goo blog サービス終了のお知らせ 

とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

2022年出資馬成績振り返り!

2022-12-30 13:54:03 | 競馬・一口馬主全般

12/30恒例の『出資馬成績振り返り』。。

今年も実に様々な出来事がありましたが、落ち着いて一頭一頭の2022年をなぞっていくと、時間がいくらあっても足りません。とは言え過去を振り返り、反省を生かしてこそ大いなる前進があるワケで、来年の応援をより気合の入ったモノにするために、今年活躍した馬についても、あまり活躍できなかった馬についても、分け隔てなく振り返りたいと思います。

 

■クレッシェンドラヴ(牡8) 林徹厩舎

私の出資馬という枠を超え、広尾TCを長く支えてきたと言っても過言ではないクレッシェンドラヴが引退しました。2016年10月のデビューから今年9月のラストランまで、実に6年の長きにわたって31戦を走り抜き、2億8千万円以上を稼ぎ出してくれたことには感謝しかありません。いや、今年に限ってもG1、G2を4戦して2千3百万円も稼いでいるのですから本当に頭が下がります。(新馬や未勝利で大敗を繰り返していたデビュー当初のトボけっぷりは何だったんでしょうねぇ。。(^^ゞ) あとはそうですねぇ、できることなら弟のボンドオブラヴに気合を注入してあげて欲しい…ですm(_ _)m

 

■カナロアガール(牝6) 田村康仁厩舎

今年のカナロアガールは(当初から引退レースと決まっていた)1月の一戦のみ。結局1勝クラスを突破できなかったにもかかわらず、5千万円近い賞金を獲得したのは、本馬の能力の高さがあってこそだったと思います。母カナロアガールの情報はまだ入ってきていませんが、できることなら産駒に出資するチャンスが欲しい…そう思わせる才能豊かな牝馬でした。

 

■パンサラッサ(牡5) 矢作芳人厩舎

今年のパンサラッサは本当にすごかったです。昨年後半にオクトーバーS、福島記念を勝ち、有馬記念で果敢な逃げを打った時点でも相当に感動していたわけですが、今年に入って中山記念、ドバイターフを連勝したことは、今後の一口馬主人生で再び味わえるかどうか…というほどの衝撃でした。その後も、札幌記念、天皇賞の2着で中距離路線における実力がホンモノであることを証明しましたし、後世に語り継がれるであろう逃げっぷりで、今や一般の競馬ファンからも注目される存在になりました。そして、来年も更なるチャレンジ、世界を相手にした戦いを続行してくれるのですから、これはもう無条件に応援し、存分に楽しませてもらうしかありません!

 

■プライムライン(牡5) 田中克典厩舎

*上記獲得賞金に地方在籍時の賞金は含みません。

今年のプライムラインは、再ファンド馬は成功しない、という定説を覆す活躍をしてくれたと思います。暑さに弱いとの理由から、1年の半分しか走れないのは難しい条件ではありますが、それでも年間7戦して二つも勝ってくれたワケですからね。そして、この馬には3勝クラスも勝ってオープン入り!を期待していますので、現状に満足せずに貪欲にチャレンジして欲しいと思います。

 

■カイザーノヴァ(牡4) 矢作芳人厩舎 → 鈴木慎太郎厩舎

エフフォーリア、シャフリヤール、ステラヴェローチェといった馬たちとシノギを削ったこともあるカイザーノヴァですが、結局、骨折休養後の不調から脱することができずに引退となりました。今年は矢作厩舎から鈴木慎厩舎へ転厩し、出走機会を確保したことで年間9走と頑張ってくれたのですが。。本来持っていた能力を考えれば、この成績が不本意なのは確かです。でも、果たせなかった夢は同期のバスラットレオンや弟たちが引き継いでくれますので、カイザーノヴァには新天地で頑張って欲しいと思います。

 

■バスラットレオン(牡4) 矢作芳人厩舎

こうして改めて今年のバスラットレオンを振り返ると、何と1/5の京都金杯9着から始まったんですよねぇ。。それが3月にはゴドルフィンマイルで圧巻の逃げ切り勝ち、そして夏には欧州遠征を敢行し、あの歴史的名馬Baaeedに挑戦したのですから、もう何が何だかわからないほどの経験をさせてもらいました。来年は5歳になりますが、この秋には武蔵野S、阪神カップで(着順以上の)一線級の走りを見せてくれましたし、今後も芝砂問わずの大活躍が期待できると思います。

 

■ヴィジャーヤ(牡4) 奥村豊厩舎

再ファンド馬でも活躍できる!という証明をしたのがプライムラインだとすると、最後まで気性難は治らない…という現実を見せられたのがヴィジャーヤだったかもしれません。地方で連勝をして奥村厩舎に入った時は、何とかして上手に競馬ができるようにm(_ _)mと思ったのですが…。結局、9月の地方交流競走でも実力を発揮できず、残念無念の登録抹消となりました。ただし、私は半妹デプロマトウショウ’21にも出資をしていますので、この無念は妹に晴らしてもらうつもりです!

 

■キングエルメス(牡3) 矢作芳人厩舎

今年のキングエルメスは、骨折休養明けのアーリントンC、NHKマイルCまではとてもうまくいっていたと思います。マイルでもそれなり以上にやれる手応えを掴みましたし、夏のマイルシリーズ参戦表明にもワクワクさせてもらいました。ただ、電撃発表となった夏の海外遠征については(ワクワク&ドキドキ楽しませてもらったのは確かですが)結果的には失敗だったと言わざるを得ず…。失敗を恐れて挑戦しない姿勢からは大きな成功は生まれないのですが、現状、除外地獄でチャレンジすらままならなくなっているのも確かです(^^;) と、愚痴を言っても始まりませんから、年明けのニューイヤーSを皮切りに、4歳シーズン怒涛の快進撃を期待したいと思います!

 

■アンジアン(牝3) 藤原英昭厩舎

久しぶりに藤原先生にお世話になるということで、当然、大きな期待をしていたアンジアンなのですが、馬体が思うように成長しなかったこと、晩成傾向が想像以上に強かったことなどから、一度もそれらしい走りを見せることなく引退となってしまいました。。ただ、今でもこの馬はとても綺麗な良い牝馬だと思っていますので、何とか母としてのチャンスを…と祈るのみです。

 

■アシタカ(牡3) 矢作芳人厩舎

期待という意味では、これほど大きな期待を受けていた馬も珍しいと思いますが、結果は3戦未勝利での引退に。。パンサラッサの弟でキズナ産駒、ほれぼれするような馬体であっても、競馬で結果が出るとは限らないのですから難しいです。まあ、正直なところ、あんなに大きくなってしまうとは思っていなかった…という言い訳はあるのですが、今さらそれを言ってもどうにもなりませんしね。考え方はそれそれだと思いますが、私の場合は『こんなに良い馬に出資できたことに後悔ナシ!』と思うことにしています(^^ゞ

 

■テラステラ(牡2) 矢作芳人厩舎

全体的に出遅れ気味の20年産世代だったのですが、テラステラが12月の連勝を決めてくれたお陰で、一気に雰囲気が変わりました。万両賞で負かした相手はかなりのツワモノでしたし、当面、出たいレースにどこでも出られる立場になれたのは大きいです。それにしても、ステラリードは本当に素晴らしい繁殖になってくれました。来年、まずはキングエルメスに『3勝目の壁』をブチ破ってもらい、テラステラには『G1の壁』突破に挑んでもらいたい… そんな妄想ができるようになってとてもありがたいです。

 

■カグヤ(牝2) 池江泰寿徹厩舎

12/18に無事デビュー戦を走ってくれたカグヤ。まだ期待された潜在能力の全てを出し切ってはいませんが、逆に言えば、これからいくらでも良くなる可能性を感じることはできました。池江厩舎なので、これからどういうカタチで何度のチャンスがもらえるのか分かりませんが、2戦目、3戦目の上昇度で何とか勝負に持ち込みたいですし、それができるだけのスピードは持っていると思います。こういう馬は『最初のひとつを勝ってしまえば…』ですからね。頑張って上をめざして欲しいと思いますm(_ _)m

 

以上、今年出走してくれた12頭の出資馬についいて、ごく簡単に振り返ってみました。

クレッシェンドラヴの引退など、これまで頑張ってきた馬たちが去ったにもかかわらず、それを感じさせないほど充実した一年だったのは、パンサラッサ、バスラットレオンの活躍による部分が大きいですが、逆に言えば、彼らに続く馬たちに出てきてもらう事が来年の課題なのかもしれません。(ハードル高過ぎかなぁ(^^;))

その点、2歳デビューを果たしたのがテラステラとカグヤのみなのは少し寂しいですが、1/5にはセントアイヴスがデビュー予定になっていますし、メリタテスやトリフィス、さらにはボンドオブラヴも…。

来年の話はまたゆっくり考えるとして、一年間、どの馬も(関係者の皆さんも)本当にお疲れ様でした。

これからデビューをめざす馬、波に乗ってチャレンジし続ける馬、復活をめざす馬と立場はいろいろですが、きっと来年が今年以上の良い1年になるよう、引き続き反省と精進、一日一善に励みたいと思いますm(_ _)m

 

Comments (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[東京大賞典(Jpn1)]ウシュバテソーロ、次世代王者へ名乗り!?

2022-12-30 05:35:08 | 競馬・一口馬主全般

【東京大賞典】新星ウシュバテソーロが3連勝で初G1制覇:サンスポZBAT!
第68回東京大賞典(3歳以上オープン、定量、Jpn1、ダート2000m)は、横山和生騎手の2番人気ウシュバテソーロ(牡5歳、美浦・高木登厩舎)が道中は後方で脚を溜めると、大外一気の差し切りを決めてⅤ。今年4月の初ダート挑戦から5戦4勝、オープン特別を連勝して挑んだ初重賞の舞台で一気にダート界の頂点に立った。タイムは2分5秒0(良)。
1馬身3/4差の2着は好位からしぶとく伸びたノットゥルノ(4番人気)。今年の帝王賞覇者で1番人気に支持されたメイショウハリオは、さらに2馬身1/2差の3着に敗れた。
◆横山和生騎手(1着 ウシュバテソーロ)「ウシュバテソーロはダートに来てから凄く強い競馬を見せてくれていたので、結果を残したかったです。本当に嬉しいです。メンバーも強かったですが、初めての大井競馬場のコース形態も踏まえていい形で競馬ができるかなとずっと考えていたので、うまく力を引き出すことができて良かったです。ある程度のポジションを欲しいと思っていたので、普段とは違った形の競馬になりました。ペースが遅かったので、そこだけはうまくしのいでくれと思っていました。直線に向いた時の雰囲気は、いつも勝っている時の感じで来てくれたので、後ろから来ないでくれと思っていました。ダートに転向してからこの成績なので、これからも順調に行って欲しいと願うばかりです」
東京大賞典を勝ったウシュバテソーロは、父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は27戦7勝(うち地方1戦1勝)。重賞初制覇。東京大賞典は管理する高木登調教師が2015年サウンドトゥルーに次いで2勝目、騎乗した横山和生騎手は初勝利。

-----

東京大賞典と言えばオメガパフューム… というぐらい、この路線を牛耳っていた馬たちの存在が大き過ぎて、ウシュパテソーロがどのぐらい強いのかとか、今後この路線を誰が引っ張っていくのかとか、何となくピンとこない自分がいます(^^;)

もちろん、絶対王者的な存在がいない混戦の方が面白い… という面もありますし、ダートグレードレースの位置付けが大きく変わる流れもありますので、いずれトップグループの顔触れが変わるのは分かっていましたが…。その意味では、障害の絶対王者だったオジュウチョウサンの引退も含め、芝の王道路線とはひと味違った世代交代が繰り広げられているんでしょうねぇ。。

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする