バスラットレオンは、12月24日阪神11R 阪神カップ(G2/芝1400m)に川田将雅騎手で出走します。
- 22.12.21 助 手 栗東坂良 1回 52.7-38.2-24.5-12.3 馬ナリ余力
モズピンポン(古馬3勝)馬ナリを0.7秒追走1.3秒先着
- 22.12.18 助 手 栗東坂稍 1回 59.5-43.9-28.9-14.1 馬ナリ余力
- 22.12.16 助 手 栗東坂良 1回 61.4-44.7-29.2-14.3 馬ナリ余力
- 22.12.14 助 手 栗東坂良 1回 52.7-38.2-25.2-12.7 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「21日に坂路で併せ馬。52秒台の終い12秒3、これでも引っ張りきりで上がってきましたので、馬は走る気満々ですね。『硬さもそれほど気にならず柔軟性があり、動きも感触も良かった』(荒木助手)ようですし、状態は上々と言えるでしょう。初めての1400mですが、スピードがある馬ですし、特に心配はしていません。展開によるところもありますが、レースで気分よく先手を奪えれば。あとはジョッキーがどんな競馬をしてくれるかだと思います」
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追い切りの動画を見ましたが、とても52.7-38.2-24.5-12.3秒が出ているように見えないほどの馬ナリ楽走、間違いなく調子は良いのだろうと思います。(荒木助手のコメントもとても心強い!)
初めてとなる1400m戦については矢作先生が「スピードがある馬なので特に心配はしていない」と仰っていますので、厩舎サイドにはそれなり以上の手応えがあるのでしょう。ただ、1400mのG2戦ともなると、そもそも短距離仕様の速い馬もいますので、すんなりハナを取り切るカタチにならない可能性もあるでしょう。
ちなみに今度のレースでは坂井瑠星騎手がエントシャイデンに騎乗、こちらには川田将雅騎手が乗るという、いつもと違ったフォーメーションになりますので、そのあたりが展開や位置取りにどう影響するかもポイントになりそうです。
矢作先生のコメント、「レースで気分よく先手を奪えれば。あとはジョッキーがどんな競馬をしてくれるか」を見る限り、おそらく川田騎手には(絶対に逃げろ!みたいなことではなく)ある程度の自由度が与えられているはずです。果たしてどの程度出していくのか、ハナを主張してくる馬がいた時にどうするのか、今後のバスラットレオンを占う意味でも注目したいと思います。
そう言えば、ここを勝ったら1351ターフスプリント(2/25サウジ)の優先出走権が獲得できますので。。パンサラッサもどうせならバスラットレオンと一緒がイイでしょうから、是非とも頑張って欲しいと思います!(^^ゞ
**2022/12/24阪神11R 阪神カップ(G2/芝1400m)出走馬**
【2022/11/12東京 武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)のバスラットレオン:公式HPより】
阪神カップ出走ので
バスラットレオン号
最終調整マッサージしました。
先週よりずっと良い感じに仕上がりました。
応援📣よろしくお願いします。
パンサラッサ号の香港🇭🇰カップパドックゼッケン
池田厩務員さんから
頂きました。#バスラットレオン#パンサラッサ#矢作芳人厩舎#やくら施術院 pic.twitter.com/WxPAg7X0YR
テラステラは、12月24日阪神9R 万両賞(1勝C/芝1400m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 22.12.21 助 手 栗東坂良 1回 55.9-39.7-25.2-12.3 馬ナリ余力
- 22.12.07 助 手 栗東坂良 1回 54.7-39.0-24.9-12.1 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「21日に坂路を単走で追い切りました。中1週で競馬に向かいますので、調整程度にサラッと。それでも終いは12秒台前半で動けていますからね。本馬の場合はテンションだけが気掛かりですが、現状イレ込んでおらず、それでいて大人しすぎるわけでもなく、見ている感じでは大丈夫のように思います。勝ち馬同士の競馬にはなりますが、前走のようなレースをしてくれれば楽しみです」
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テラステラの万両賞出走が確定しました。
矢作先生が仰る通り、初勝利をあげた未勝利戦から中一週での競馬なので、追い切りと言っても軽い調整程度。未勝利戦前(7日)の追い切りより、今回の方が軽めの負荷になっているのは想定通りです。
課題のテンションについては「現状イレ込んでおらず、それでいて大人しすぎるわけでもない」とのことで、これだけを聞くと確かに大丈夫そうなのですが、正直、ステラの仔は当日フタを開けてみないと分かりませんから。。でもまあ、私が心配をしてどうにかなる話ではないですから、今回も全然大丈夫…ということにしておきたいと思います(^^ゞ
レースについては、頭数が9頭に落ち着いたこともあり、あまりおかしな事にはならないんじゃないかと思っています。確かに勝った馬どうしの一戦、さらには1400mへの距離延長になるものの、「前走のようなレース」をすれば充分勝負になるはずですし、その上で、ここを一発クリアできれば来年がかな~り楽しみになりますからね。
ただし、前走京王杯2歳S4着のペースセッティングは相当に強いので、立ちはだかるとしたらこの馬だろうと…。いや、現時点の力試しと考えれば、これ以上ない相手かもしれませんので、堂々と、正攻法で挑んで欲しいと思います!
**2022/12/24阪神9R 万両賞(2歳1勝C/芝1400m)出走馬**
【2022/12/10阪神7R 2歳未勝利(芝1200m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、21日よりコース入りを開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まずは馬場を3000mほど軽く周回。まだもうひとつ元気が足りない感じではありますが、飼葉をしっかりと食べてくれていますからね。次走をサウジカップと仮定するとレースまで約2ヶ月。週末にはショックウェーブ放射でトモの疲労緩和を後押しし、様子を見ながら進めていければと思います。その他、脚元などにも問題はありません」
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20日に臨時の近況更新でサウジカップへの予備登録が伝えられたパンサラッサですが、冷静に考えるとまだ出走が決まったわけでもなく、ましてやガッポガッポと賞金を稼いできたわけでもありません。
現状を客観的に見ると、狙っていた香港カップで想定外の大敗を喫したあとのリフレッシュ放牧に入ったばかりなのですから、予備登録ぐらいで浮かれていてはいけないんですよね(^^ゞ
と、自分を戒めたうえで、ここで、サウジカップについておさらいです。
2023 サウジカップ開催施行競走 登録要綱 - 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
2023 サウジカップ開催施行競走
施行日:2023年2月25日(土)
施行場:キングアブドゥルアジーズ競馬場(サウジアラビア・リヤド)
予備登録料:無料
予備登録締切日:2023年 1月 4日(水)正午(日本時間)
サウジカップ (G1) 総賞金:20,000,000米ドル
1着: 10,000,000米ドル
2着: 3,500,000米ドル
3着: 2,000,000米ドル
4着: 1,500,000米ドル
5着: 1,000,000米ドル
6着: 600,000米ドル
7着: 500,000米ドル
8着: 400,000米ドル
9着: 300,000米ドル
10着:200,000米ドル
馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上
距離:1,800m〔ダート〕
負担重量:北&南半球産4歳以上・57kg、南半球産3歳・53.5kg、牝馬減量・2kg
※2022年12月4日のチャンピオンズカップ(G1・中京)優勝馬、および、2023年1月28日のペガサスワールドカップ(G1・ガルフストリームパーク)優勝馬は、自動的に出走権を得る。
※海外調教馬は、IFHAのパート1国におけるG1またはG2競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは登録時に自国におけるレーティングで110以上(牝馬は106以上)を獲得していなければならない。
いやいや、こういう情報を見てしまうと、血沸き肉躍る気持ちを抑えられなくなりそうですが、そりゃあ私だって何十年かの人生を積み重ねてきたわけですから、本能(スケベ根性)を理性で制御するぐらいのことはできるようになっています。
まずは何と言ってもパンサラッサの状態が最優先事項ですから、前走からの立て直しがうまくいくことを前提に、出走が確定した時点で改めて気合を入れていく…ぐらいの気持ちでいようと思います(^^)
【2022/12/11香港 香港カップ(G1/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のメリタテスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末から15-15に移行し、20日にさらにもう1本。その後も変わらず球節に若干の熱感はあるものの、それがひどくなるようなことはありませんので、ここからは週2回少し速めを織り交ぜつつ、引き続き慎重に乗り進めていきたいと思います。周囲に気を取られてバタバタしてみたり、まだ坂路で思うようには踏ん張りが利かないことに苛立ってみたりと、幼い感じもありますからね。乗りながら体力強化や成長促進を推し進めていきましょう」
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「球節に若干の熱感はある」ということなので、まだ油断はできないのでしょうけれど、順調にペースアップが進んで15-15まできていますので、要するに深刻な状況ではないのでしょう。
「周囲に気を取られてバタバタしてみたり、まだ坂路で思うようには踏ん張りが利かないことに苛立ってみたり」というのが今回のブランクによるものなのか、それとも晩成傾向によるものなのかは分かりませんが、とにかく今は、与えられた時間の中でしっかりトレーニングを積み重ねるしかありません。
何だかんだで今年はもうすぐ終わってしまいますが、来年はバリバリ頑張って欲しいです(^^)