先週は２４日阪神９Ｒ 万両賞（1勝C/芝1400ｍ）にテラステラが出走、番手からレースを進めて直線で逃げ馬を捉え、単勝１．５倍、断トツ１番人気馬の追撃をクビ差凌ぎ切る素晴らしい競馬で勝利を飾ってくれました。これでテラステラは２連勝で堂々のオープン入り。３歳春の間は（いわゆるトライアルレースを含めて）出たいレースに自由に出られる立場になりましたので、自分のペース、自分の都合に合わせて休養とトレーニング、そしてレース選択をしていくことになります。
テラステラに関して矢作先生は、『（今のところ）1200ｍ～14000ｍ路線が中心かな？』とお考えのようですが、経験上、３歳春に1200ｍ路線に全振りするとも考えにくいですし、坂井騎手も『マイルまでは何とかしたい…』と仰っていますので、最終的にはファルコンＳ（3/18中京・芝1400ｍ）からＮＨＫマイルＣ（5/7東京・芝1600ｍ）をめざす流れになると想定しています。
いずれにしても、万両賞勝ちでとても気分良く来年を迎えることができますし、今後のことも余裕を持ってアレコレ考えることができますからね。まずはしっかり休んで連戦の疲れを癒し、更なる飛躍に向けた準備を進めて頂ければと思います。
同じく２４日阪神のメインレース、阪神カップ（G2/芝1400ｍ）にはバスラットレオンが出走し、３～４番手のインで脚を溜め、直線ではラチ沿いから馬の間を割って脚を伸ばすという、ある意味バスラットレオンらしくない競馬で４着に入りました。そして、着順自体は４着ですが、先着されたのはダイアトニック、グレナディアガーズ、ラウダシオンという1400ｍスペシャリストやＧ１馬だけ。1400ｍのＧ２戦らしいハイペースを先行してダイアトニック、グレナディアガーズと互角に渡り合えたのは大きな収穫でした。そのあたりは矢作先生も一定以上に評価をしてくれていますので、来年も（芝砂問わず）厩舎の主力として重賞路線を歩み、さらなる高みをめざしていくことになるでしょう。
ちなみに、じゃあバスラットレオンの次走はどこ？となると、阪神カップが多少余力残しの仕上げ（前走プラス１０の４９８ｋｇ）だったことからも、一応、あまり間隔をあけずに根岸Ｓ（1/26東京）からフェブラリーＳ（2/19東京）に向かう流れを想定しておこうかと思っています。ただし、バスラットレオンの場合は海外や芝のレースも頭に入れておかなければならず、例えば来年もドバイに行くとしたら、どういうステップが最適なのか？など、考えることがたくさんあって大変です(^^ゞ
ということで、２０２２年の出資馬応援は２４日ですべて終了しました。
全体的な振り返りは別途やるつもりですが、今年一年間の出資馬たちの頑張り、牧場、外厩、厩舎の皆さんの素晴らしい仕事のおかげで、充実した一口馬主ライフを送れたのは本当にありがたい限りでした。
年明けは１／５中山のセントアイヴスデビュー戦が最初の出資馬応援になりそうですが、このところ少しずつ中舘先生の評価も上がってきていますので、２０２３年のスタートに相応しい、良い内容のレースをして欲しいと思います。あとは、一応、ニューイヤーＳ（1/7中山）が有力とされているキングエルメスが京都金杯（1/5中京）に潜り込めればラッキーなのですが、キングエルメスの場合はレースを選べる立場にないので、とにかく出たレースで結果を残せるように頑張って欲しいです。
１月の出走予定が固まっているのは今のところセントアイヴスとキングエルメスのみ。先ほどのバスラットレオンやカグヤ、プライムラインあたりの動向によっても変わりそうですが、とにかく１月から２月にかけては無難に滑り出すことが重要で、ジワジワと良い流れを作りつつ、パンサラッサのサウジカップ（2/25サウジ）に向けて気持ちを盛り上げていきたいと思います！
＊＊出資馬の状況＊＊
＊＊２０２２年総合成績＊＊
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