先週の競馬で印象に残ったのは、実は広尾TC所属馬グランツベリーの未勝利戦でした。
グランツベリーは前走、前々走で2着と好走しており、当然、勝利を期待されての出走だったわけですが、ダート1000mのゲートで大きく躓く不利があり、結果は9着大敗に。。オマケにあまりにも大きく躓いたため、膝に浅くない外傷を負うなどのダメージがあったようで、今後は一旦ファンドを解散しての地方出戻り策になるようです。
ひとつの勝利がどうしても欲しいこの時期に、あれほど大きく躓いてしまうとは運がないとしか言いようがなく、同じく3歳未勝利馬を抱える身としては、出資者の皆さんにかける言葉もありません。その上で、どんな時でも不利やアクシデントがないクリーンなレースで勝ち負けを競わせてあげたいと、改めて強く感じましたm(_ _)m
そして今週は、同じ立場のメリタテスが札幌ダート1000mに出走を予定しています。
ただし、メリタテスは前走6着で優先権がないため、場合によっては出走枠に入れない可能性も…。レースの前に越えなければならない壁があるのは厄介ですが、もしも除外対象になれば来週のレースに目標を変えれば良いことなので…と考えておくしかありません。もちろん、レース出走までの調整が難しいこと、芝・ダート、距離といった条件が変わることの有利不利はあるでしょうが、今は出られるレースに(状態をキープしつつ)出ることが先決ですからね。
メリタテス以外にも、先週の近況で目標レースが明らかになった馬たちがいます。
テラステラの次走目標は新潟1400mの新発田特別になりましたが、正直、小倉の1200m戦じゃなくて良かったなと。陣営は『現状では1400mがベスト』との見解なので、今後も優先的に1200m戦に使うことはしないでしょうから、『1400mを中心に使いつつ、チャンスがあれば距離延長を試してみる』といった路線で進んでくれると嬉しいです。
先週美浦トレセンに戻ったセントアイヴスは、8/20新潟の芝2400m戦に勝負をかけます。前走でようやく掲示板に載ったばかりなので、あまり強気な事は言えないものの、NSRで時間をかけて立て直してきたこと、そして休養中に成長が進んだことにも期待をし、2400m戦という新たな条件での一発大逆転を望みます。
その他、具体的なレース名は出ていないものの、8月はカグヤが出走制限明けのラストチャンスに挑みますし、期待の2歳馬ピークブルームが新潟デビューをめざしています。今年の夏は(それぞれの理由で)古馬勢が全て休養中なので、3歳、2歳馬に頑張ってもらうしかありません。何とか一つでも二つでも三つでも勝利を積み重ねていきたいです。
心配なのは挫跖のあとがハッキリしないトリフィスと屈腱炎発症のトゥジュールですが、この2頭に関しては、まな板の上に乗せられたつもりで続報を待つしかないでしょう。と言いつつも、後がなくなってきたトリフィスについては、(再ファンド路線に行くかどうかに関わらず)少なくとも一度は中央での競馬を見てみたいです…。
**出資馬の状況**