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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[スプリングS(G2)]ステルヴィオ初重賞制覇で皐月へ

2018-03-18 16:41:09 | JRA G1・重賞戦線
ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【スプリングS】ステルヴィオが重賞初制覇』
皐月賞トライアル・第67回フジテレビ賞スプリングステークス(3歳、G2、芝・内1800m)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ステルヴィオ(牡、美浦・木村哲也厩舎)が中団待機から直線で脚を伸ばし、先に抜け出したエポカドーロとの競り合いを制して勝利。
デビュー2連勝後に挑んだ重賞のサウジアラビアロイヤルC、朝日杯FSではいずれもダノンプレミアムの2着に敗れていたが、ここで初重賞タイトルを獲得し、次は大一番の皐月賞で王者へのリベンジに挑む。タイムは1分48秒1(良)。

2着には2番手から先に抜け出して粘ったエポカドーロ(3番人気)、3着には好位から渋太く粘ったマイネルファンロン(6番人気)が入線。上位3頭は皐月賞(4月15日、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。
2番人気に支持されたルーカスは9着に敗れている。
勝ったステルヴィオは、父ロードカナロア、母ラルケット、母の父ファルブラヴという血統。通算成績5戦3勝で、重賞初勝利。スプリングSは木村哲也調教師、C.ルメール騎手ともに初勝利。
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皐月賞に向けた重要トライアルが終了しました。
スプリングSを勝ち切ったステルヴィオは、本番でもある程度の人気を集めそうですが、サウジアラビアRC、朝日杯FSでのダノンプレミアムとの力関係、そしてエポカドーロをギリギリ差し切った今日の内容を考えると、本番までの短期間で逆転可能な状態に持っていくまでは厳しいのでは、とも思えます。
昨日のタイムフライヤーが案外なパフォーマンスでしたし(そもそもホープフルS組は全体的にその後が…)、皐月賞はやはり、ダノンプレミアム中心のレースになっていくのでしょう。

2番人気に推されたルーカスは全然でした。
ただ、兄のモーリスもこのレースでは4着に負けていましたし、良くなるのは来年以降と思っておくしかないでしょう。
(何にせよ、注目の血統馬というのは大変ですね)
それよりよく頑張っているのは、オルフェーヴル産駒のエポカドーロ。 今日は逃げの態勢にはなりませんでしたが、離れた2番手で上手く折り合っていましたし、直線でも相当にしぶとい脚を使っていました。
オルフェーヴルって、意外にいろいろなタイプの馬を出す種牡馬なのかもしれませんね。

■3/18中山11R スプリングステークス(G2・芝1800m)・良


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【マカハ】登録抹消、引退通知到着、有難うございましたm(_ _)m

2018-03-18 07:23:19 | 殿堂馬
ようやく気持ちも落ち着いたので、マカハ引退について書きたいと思います。

◆クラブからのコメント
16日付けでマカハの競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細を書面でお送りいたしますので、到着まで今しばらくお待ちください。長きにわたる皆様からのご支援に対しまして、心より御礼申し上げます。温かいご声援、誠に有難うございました。

そしてその後、引退通知が到着しました。



マカハについては書きだすとキリがないのですが、触れずにいられないのはやはり新馬戦でしょう。
アレやコレやと当時のことを思い出しつつ、自分で書いたブログの過去記事を読み返していたのですが、いろいろなことが脳裏によみがえってきて、時間が経つのを忘れてしまいました。
お時間のある方は以下の記事など読んで頂くと、当時の雰囲気が感じられて面白いです(^^)

【マカハ】ついにデビュー! 8/21札幌6R 2歳新馬出走確定
【マカハ】8/21メイクデビュー札幌 枠順&予想
【マカハ】間もなくデビュー戦! 競馬は良血比べじゃないぜ!?
【マカハ】やったやったーー!! 社台良血馬粉砕撃勝だっ!!!
【マカハ】次は2歳S! 期待膨らむ関係者コメント
【マカハ】メイクデビュー激走から一夜明けて
【マカハ】次走は札幌2歳Sに直行、重賞挑戦へ!

良し悪しは別にして、グランデッツァやサトノギャラントといった良血馬と対戦するドキドキ感、そして、絵に書いたような快勝劇後の興奮冷めやらぬ様子などが昨日のことのように思い出されます。
いや、なにしろ2011年の出来事ですから、正直、細かいことは忘れていたのですが、『ああ、そう言えばそうだったよなぁ』とか、『当時の自分はこんな事を書いていたのか』とか、本当に懐かしいです。
最近は2歳戦からこんなにドキドキする馬もいないので、余計にそう思うのかもしれませんね(^_^;

とにかく、マカハが勝った新馬戦のレース、あれは気持ち良かったと今でも思います。


新馬戦の話だけで長文になりそうなので、話題を変えます(^^ゞ

もともとマカハに出資をしたのは、2011年の5月でした。
念願のサークリング牡馬、マカハに出資決定しました!
上の記事の中でも書いていますが、出資を決めた理由は単純で、『サークリングの牡馬が欲しかったら』。
当時の私は出資頭数を年間1~2頭に絞るという、今ではすっかり忘れてしまったマイルールの中で遊んでおり、この世代ではマカハとエタンダールを選んだんですよね。
募集頭数が今より多い中で、ダービー出走馬とマカハを選ぶなんて、我ながら素晴らしい!(^ .^)y-~~~
(この世代は募集11頭、マカハ、エタンダールの他には追加募集されたフェニーチェもいました)
とにかく、数年にわたって狙っていたサークリングの牡馬を手に入れて、その馬がこんなに長く活躍してくれたのですから、一口馬主冥利に尽きると言いますか、本当に感謝の言葉しかありません。

ただ、新馬戦で快勝劇を演じた後のマカハは、必ずしも順風満帆ではなかったです。
エタンダールがダービー出走を果たすなど、比較的派手な活躍をしたのに対して結局クラシック路線に乗れず。。
惜しい競馬を繰り返しながら、新馬戦の1勝のみで休養に入ったのは、非常に口惜しい出来事だったと思います。
ちなみに、口惜しいレース後の記事をいくつか並べてみます。
【マカハ】ああぁ、前ドン詰まり・・・ 千両賞3着
【マカハ】横向いちゃダメだってば(笑)! 阪神7R(2歳500万下)2着
【マカハ】勝つのは時間の問題! 福寿草特別2着

そう言えば、福寿草特別では同期のエタンダールと直接対決が実現していたんですよね。
世間様的にはよくあることかもしれませんが、少頭数の広尾TC的には所属馬の直接対決、しかも、クラシックをめざす馬どうしの対戦が福寿草特別のようなレースで行われるのは非常に珍しいことです。
そう考えると、あの頃は盛り上がっていたし、単純に楽しかったなぁと… (^_^;

マカハはその後もクラシックをめざして出走を重ねましたが、結局、夢を果たせず休養に入りました。
そして、目に見えない疲れが溜まっていたのか3歳の夏と秋を全休することになり、戻ってきたのは3歳12月。。
実は、マカハが休養中の広尾イベントで小崎調教師から直接マカハについてお話を聞く機会がありまして、その時小崎先生が、「マカハには地方交流ダート重賞総ナメ路線を考えている」と仰っていたのが懐かしいです。
激レア! Hiroo_Cafeの超スペシャルパスタ(^_^)(^O^)(^^)v
(なんか、記事は水野さんのパスタの話だけになっていますが、当然真面目な話もしています( ・`ー・')キリッ)

ところが復帰初戦、小崎先生が「普通に回ってくれば勝てるはず」と思っていたダート1800mでマカハは完敗、“地方交流ダ重賞総ナメ路線”は雲散霧消してしまいました。
【マカハ】アリャリャ…全く反応せず(^_^;) 阪神6R(500万下)7着
【マカハ】小崎調教師も呆然… 阪神6R、レース後関係者コメント

その後もマカハは不甲斐ないレースを続け、自身の2勝目をあげたのは何とその半年後、2013年5月の京都8R、武豊騎手を鞍上に迎えた一戦(500万下・芝1400m)まで待たなければなりませんでした。
思えばそのレースと次走、(休養を挟んだ後の)2013年11月の相馬特別(福島・芝1200m)で連勝を決めたことが、その後の1400mスペシャリスト化の方向性を確定的にさせたのだと思います。
【マカハ】ガッダァーッ!! \(^O^)京都8R優勝(^O^)/
【マカハ】本当にありがとう! 京都8R、レース後関係者コメント
【マカハ】ヨッシャア、連勝ダァッ! 相馬特別順当勝ち(^ .^)y-~~~

実際、相馬特別を勝ったあとのマカハは平地競争を33戦し、そのうちの実に23戦が芝1400m。 ダート1400mも2戦ありますので、まさに1400mスペシャリストとして扱われていたわけです。
その間、勝利を飾れたのは相模湖特別(東京・芝1400m)だけでしたが、1000万、準オープンの厳しいメンバーの中で2着8回、3着5回は立派なもの。
オープンでもやれる力はあっただけに、何とかオープン入りさせたい気持ちが強かったのは確かですが、これだけ頑張って走って、賞金をたくさん稼いでくれただけでも充分以上に有難いと思っています。
【マカハ】気持ちイイ~ぞ! 差し切り勝ち\(^O^)/ 相模湖特別優勝

まあ、オープン入りに関しては、今思えば、このどちらかのレースで勝ち切っておきたかったです。。
勝っておけばの話をするのはやめますが…
【マカハ】僅かに届かず! ファンタスティックジョッキーズT・2着
【マカハ】くうぅぅーっ! あと少しだったのに~(/_\;) 雲雀S・2着
思い起こせばクビ差とかハナ差とか、ウワァーッとかギャァーッとか、そういう疲れるレースが多かったですね。
それも今となっては懐かしいし、いい思い出。 口惜しさもありますが、それはもう個性と思うしかないっす(^_^;

マカハが最後に“らしい輝き”を見せたのは、昨年1月の石清水Sでしょう。
展開がハマらず大敗をする事が増えてきた時期、年齢的な衰えが見えてきた時期の2着だけにあれは嬉しかった。
(良し悪しではなく)早期引退推奨派の皆さんからすれば、あの2着がなければもっと早く…、という事でしょうが、単純応援派にとっては頑張っている出資馬が好成績で戻ってくると、それはもう結構嬉しいものなので(^^ゞ
【マカハ】豪脚マカハ! ハナ差負けも…らしい(^^) 石清水S・2着

結局、石清水Sの2着を最後に、マカハにとってはツラいレースが続くことになってしまいました。
(様々なご意見はあるでしょうが)それでも障害戦に活路を見出すべく前向きにチャレンジをしてくれた姿を私は忘れませんし、最後までマカハを応援できたことは、私にとってとても楽しく、他では得難い経験でした。
これまでマカハを育て、見守り、最後まで知恵を絞って面倒を見てくれた牧場、厩舎の皆さん、小崎先生や全ての関係者の皆さん、そして誰よりもマカハ自身に改めてお礼を言いたいと思います。

今まで本当にありがとうございました。
キミを応援できて楽しかった!!

ヤバ… 歳取ると涙腺が緩くなってイカンですね…
なんか、朝から泣きそうです。。


マカハ
2009/4/9 大樹産
父:キングカメハメハ、母:サークリング(母父Irish River)
通算成績:50戦4勝、2着11回、3着7回(初勝利2011/8/21)
主な勝ち鞍:相模湖特別、相馬特別、新馬
募集総額:2,200万円
獲得賞金:1億7,121万円(総賞金)






【2018/2/4撮影、ラストランとなった京都4R 障害未勝利戦でのマカハ : 公式HPより】


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
Comments (2)
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