シュウジデイファーム在厩のアスロスは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「追い切りレベルの調教を交えて、精神面や走りの変化を窺っているところ。気が勝っており、バーッと行きたがるような面があるものの、少しずつ終いを重点にコントロールが利くようにもなってきています。ラストでもしっかりと反応できるよう、引き続きトレーニングを積んでいきたいですね」
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最初に「追い切りレベルの調教を交えて」とありますので、同厩同期のマジックブルーやジーベックと違い、引き続き北海道デビューが視野に入っている可能性が高そうです。もしも速めをこなす中で、今後も「精神面や走り」が良い方向に変化していくとしたら、今月中に札幌直入りして8月デビュー…なんてことがあり得るのではないでしょうか。
まあ、個人的には『秋デビューでも全然良い派』なので、そのあたりの判断は先々を見据えて冷静にお願いできればと…。その一方で、北海道で一つ勝てるならそれに越したことはない気もしますし、実際に決めるとなるとなかなか難しそうですね(^^ゞ (次回の近況では、デビュー時期について何らかの方針が出るかもしれません)
いずれにしても、気性面を含めてキングエルメスやテラステラより扱い難そうな雰囲気があるだけに、バーッと一気に行かずに鞍上の指示に従うことをマスターできるかどうか、それが成功へのカギになってくるでしょう。
【シュウジデイファーム在厩のアスロス:公式HP(2023/7/4更新)より】
シュウジデイファーム在厩のジーベックは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「土曜日に15-13、火曜日に14-13-13程度をそれぞれ坂路の2本目にマーク。火曜日のラストは12秒台となりましたが、良く動いてくれました。体つきが良くなっていることに加えて、走りに対しても余裕が出てきているように思います。着実に力が付いてきているのでしょう」
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あえて早期デビューを狙わずに、長めをじっくり乗って体力強化に努めてきたことが、「体つきが良くなり走りに余裕が出てきた。力が付いてきている」との現状に繋がったのだとしたら作戦は大成功、非常に良い傾向だと思います。
アメリカで大活躍をしたGunRunnerの持ち込み馬ということで、募集当初から大きな注目を集めた本馬ですが、もともとあった素質に基礎体力が伴ってきたことで、これから徐々にその本領を見せ始めるかもしれません(^^)
その一方で、前回(7/7)近況で「まだ緩さがある」と言われていたのもまた事実。先々、大きな活躍をしてもらうためにも、多少の良化ぐらいで満足せずに、夏の間もしっかりトレーニングに励んで欲しいと思います。
まあ、ジーベックの場合は性格が素直で真面目のようなので、シュウジデイの皆さんにもきっと好かれているでしょうし、『この馬は何となく大丈夫そうだなぁ…』といった安心感はありますね(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のジーベック:公式HP(2023/7/5更新)より】
シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「20日の坂路2本目には、パーフェクトラヴ’21 (ラヴシュプリーム)と併せて3F14-13-12程度をマーク。コントロールが利きますし、怯んだりブレたりすることもなく、手綱を持ったままで楽に駆け上がってくることができました。日々の調教が良いトレーニングになっていると思います」
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ソエや飛節後腫などちょいちょい心配事が出るところは、いかにもエンパイアブルーの仔らしいですが、走らせると能力の高さを見せるのも、エンパイアブルーの能力を受け継いでいるからこそだと思います(^^ゞ
飛節後種明けにBTC入りを再開してから約一ヶ月、すでに3F14-13-12程度を「楽に駆け上がってくる」ようですし、ここから先は、さらなる体力向上とともに、走りの精度を高めていく段階に入っていくのでしょう。
本馬はデビューを急ぐタイプではないはずですが、今の調子なら暑さが収まる頃には栗東に移動をし、秋後半から年内デビューが狙えそう。。そのためにも、くれぐれも怪我などしないように、引き続き順調に過ごして欲しいと思います。
【シュウジデイファーム在厩のマジックブルー:公式HP(2023/7/5更新)より】