済みですが、東京マイル戦では少しだけ分が悪いと思い、今回は対抗までにしています。
その他の馬は混戦模様だと思います。
もしも3連単でいくなら、サンカルロとエーシンフォワードの1、2着裏表、3着を手広くカバーするという作戦かもしれませんね。
今週出走を予定している広尾TC所属馬は5頭で(普段より多め!)、しかも注目馬が目白押しです。
5/15(土)出走予定
ランペルール 東京6R 3歳未勝利(芝1600m) 内田博幸
ゴールデンルーヴェ 新潟11R 中ノ岳特別(1000万下・ダ1800m) C.ウィリアムズ
5/16(日)出走予定
レンディル 東京9R テレビ埼玉杯(1000万下・芝2000m) 北村宏司
クラヴィコード 京都2R 3歳未勝利(芝1400m) 鮫島良太
オフィサー 京都10R 栗東S(オープン・ダ1400m) 武幸四郎
最近はなんとなく2歳馬に注目が集まっている雰囲気がありますが、ふと気がつくと、ひとつ上の3歳勢からはステラリード、バシレウスに続く3頭目の勝ち上りがまだ出ていません。
その3歳勢から今週未勝利戦に挑むのが、ランペルール、クラヴィコードの2頭。
特にランペルールは昨年募集時の最高額馬でしたし、前走の新馬戦で3着に入っています。今回が久々の一戦ではありますが、上手く嵌ればビシッと決めてくれる気がします。
1年3ヶ月ぶりの出走となるゴールデンルーヴェにも頑張って欲しいですね。
屈腱炎明けの一戦ですから、今日のところは無事にレースを終えるのが第一ですが、もともとは準オープンでも好走していた馬です。レース感を取り戻せれば必ず走ってくると思います。
明日の京都には広尾の大将格オフィサーも登場します。
8歳馬ですから大きな上積みは難しいかもしれませんが、最近の高齢馬の活躍をみると何がおきても不思議はない気もします。こういう馬が頑張ってくれるとクラブの雰囲気も盛り上がりますから、是非ともいい内容のレースを期待したいと思います。
5/15(土)出走予定
ランペルール 東京6R 3歳未勝利(芝1600m) 内田博幸
ゴールデンルーヴェ 新潟11R 中ノ岳特別(1000万下・ダ1800m) C.ウィリアムズ
5/16(日)出走予定
レンディル 東京9R テレビ埼玉杯(1000万下・芝2000m) 北村宏司
クラヴィコード 京都2R 3歳未勝利(芝1400m) 鮫島良太
オフィサー 京都10R 栗東S(オープン・ダ1400m) 武幸四郎
最近はなんとなく2歳馬に注目が集まっている雰囲気がありますが、ふと気がつくと、ひとつ上の3歳勢からはステラリード、バシレウスに続く3頭目の勝ち上りがまだ出ていません。
その3歳勢から今週未勝利戦に挑むのが、ランペルール、クラヴィコードの2頭。
特にランペルールは昨年募集時の最高額馬でしたし、前走の新馬戦で3着に入っています。今回が久々の一戦ではありますが、上手く嵌ればビシッと決めてくれる気がします。
1年3ヶ月ぶりの出走となるゴールデンルーヴェにも頑張って欲しいですね。
屈腱炎明けの一戦ですから、今日のところは無事にレースを終えるのが第一ですが、もともとは準オープンでも好走していた馬です。レース感を取り戻せれば必ず走ってくると思います。
明日の京都には広尾の大将格オフィサーも登場します。
8歳馬ですから大きな上積みは難しいかもしれませんが、最近の高齢馬の活躍をみると何がおきても不思議はない気もします。こういう馬が頑張ってくれるとクラブの雰囲気も盛り上がりますから、是非ともいい内容のレースを期待したいと思います。