［金鯱賞（Ｇ２）］うーん。。今ひとつパッとしないＧ２戦(^_^；

ＺＢＡＴ！競馬＠ＳＡＮＳＰＯ．ＣＯＭ　『【金鯱賞】１番人気スワーヴリチャードがサトノ２騎を倒す』
第５４回金鯱賞（Ｇ２、芝２０００ｍ）は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗のスワーヴリチャード（牡４歳、栗東・庄野靖志厩舎）が単勝１．６倍の断然の人気に応えるとともに、大阪杯（Ｇ１、芝２０００ｍ）の優先出走権を獲得した。タイムは２分１秒６（稍重）。
４番手の外につけていたスワーヴリチャードは早めに２番手に上がると、逃げたサトノノブレスをゴール前で１／２馬身差し切った。５番手を追走していたサトノダイヤモンド（２番人気）は直線で大外を伸び、さらに１馬身差の３着。

スワーヴリチャードは、父ハーツクライ、母ピラミマ、母の父アンブライドルズソング。通算成績９戦４勝。重賞は共同通信杯、アルゼンチン共和国杯に次いで３勝目。金鯱賞は庄野靖志調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初勝利。
◆ミルコ・デムーロ騎手
「外枠だったから、（外枠で出遅れて後方追走となった）有馬記念の二の舞は嫌だと思って、逆に前へ行きました。とても強い馬ですね。（馬体重１０キロ増は）成長分です」
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稍重とは言え、１０００ｍ通過は６３秒。。
少頭数の逃げ馬不在でスローペースは予想通りでしたが、４００－６００ｍが１３．１秒、６００－８００ｍが１２．９秒まで緩み、ラビット役のサトノノブレスがサトノダイヤモンドを抑え切って２着に残ってしまうほど。。
結果的には、ペースを読み切って、早めに進出したデムーロさんの好プレーが光りました。

３着に追い込んだサトノダイヤモンドは、最速の上り３３．７秒を使った事で何とか面目を保った形ですが、あれだけ道中で楽をしての末脚だけに、これで完全復調と言えるかどうかは…。
こう言っては何ですが、賞金６２００万円のＧ２戦としてはレースレベルが今ひとつだったかもです(^_^；
それでもここを使った事でさらに良くなる可能性は充分ですし、楽しみと言えば楽しみなのでしょう。

ちなみに勝ったスワーヴリチャードは単勝１．６倍に応える完勝で、確かに強くなっているようです。
これで大阪杯でも１番人気になりそうですが、正直、大阪杯がＧ１というのにも、まだ慣れていないんですよね(^^ゞ

■３／１１中京１１Ｒ　金鯱賞（Ｇ２・芝２０００ｍ）・稍重

【ドゥオーモ】次走以降の変わり身に期待 ＠関係者コメント

阪神８Ｒで１０着となったドゥオーモの関係者コメントです。

◇藤岡佑騎手のコメント
「久々ということもあってゲート内で馬が力んでしまい、飛び上がり気味に出る格好となり、一番後ろのポジションから。道中は変に行かせず、直線で外に出して追い始めましたが、途中でしんどそうにしていましたので、そこからはあまり無理をさせませんでした。ブランクが長かっただけに、次ですぐに一変といくかどうかは分かりませんが、乗った感触はすごくイイですし、この先必ず良くなってくる馬だと思います。道中の息遣いなどは悪くありませんでしたので、今日は単に久々で息切れしただけでしょう。こういうワンターンのレースが合っているのではないでしょうか」
◇野中調教師のコメント
「『直線で脚があるようなら追ってきて』と指示してありましたが、まだ７０～８０％の段階でしたからね。ちょっと苦しそうにしていましたので、ジョッキーもあれくらいになったのだと思います。ようやく復帰が叶ったことですし、まずは無事に回ってきてくれましたので、今日のところは良しとしましょうか」
◆クラブのコメント
「持っているモノはすごい」（根岸助手）ものの、さすがに２年にも及ぶ長期のブランクには打ち克てず、結果的にはひと叩きの競馬に。とりあえず上がりに問題はなさそうですし、このあと続戦につなげていけさえすれば、必ずや変わってくるかと思いますので、まずは「このまま反動が出ないことを祈るばかり」（師）です。
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藤岡佑騎手が細かくコメントしてくれていますが、どうやら直線で追われると、早々に息切れしてしまったようですね。
そのあたりは坂路中心のソフト仕上げ、コース追いが一週前の実質一本という調整過程ゆえでしょうか。
もしもそうだとすれば、レースを使って変わる部分が大きそうですし、「乗った感触がすごくイイ、この先必ず良くなってくる」との評価も含め、そのまま次走での変わり身期待に繋がりそうです。

そのためにも、一番重要なのはレースの反動などが出ないこと。
久しぶりの実戦がどんな形で負担になったかは分かりませんので、週明けの確認を入念にお願いしたいところです。
（もちろん野中調教師もそのつもりで、抜かりなどあるはずがないですが(^^ゞ）
まあですね、息切れしてソロッと走っても３Ｆ３４．４秒は出ていますし、次はもっと切れてくれるでしょう(^^)


＊広尾ＴＣのご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載の許可を頂いています。

【ドゥオーモ】お帰りなさい！(^^) ３／１１阪神８Ｒ・１０着

阪神８Ｒに出走したドゥオーモは１０着でした。

【レース内容】
出遅れ。 最後方をゆっくり追走し、そのまま３～４角を無難に回って直線へ。
直線では外に出し、それなりに脚を伸ばしはしましたが、ソロッと前３頭を交わしての１０着入線となりました。
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お帰りなさい、ドゥオーモ！

スタートで大きく出遅れた時点で、藤岡佑騎手も完全に無事完走モードに切り替えたようです。
最後も直線前から勢いをつけて、必死で追えばもっと着順を上げる事が出来たかもしれませんが、あそこから全馬差し切りが出来るような展開でもなかったですし、あえてリスクを負う必要はないとの判断だったのでしょう。
それでも「後方で折り合って直線外に出して脚を使う」という競馬の形は出来ていましたし、１年１０ヶ月ぶりのレースを完走で終える事が出来ましたので、今日はそれが全てではないでしょうか。

１０着という結果は結果ですが、それより今日は、ドゥオーモが復活の第一歩を踏み出した日です。
レースぶりからそれほどダメージは無いと思いますし、厩舎の皆さんによく馬体、精神面のチェックをして頂いて、また復帰２戦目のレースに向かって頑張ってもらいましょう。
今日まで、この一戦に持ってくるまで努力頂いた関係者の皆さん、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m

■３／１１阪神８Ｒ　４歳以上５００万下（芝１６００ｍ）・良

【サンデーローザ'16】スピード、心肺機能など着々と強化進む

ディアレストクラブイースト在厩のサンデーローザ'16は、ＢＴＣの屋内ダートトラックで軽いキャンター２４００ｍ、または屋内坂路での普通キャンター１～２本を消化。週１回の速めを開始しています。２月下旬の馬体重は４９２ｋｇです。

◇高樽担当のコメント
「先週より坂路で３Ｆ１５－１５を切るくらいで乗っており、行きっぷりも良好。気が良く、軽快で跳びの大きな馬ですから、楽にスピードに乗っていきますね。馬体増は少しずつ実が入って大きくなってきた分。トレッドミルでの心肺チェックでも戻りが早くなっていますので、着々と強化が進んでいると見てよいでしょう。ゲートに関しても、進入・駐立ともに問題なくこなしてくれています」
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レフィナーダ'16、スイートマカロン'16が（早い遅いの違いはあれ）基本的に馬優先の仕上げなのに対し、サンデーローザ'16は田村調教師の方針の下、当初から６月デビューを念頭に置いて鍛えられてきました。
ただ、昨年末から年明けに一旦ペースを落とし、基礎強化トレーニングを入念に行うなど、６月に固執するわけではない部分も出てきていましたので、今現在は夏までのデビューを想定しておく、といった感じではないでしょうか。
まあ、個人的には夏デビューでも充分に早いと思いますし、大事なのは時期よりもその内容。 早くデビューをさせたはイイけれど、二桁大敗で鍛え直し…　みたいな過去事例は再現して欲しくないです。
（あ、田村先生のところではないので関係ない話なんですけど(^^ゞ）

いずれにしても、全体的にはここまでとても順調に来ています。
ペースを上げながら４９２ｋｇと馬体が増えているのも並みの牝馬と違う感じですし、「３Ｆ１５－１５を切るくらいで乗っており、行きっぷりも良好。気が良く、軽快で跳びの大きな馬ですから、楽にスピードに乗っていきます」みたいなコメントを見てしまうと、今後一ヶ月の状況次第で４月末、５月の入厩があるかもと。。
そうなると再び６月デビューの可能性も出てきますし、何だかソワソワしてしまいますね(^^ゞ


【ディアレストクラブイーストでのサンデーローザ'16　：　公式ＨＰ（２／２７更新分）より】


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【スイートマカロン'16】全く不安なし！ ３Ｆ１５－１５を開始

坂東牧場在厩のスイートマカロン'16は、周回コースでの普通キャンター３４００ｍ、もしくは坂路２本を消化。先週より３Ｆ１５－１５を開始しています。３月上旬の馬体重は５１２ｋｇです。

◇荒木マネージャーのコメント
「周回コースと坂路入りのバランスをちょうど半々にし、週３回の坂路調教（日に２本／週６本）のうち１本を速めで。今後は半マイル、５Ｆと距離を延ばしていきながら、反応を確かめていきましょう。父は雄大な馬体を誇り、現役時はストライドの大きさが際立った競走馬でしたからね。同じ芦毛ということもあって、余計にこれらの特長が重なり、血統の奥深さを感じさせてくれます。ゆくゆくはこのダイナミックなフットワークが武器となってくるはずです」
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レフィナーダ'16については秋以降のデビュー想定と書きましたが、こちらは夏競馬デビューがあるかもしれません。
今のところ、坂東牧場に移動した直後から荒木さんがそう仰っているのが最大の根拠ですが、確かに調教の進み具合、動画で見るキャンターの様子からは、このままどんどんペースを上げていけそうな雰囲気を感じます。
調教を進めるに連れて、５２０ｋｇ以上あった馬体重が一旦４９０ｋｇ台に絞れ、そこからまた増えてきたのも好感ですし、ここまで気性面や脚元などに何の課題も出ていないのが心強いです。

しかしアレですね、荒木さんの話は半分以下で聞いておこうと思いつつ、ここまでベタ惚れなのは珍しいかもです。
もちろん尾関先生の判断次第にはなってきますが、場合によっては産地馬体検査からの北海道デビューが面白いかな？とか、ダート短距離は最後の手段にとっておいて、最初は芝（北海道の洋芝でもＯＫ）を試してみたいな？とか…
だいぶ気が早い話ではありますが、そんなことを考えたくなるほどの順調さ、いいんじゃないでしょうか(^^)


【坂東牧場でのスイートマカロン'16　：　公式ＨＰ（２／２７更新分）より】

＊広尾ＴＣ募集馬ページ　→　https://www.hirootc.jp/sellhorses/


＊広尾ＴＣのご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載の許可を頂いています。

【レフィナーダ'16】まだまだこれから、３歳デビューなタイプ？

シュウジデイファーム在厩のレフィナーダ'16は、おもにＢＴＣの屋内ダートトラックで軽いキャンター２４００ｍ、もしくは屋内坂路でハロン１７～１８秒ペースのキャンター１本を消化。先週より、少しずつピッチを上げて乗られています。

◇石川代表のコメント
「試験的に終いのみ１５秒台で登坂させてみたところ、まだ促されて走っているような格好に。追走する形であれば大丈夫ですが、現状においては、前に行った際に安定味を欠くようなことがありますね。飼葉喰いなどはイイですし、（ＢＴＣへの移動時の）馬運車移動も気にしませんので、あとは調教を繰り返すことで慣らしていければと思います」
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２歳も３月になると、そろそろ早期デビュー狙い組とじっくり組がはっきり分かれてきます。
「追走する形であれば大丈夫ながら、前に行った際に安定味を欠く」との評価を受けているレフィナーダ'16について言えば、これは明らかに秋以降、３歳デビューを想定しておいた方が良いタイプのようですね。
まあ、本馬の母がレフィナーダな時点で（姉たちのことを思い起こせば）早期デビューはあり得ないとも考えられるわけで、個人的には、今の全体的な進捗は満足出来るものだと思っています。

馬体は先月時点で４８０ｋｇを超えていますが、そういう見た目の成長と精神面のバランスが取れてくるには時間が必要なのでしょうし、こういうタイプが本格的にペースを上げていくのは暖かくなってからの方が良さそうです。
逆に、慌てずにじっくりやっていけば、ひと夏越えたころに馬がガラッと変わってくるのではと。。
林先生がどんなデビュープランを考えるかはまだわかりませんが、北海道でたくさん乗り込んで美浦近郊へは秋に移動、ぐらいのイメージで考えておこうと思います。（いやぁ、も少し遅いかなぁ… (^_^；)）


【シュウジデイファームでのレフィナーダ'16　：　公式ＨＰ（２／２７更新分）より】

＊広尾ＴＣ募集馬ページ　→　https://www.hirootc.jp/sellhorses/


＊広尾ＴＣのご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載の許可を頂いています。