テラステラは、11月4日京都12R 2勝クラス(芝1600m)に岩田康誠騎手で出走します。
- 23.11.01 助 手 栗東坂良 1回 54.4-39.0-24.7-12.1 強めに追う
- 23.10.31 助 手 栗東坂良 1回 58.0-41.7-27.0-13.5 馬ナリ余力
- 23.10.29 助 手 栗東坂良 1回 55.9-39.6-25.5-12.8 強めに追う
- 23.10.25 助 手 栗東CW良 7F 98.2-81.8-67.2-52.3-37.4-12.0(7) 一杯に追う
◇宮内助手のコメント 「1日に坂路で追い切りました。休み明けのぶん、ギアチェンジに少しモタつくところはありましたが、動き自体は良かったですし、このひと追いで仕上がったのではないでしょうか。相手関係などから東京の芝1400mも悪くはないと思いますが、感触だけでいえば、もう少し距離があってもいいのではないかと。ここは1600mでのレースぶりを見てみたいところです」
-----
テラステラの出走が確定しました。
レースは5日東京最終の1400m戦ではなく、4日京都最終のマイル戦に。これまで1400mや1200mを使われてきた馬だけに、今回も結局1400mを選ぶのでは?と考えていましたが、宮内助手が「東京の芝1400mも悪くはないが、もう少し距離があってもいいのではと。ここは1600mでのレースぶりを見てみたい」と、私の気持ちを代弁してくれたのには驚きました(^^ゞ
もちろん、マイルの方が必ず結果が良いとは言えないものの、このところのレースぶりの印象として、何となくテンに急かされる競馬がマッチしていないように思えたので。。まあ、結果的に先行することは全然OKなのですが、あまり位置をとりに行くことに拘らず、4角から直線でしっかり脚を伸ばすカタチを見てみたいと思います。
状態面に関しては、(宮内助手は「このひと追いで…」と仰っていますが)正直、8~9分といったところではないでしょうか。チャンピオンヒルズからの帰厩、そして出走までの流れはやや急仕上げに感じるものの、矢作先生としては、2勝クラスなんだからゴヤゴチャ言わずに勝ってこい!ということかもしれませんし、まずは『休養明けなりの仕上げ』だと思っておきます。
ということで、今回は夏以降の成長がどうなのか、そして1600mでのレースぶりを確認する一戦です。
個人的にはこれからの覚醒を期待している一頭ですし、3ヶ月休みをとったこともきっとプラスになっていると思いますので、勝ち負けとは別の次元で、春先とひと味違った姿を見せて欲しいと思います!
**2023/11/4京都12R 3歳上2勝C(芝1600m)出走馬**
バスラットレオンは、11月3日大井10R JBCスプリント(Jpn1・ダ1200m)にジョアン・モレイラ騎手で出走します。
◇荒木助手のコメント 「31日に坂路を馬なり単走で52秒3の終い12秒6。疲れなどなく、いつもと変わらずにリズム良く駆けてくれました。前走は初めての1200mでしたし、内枠のため出して行かないと…という心づもりのレースになりましたからね。ずっと1200mを走っている馬たちが相手だったこともあり、馬に戸惑いがあったのかもしれません。今回は前走の経験が活きることで前進が見込めるはず。パワーがある馬ですから、大井の新しいダートでもやれると思っています」
-----
JBCスプリントに向けた最終追い切りを無事にこなし、あとは輸送と本番を残すのみになりました。
荒木助手が仰る通り、同じ1200mでも初体験だった前走と今回とでは全然違うと思いますし、枠も14番とイイ感じの外枠が引けましたから、地力の高さで一発があっても驚けないと思います。(モレイラ騎手との化学反応もプラス要素!?)
時計が掛かると言われる『大井の新しいダート』がプラスかどうかは分かりませんが、スピードとパワーを併せ持つタイプの馬ですし、荒木助手が「やれると思っている」のであれば大丈夫でしょう。勝ち負けは時の運だとしても、最後に運を引き寄せるための準備はしてきたはずなので、是非とも頑張って欲しいです。
という事なのですが、ここに来ていささかの不安要素が…
いや、不安なのはバスラットレオンではなく、私の11/3のスケジュールでありまして、実は、珍しく大井競馬場に出動し、バスラットレオンを現地で応援しようと考えていたものの、昼間の用事が意外に時間が掛かりそうで…。
あ、そんなことはどうでもイイっすね。失礼しました(^^ゞ
【栗東トレセン在厩のバスラットレオン:公式HP(2023/10/26更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは週2回の速めを順調に消化。2日の栗東トレセン帰厩が予定されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「31日に半マイル57秒程度をやりましたので1日は体を休めており、2日に少し乗ったうえで送り出す予定です。一度、繋靭帯炎を患った経緯があるとはいえ、馬の雰囲気は過去の帰厩時と比べても遜色ないですからね。同じ坂路でも(トレセンと牧場では)ウッドチップの深さが異なりますので、その変化に耐え抜いてくれればと思います。現状で特に不安点はありません」
-----
半マイル57秒程度までやって、いよいよトレセンへ!
繋靭帯炎としてはごく軽いものだったとは言え、療養、休養と調整の日々をうまく乗り越えてくれたと思います。
特に再立上げからここまでくる間には、慎重の上に慎重を重ね、本当に少しずつ調教量を増やしてきましたから、チャンピオンヒルズの皆さんには大変なご苦労を頂いたと思います。ありがとうございました!m(_ _)m
これからはトレセンでの追い切りになりますので、ギアがもう一段、二段上がることになります。
「馬の雰囲気は過去の帰厩時と比べても遜色ない」「現状で特に不安点はない」と仰る一方で、トレセンでの調教にも何とか耐え抜いて欲しいと祈る小泉厩舎長のお気持ちはすごくよく分かる気がします。
そして、あと一ヶ月後にはチャンピオンズカップ!
思い起こせば21年4月にマイラーズカップをキャンセルしたあとの長期休養明けは、吉田豊騎手との初コンビだったオクトーバーSでした。あのレースを逃げ切ったことが、その後の福島記念、中山記念での完全覚醒に繋がった経緯を考えると、何か感慨深いものがありますし、休み明けを全く苦にしないタイプであることも分かります。
写真を見ると馬体はまだまだ若いですし、ずっと本馬を見てきた小泉厩舎長からも高い評価をもらえていますので、トレセンでもきっとパンサラッサらしい動きを見せてくれるでしょうし、レースでは元気一杯の走りで楽しませてくれそうです(^^)
【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ:公式HP(2023/10/25更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のメリタテスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「もうショックウェーブに頼る必要もなく、疲れが抜けてきましたので、半マイル58秒程度を入れ始めました。以前に比べるとだいぶトモの感じがしっかりしてきましたが、走行フォームについて言えば、もう一段良くなる余地がありそうですね。理想は体を起こして丸く走らせて伸ばしていく形。全身のつながりをもっと良くしていきたいところです」
-----
連戦の疲れもだいぶ癒えてきたようで、早くも半哩58秒程度まで進んでいます。
ただ、写真を見ると(体型の問題はあるにせよ)まだまだ線の細さ、頼りなさが抜けません。理想を言えば、「もう一段良くなる余地がある」走行フォームの改善に取り組む間に、馬体自体にボリュームが出てくることなのですが…。(リヤンイヴェールに30kgほど分けてもらうとか(^^;))
まあ、メリタテスはまだ3歳ですし、成長に関しては時間と神様にお任せするしかありませんので、当面はチャンピオンヒルズスペシャルメニュー=走行フォーム改善プログラムにしっかり取り組んで欲しいと思います。
そうこうしているうちに、見た目も中身も、もっと大人の女になってくれるだろうと期待します!
【チャンピオンヒルズ在厩のメリタテス:公式HP(2023/10/25更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のリヤンイヴェールは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路でハロン13秒台後半、フェルトダート坂路でハロン14秒台を交えて乗り込まれています。10月下旬の馬体重は549kgです。
◇畠山厩舎長のコメント 「大型馬ですが、背丈も含めてさらに大きく育ってきそうな感じがありますね。それでもキビキビとした身のこなしや走りに変わりはありませんので、引き続き感触は良好ですよ。調教師によれば、『来週か再来週あたりにトレセンに戻したい』とのこと。『暮れの中山をめざしていく』ことになりそうです」
-----
気持ちとしては広い東京コースを走らせてあげたかったのですが、本馬のような大型馬が、骨が固まる前のこの時季に『2000mで1分55秒台が出ちゃう馬場』を走って良いものかどうかは分かりませんし、馬自身がまだ成長途上であることを含め、馬の将来を優先して考えた結果の「暮れの中山開催で復帰」なのでしょう。
しかし、畠山厩舎長の「大型馬ですが、背丈も含めてさらに大きく育ってきそうな感じ」とのコメントはちょっと怖いかもですね。。ちなみに前走時の馬体重が514kgで今は549kg。これから輸送とトレセンでの追い切りがあるとは言え、次走はプラス体重での出走になりそうですし、そこからさらに大きくなるとしたら(^^;)
まあ、全てを前向きに考えれば、これだけ大きいのに「キビキビとした身のこなし、引き続き感触は良好…」といったコメントがもらえるのですから、いずれは大きな舞台へ進んでくれるかも?と期待してもバチは当たらなそう。この際そんな夢を追い続けるためにも、とにかくアクシデントがないように、順調に過ごして欲しいと思います。
【チャンピオンヒルズ在厩のリヤンイヴェール:公式HP(2023/10/25更新)より】
マジックブルーは31日にチャンピオンヒルズへ移動しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「見た感じでは、トモを中心として全体的にややお疲れ気味といった印象でしょうか。それでも脚元などは大丈夫そうですね。2日から跨ってみる予定で考えており、そこでさらに状態や感触を掴んでいければと思っています」
-----
マジックブルーにとっては初めてのチャンピオンヒルズ。当然、小泉厩舎長以下、ヒルズの皆さんも初見になりますので、まずはしっかり感触を確かめて頂いて、気になるところがあればビシビシジ鍛えて頂ければと思いますm(_ _)m
デビュー戦から2戦目は連闘。その間に大きな前進があったように、しっかり競馬を覚えていけば、まだまだ良くなる余地がたくさんあるはずです。今回、「トモを中心として全体的にややお疲れ気味」であれば、すぐに帰厩ということはないのでしょうし、ある程度まとまった鍛錬の期間がもらえたと前向きに捉え、しっかり勉強してきて欲しいと思います。
【2023/10/21東京4R 2歳新馬(ダ1600m)でのマジックブルー:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、今週もウォーキングマシン90分による管理となっています。
◇小泉厩舎長のコメント 「逆の脚に比べてまだ若干気持ち悪さが残りますので、『ひとまずもう2週間ほど休ませて経過をうかがっていく』(厩舎陣営)ことになりました。水冷とレーザー照射は欠かさず行っており、騎乗すると煩いところを見せることがある本馬ですが、手入れやケア時は結構おとなしくじっとしてくれています」
-----
患部については「逆の脚に比べてまだ若干気持ち悪さが残る」とのこと。なかなかハッキリしない感じがあって、気持ちの面でもスッキリしないいやらしさが残ります。こういう時は慎重にならざるを得ないですし、『ひとまずもう2週間ほど休ませて経過をうかがって…』といった対応になるのも致し方ないでしょう。
まあ、ここで多少の遅れが出るとしても、安心して進められるようになってから始動してもらう方が全然良いです。場合によっては今月一杯休ませるでもOKなので、とにかく慎重に状態を見極めて頂ければと思いますm(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメス:公式HP(2023/10/25更新)より】