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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

【パンサラッサ】現役引退、アロースタッドで種牡馬入り!

2023-11-28 18:50:46 | パンサラッサ

パンサラッサは前走のジャパンカップをラストランとして競走馬を引退する運びとなり、2024年度から新ひだか町のアロースタッドにて種牡馬として供用されることが決まりましたので、取り急ぎお知らせいたします。

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パンサラッサの引退と種牡馬入りが発表されました。

繋養先は新ひだかのアロースタッド。パンサラッサは血統、競争成績、能力のどれをとっても、カリフォルニアクローム、シニスターミニスター、モズアスコット、シャンハイボビー、ビッグアーサーといった馬たちに劣っていませんし、きっと数年後には新ひだかの看板種牡馬になっているのではないでしょうか。(何となく自信があります!)

〈公式〉アロースタッド:北海道日高郡新ひだか町で多くの有名種牡馬を繋養している牧場

出資馬の引退というと、どうしても寂しい気持ちになるものですが、いざ種牡馬入りが発表されてみると、本当に良かったなと安心する気持ち、これからもっと頑張らなくちゃ的な、武者震いみたいな感覚の方が大きいです。(関係者のご努力で、ありがたいことに引退式も調整して頂いているようですし!)

まあ、私が種牡馬として頑張るわけではないのでアレですが、やれる応援と言いますか、矢作先生の無言の圧に押し負けて、広尾TCのモズアスコット産駒2頭に出資をしてしまったぐらいのことはしていきたいと思います(^^;)

パンサラッサがアロースタッドということは、木村さんのところにいる牝馬も当然お嫁さん候補になるでしょう。では、果たしてどんな馬たちが候補になるのか?みたいな話は落ち着いてから考えます。が、これでまたこの遊びをやめられない理由が増えてしまったのは確かでして、いやはやまったく困ったものです…

それはさて置き、とにかく良い繋養先を見つけて頂いた関係者の皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m

 


希代の逃げ馬パンサラッサ、引退…種牡馬入り ドバイ&サウジでG1制覇 矢作師「心に残る馬」:スポニチ Sponichi Annex
希代の逃げ馬がターフを去る。昨年3月のドバイターフと今年2月のサウジカップを制したパンサラッサ(牡6=矢作、父ロードカナロア)の引退が決まった。28日、矢作師が発表した。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入り。26日のジャパンカップ12着がラストランとなった。引退式を行う方向で調整が進められている。
矢作師は「レース後も問題はありませんが、最初から年内で引退と考えていたし、いい引き際なのかなと。欲を言えば、きりがないですからね。(パンサラッサには)本当に勉強させられました。馬というのは分からない。コントレイル(20年クラシック3冠制覇などG1・5勝)と同じ世代で素質は全く違うと思っていたのに、ここまでの馬になるとは想像もしていなかったです」とコメントした。
21年福島記念で重賞初制覇。翌年の中山記念で重賞2勝目を飾り、続くドバイターフが同着による歓喜の海外G1初V。吉田豊とデットーリが表彰式で壇上に並ぶシーンが胸を打った。
ハイライトは3走前のサウジカップ。身上の逃げで日本調教馬として初めてこのレースを制した。世界最高額の優勝賞金1000万ドルをゲット。当時のレートで約13億円のVマネーがクローズアップされた。そこから転戦したドバイワールドカップは10着に敗れ、帰国後に右前繋靱帯(けいじんたい)炎を発症。予定していた夏の英遠征を断念し、ジャパンカップが8カ月ぶりの実戦だった。
きっぷのいい逃げが持ち味で、ラストランのジャパンカップは前半1000メートル通過がレース史上最速の57秒6。他馬を大きく引き離し、スタンドを沸かせた。レース後、SNSでは勝ったイクイノックスに次ぐトレンド入り。矢作師は「ファンの多い馬だったし、自分にとっても個性的な逃げ馬をつくりたいとの思いを持っていました。つくろうと思っても、つくれるものではない。それは彼の資質だったと思います。心に残る馬でしたね。終わりだと思うと、グッと来るものがあります」と心境を明かした。
通算27戦7勝(うち重賞4勝)、獲得賞金18億4466万3200円はイクイノックス、アーモンドアイ、キタサンブラックに次ぐ歴代4位。みちのくからサウジアラビアで頂点へ。ビッグなサクセスストーリーがファンの心を揺さぶった。

パンサラッサが引退、アロースタッドで種牡馬入り 引退式も実施予定:サンスポZBAT!
昨年3月のドバイターフ、今年2月のサウジCと海外G1・2勝を挙げたパンサラッサ(栗・矢作、牡6)が現役を引退することが28日、分かった。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする。
26日のジャパンC12着がラストランとなった。矢作調教師は「レース後も問題はありません。最初から年内で引退と考えていたし、いい引き際なのかな、と。欲を言えばキリがないですから。(パンサラッサには)本当に勉強させられました。馬というのは分からない。(同厩で2020年の無敗の3冠馬)コントレイルと同じ世代で、素質は全く違うと思っていたのに、ここまでの馬になるとは想像もしていませんでした。ファンの多い馬だったし、自分にとっても個性的な逃げ馬を作りたいという思いを持っていました。作ろうと思っても、作れるものではない。それは彼の資質だったと思います。心に残る馬でしたね。終わりだと思うと、グッとくるものがあります」と思いを述べた。
今後は引退式も行う方向で調整している。

 

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パンサラッサのライバルは? 社台SS繋養種牡馬・2024年種付料

2023-11-28 05:20:15 | パンサラッサ

先週はスワーヴリチャードの種付料爆上がりに驚いてしまいましたが、来年にはパンサラッサが種牡馬入りをするはずですし、このタイミングで(ライバルになるであろう)社台SSさん繋養種牡馬の種付料をチェックしておこうと思います。

ちなみにJCのあと、矢作先生が「当初からこれで終わりにしようと思っていましたが、詳しくはオーナーと相談して決めます」と仰ったにもかかわらず、直後にクラブから「本レースをラストランとする方向で…」とアナウンスされたということは、おそらくスタッドインに関する調整が相当進んでいるのだろうと思います。(思いたい?)

【ジャパンC】12着パンサラッサ 果敢に逃走も…矢作師引退示唆「ここが最後の予定だったが」:スポニチ Sponichi Annex
パンサラッサは果敢に逃走。ハイラップを刻み直線半ばまで粘ったが、最後は12着に沈んだ。
吉田豊は「スッとハナに立って馬が自分からハミを取ってくれた。頑張ってくれたけど、ラスト1Fで止まってしまった」とレースを回顧。矢作師は「道中ハミが抜けていれば、と思いますが悔いはない。もともとここが最後の予定だったが、進退はオーナーと相談して決めます」と引退を示唆した。

 

**社台スタリオンステーション繋養種牡馬・2024年種付料**

 

ということで、社台SS繋養種牡馬の種付料を表にしてみました。

スワーヴリチャード爆上がり以外で目立つところとしては、イクイノックスの父キタサンブラックが1000万円から2000万円に倍増、ついに価格トップに躍り出ました。2000万円超となるとかつてのディープインパクト級に近い位置づけで、2022年が500万円だったことを考えるとスゴイものだなと…。

ただ、イクイノックスのような馬がポコポコ出るはずはないですし、今のところクラシックへの近道種牡馬という感じでもないので、一気に倍増はどうなの?と思わないでもありません。(余計なお世話ですけど(^^ゞ)

キタサンブラックに次ぐ1500万円のゾーンには1800万円から下がったエピファネイア、まだ産駒デビュー前なのに値上がりをしたコントレイル、そしてスワーヴリチャードがいますが、ここまで高い種牡馬になると、正直、あまりお得感はないですよね。(広尾TC関連で考えると、ディメンシオンによくエピファネイアをつけてくれたと思いますし、200万円のうちに配合されたセイリングホームやオピュレンスの産駒を揃えられたのはやはりラッキーでした)

1000万円オーバーの種牡馬は以上4頭に1200万円のキズナとロードカナロアを加えた6頭になります。いわゆる高額種牡馬は配合する側にも相当な覚悟がいりますから、その意味では、高額種牡馬を父に持つ募集馬はそういう覚悟のもとに生まれた期待馬である…ということは言えるでしょう。(ロードカナロア、エピファネイア、ロードカナロアと配合されているディメンシオンへの期待と覚悟のほどが窺えます(^^))

1000万円以下ゾーンになると、キンカメ系ロードカナロア産駒のサートゥルナーリア800万円に対し、今年産駒がデビューしているキンカメ系レイデオロが500万円に下がったあたりが目につきます。両馬はどちらも700万円からのスタートでしたが、正直、レイデオロはスワーヴリチャードと対照的に苦戦をしていますから…。(それでも500万円は決して安くはないと思います)

しかし、こうして眺めてみると、キンカメ系ロードカナロア産駒のパンサラッサはかなりイイ感じの需要があるんじゃないですかね。(お値段の設定によっては)サートゥルナーリアやレイデオロはちょっと高いけど…といった生産者の選択肢になりそうですし、非サンデーの血統構成に需要があるのはルーラーシップで証明されていますしね。

もちろん、ルーラーシップのような実績がある種牡馬を最初からライバルとは呼びにくいですが、芝とダートで海外G1を勝ち、天皇賞でイクイノックス(とルメールさん)を一瞬でも焦らせたパンサラッサが、初年度、2年目をうまく滑り出せば、大成功の可能性が充分にあるんじゃないかと思います。(はい、希望的観測です!)

そのためには果たしてどこにスタッドインするのかも重要ですし、早めのプロモーションで需要を喚起するのも非常に大事。その意味では、JCでのパフォーマンスは効果的なデモンストレーションだったと思いたいですし、もしかしたらそこまで考えてのJC出走だったのかな?という気がしてきます。(産駒が話題になる、というのも大切な要素ですから)

あ、またまた暴走しそうになってきました。まだ何も決まっておらず、何のアナウンスもない中なので今日のところはこの辺で。。でも何となくではありますが、種牡馬としての成功をめざすなら、このタイミングでの引退はマストなのかもしれません。(JCが2000mだったらもっと良いデモができたでしょうけれど…)

関係者の皆さんは今も諸々の調整に苦労されていると思いますが、パンサラッサが次のステージに進むために、そして成功するためには今からの数ヶ月がとても大事な気がしますので、引き続きよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m

 

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