セントアイヴスは、12/3中京12R 栄特別(1勝C/芝2200m)に松山弘平騎手で出走します。
- 23.11.29 助 手 美南W良 5F 69.8-54.2-39.0-11.8(8) 馬ナリ余力
アスプリージャ(二未勝)馬ナリの外0.3秒先行同入
- 23.11.26 助 手 美南坂良 1回 58.2-42.4-26.9-13.3 馬ナリ余力
ミヤビマドンナ(古馬3勝)馬ナリに1.4秒先行同入
- 23.11.22 助 手 美南W良 5F 68.5-53.1-38.5-12.2(7) 馬ナリ余力
アルマジャック(新馬)強めの外0.3秒先行同入
◇中舘調教師のコメント 「29日にウッドで併せ馬。馬なりで同入となりました。今はこれくらいの時計であれば楽に動けますし、いい意味で変わりなく具合は良さそうですよ。レースに行くと最後のもうひと伸びといった点で少々物足りないところもありますが、まずは出走が叶ってひと安心。状態の良さを活かして頑張ってほしいですね」
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セントアイヴスの栄特別出走が確定しました。
先週時点では栄特別の除外はもちろん、もしかしたらダートに出走せざるを得ないかも…と覚悟をしていましたが、フタを開けてみれば第一希望の栄特別、しかも出走馬が11頭に落ち着くのですから分からんものです。
状態面に関しては、もともと11/19磐梯山特別への出走を目論んでいた関係で、ここにピッタリ合わせてきたという感じではないでしょう。ただし中館先生が仰るように、今は追い切りで楽にソコソコの時計が出せるようになっていますし、2週間のスライドが大きく影響してどうこうの話はないと考えています。
中館先生の「まずは出走が叶ってひと安心。状態の良さを活かして頑張ってほしいですね」とのコメントだけを見ると、絶対に勝つぞ!的な気合は伝わってこないものの、もともと中舘先生はそういうタイプじゃないですからね。
それどころか、(G1の週でジョッキーが集まっていたことを差し引いても)水曜時点で未定だった鞍上には松山弘平騎手を確保して頂けましたし、当然勝利をめざして頑張ってくれるハズ。確かに「最後のもうひと伸び」に課題はありますが、前走で上り最速の競馬をしたのも事実ですから、ここらで一発あっても良いんじゃないかと思います!
**2023/12/3中京12R 栄特別(1勝C/芝2200m)出走馬**
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2023/11/24更新)より】
テラステラは、12月3日阪神12R 2勝クラス(芝1400m)に斎藤新騎手で出走します。
- 23.11.29 助 手 栗東坂良 1回 54.2-39.4-25.5-12.3 馬ナリ余力
- 23.11.15 助 手 栗東坂良 1回 52.2-38.0-25.1-12.8 一杯に追う
◇宮内助手のコメント 「29日に坂路で単走で54秒程度。休み明けを二度使って若干引き締まってきた感じもありますし、先週末あたりから馬が良くなってきたように思います。ここ2戦は折り合い面でもうひとつのようなところもありましたからね。あまり溜めても切れるタイプではありませんので、なるべく前々につけて押し切るような競馬ができればと思っています」
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テラステラの出走が確定しました。レースは12/3阪神の芝1400m戦で、もしかしたら…と思っていた、中京日経賞(12/2中京、芝1600m)出走によるマイル路線の継続にはなりませんでした。
まあ、絶対にマイルじゃなきゃダメってことではないですし、あまり距離にとらわれずに(テンから急かすのはホドホドにして)自分のリズムでレースをしてもらえればありがたいかな?などと素人なりに考えています。ただ、テン乗りの斎藤新騎手は基本的に指示通りに乗るでしょうし、想像通りの展開にならない覚悟はしておこうと思います(^^ゞ
状態面に関しては、良くも悪くも前走並み以上はキープしてくれているでしょう…と言いますか、宮内助手は「先週末あたりから馬が良くなってきた」と仰っていますので、能天気系一口馬主の私としては、それを全面的に信じて応援するつもりです。
テラステラは本気を出せばまだまだやれる馬のハズ。ステラ仔は気紛れなところがありますし、この秋3戦目がちょうど覚醒のタイミングだった…ということだって充分にあり得る話だと思います!
**2023/12/3阪神12R 3歳以上2勝クラス(芝1400m)出走馬**
【2023/11/18京都8R 3歳以上2勝C(芝1600m)でのテラステラ:公式HPより】
パンサラッサは、28日にチャンピオンヒルズへ放牧に出ています。
◇小泉厩舎長のコメント 「脚元に問題は見られず、様子もいつもと変わりありません。ひとまず今週いっぱいは跨らずにゆっくりさせてあげる予定ですが、あまり楽をさせ過ぎて元気を余すような格好になっても良くありませんからね。来週からは適度に乗って体調を整えておきたいと思います。本当によく頑張って走り抜いてくれました」
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「脚元に問題は見られず、様子もいつもと変わりありません」とか言われちゃいますと、じゃぁ、あともう一戦いってみようか!などと勘違いをしてしまいそうです。JCでの走りを見る限りでは、何ならチャンピオンズカップに連闘してもやれそうな手応えでしたし、いっそのこと香港に行っても充分勝負になりそうでしたからね(^^ゞ
みたいな与太話はさて置きまして、もしも引退式をやって頂けるのであれば、(小泉厩舎長の仰る通り)心身をきちんと整えておかなければいけません。アロースタッドでの種牡馬入りが決まった今、万が一、引退式の最中にテンションが上がって何かあっては目も当てられませんし、そういうことがないように万全を期して頂ければと思います。いやホント、厩舎や外厩の皆さんは最後まで気が抜けなくて大変だと思いますが、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m
それにしても、JC出走が決まってから今日までの2、3週間、本当にいろいろなことがあっていろいろと考えさせられて…。パンサラッサの走りが見られないのはやっぱり寂しいですが、当面は(もしもあれば)引退式を楽しみに、そして来年は広尾TC北海道ツアーでのアロースタッド訪問を楽しみにして頑張ろうと思います(^^)
ちなみにミスペンバリー’22、残179口だそうです。
兄はパンサラッサ!!ミスペンバリー'22、残179口です!!:広尾サラブレッド倶楽部
バスラットレオンは、現在は、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「特に大きな疲れはないようです。コースに入ると、いつものようにガンガン行くような感じではありますが、スプリント戦を経験したことにより、前走では二の脚が速くなっていましたからね。自分の形に持ち込みやすくなっていたという点では良かったのではないかと思っています」
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前走の疲れがないのは良いとして、まだ次走に関する情報が出なかったということは…。
先週時点のメディア情報では、1351ターフスプリント(2/24サウジ)説に加えて阪神カップ(12/23阪神)説もあったようですし、どちらにもそれなりの根拠があったとすれば、要するに、陣営内でもまだ結論が出ていない…ということかもしれません。
個人的には、この秋はコリアスプリント→JBCスプリント→マイルCSと変則的な使い方をしてきましたので、ここで完全リセットでOKと考えていましたが、そもそも阪神カップから1351ターフスプリントに向かうローテは前回の成功パターン。バスラットレオンがその再現可能な状態ならそうしたい…と陣営が考えていても不思議はありません。
そう言えば、何だかんだで昨年の阪神カップではかなり良いレースをしてくれたんですよね。。バスラットレオンの現状を確認し、再び1351ターフスプリントに行くかどうかを判断する上でも、阪神カップは悪くない選択かもしれません。
【2023/11/3大井 JBCスプリント(Jpn1/ダ1200m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは週2回の速めを順調に消化。今週末の栗東トレセン帰厩が予定されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「速めの本数を重ねており、直近では半マイル57秒程度で登坂。帰厩に向けて問題なく調整できていますよ。去勢をしたことにより、硬さが出にくくなったこと、無駄な肉がなくなって以前よりもシャープな体つきになったこと。この2点は大きな変化と言えるでしょう」
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去勢により「硬さが出にくくなり、無駄な肉がなくなって以前よりもシャープな体つきになった」というのは、目に見える変化としては悪くないはずです。前走ではそれが結果に結びつきませんでしたが、それだけに復帰2戦目となる次走(12/17六甲アイランドS(芝1400m)又は御影S(ダ1400m))のパフォーマンスに注目です。
同期で矢作厩舎に入ったパンサラッサの引退種牡馬入りが決まりましたが、プライムラインは去勢で退路を断っていますので、まだまだ現役で頑張ってもらわないといけません。もちろん次走での目標は勝利=オープン入りなのですが、最低限の条件は7歳シーズンとなる来年もバリバリ頑張れるぞ!というところを見せることだろうと思います。
【2023/10/22京都12R 桂川S(3勝C/ダ1400m)でのプライムライン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のメリタテスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週も半マイル56秒程度を交えて乗り込んでおり、動きも良くなっていますよ。もっと鍛えて筋肉を付けていきたいところではありますが、現状での馬体と動きや息づかいのバランスは整いつつありますからね。いつ帰厩のお声がかかっても対応できるよう、この調子で準備を進めておきたいところです」
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56秒での登坂を継続し、「動きも良くなって」いるようなので、今は完全に厩舎からの帰厩指示待ちという感じですね。今年の競馬もあと僅かになってきましたし、厩舎サイドで馬房の割り振りなどを調整中…といったところでしょうか。
先週指摘があった「まだいくらか全体的に筋肉の盛りが細め」については、さすがに一朝一夕には解消されないながら、「現状での馬体と動きや息づかいのバランスは整いつつ」あるとのこと。状態に関しては小泉厩舎長も自信がおありのようなので、近々の帰厩と年内あと一走、そしてあと一勝を期待したいところです。
ところで、メリタテスも将来パンサラッサのお嫁さん候補になるかもしれず… みたいな話い深く入るのはやめにしておきますが、単純にロードカナロアとエンパイアメーカーを合わせるだけでもさらなるスピード(Nasrullah×Princequillo)強調になるはずですし、ちょっと面白いんじゃないかと思ってしまいました。(しばらくは牝馬を見るとそういうことばかり考えそう(^^ゞ)
【2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)でのメリタテス:公式HPより】